2代目社長はクズがやる!創業社長とは違うリーダーシップ

マネジメント・事業継承

「社長になったのに、部下が言うことを聞入れくれない」

「売上上位の営業マンが立て続けに辞めてた」

「社員から社長なんだから高級外車に乗ってくれと言われる」

「メインバンクが、以前ほどお金を貸してくれない」

「社員の出来が悪くて、自分ばかり頑張っている」

そんなお悩みはありませんか?

この記事では、2代目社長のリーダーシップ・マネジメンについて解説しますので、

上記の悩みを解決することができます。

 

僕は、約20年前に、実質的に父親の創業したIT企業を引き継ぎました。

事情継承のさなか、上記の問いのようなことをすべて経験しました。

一時期は、このまま、会社がつぶれるのかな、とさえ思いましたが、

お陰様で、なんとか持ち堪えることができました。

それどころか、創業者の残した借金8億円を完済して、

新たな事業を複数、立ち上げています。

 

2代目社長はクズがやれ!創業社長とは違うリーダーシップ

最初に結論から言うと、

周囲の人は、僕のことを「クズな2代目社長」と見ていました。

逆に、僕は周囲のことを「ダメ社員」と見下していました。

どちらが正しいかというと、前者の見方が正しかったのです。

 

ですから、あなたが現在、2代目だったり、事業承継する立場だったら、

嘘でもよいので、自分のことを「クズな2代目社長」と仮定することがスタート地点です。

いやいや、俺は高学歴だし、前職は大企業にいて、それなりの実績も残したしと、反論が聞こえてきそうです。

確かに、客観的な立派なキャリアをお持ちかもしれません。

でもね。

冷静に考えてみてください。

仮にあなたが優秀な2代目だとして、周囲はダメ社員なんだ。

だから、業績が悪いので、ポーカーのように5枚のカードを全部捨てて、社員を総とっかえする。

そんなことできますか?そんなことして、取引先はあなたのことを信頼してくれますか?

僕は、中小企業の社長というのは、頑張れベアーズの監督だと思っています。

いまいる現有戦力で、いかに勝利をするか?

その一点に、マネジメント能力が問われているのです。

 

では、さっそく、本題に入ります。

2代目社長のリーダーシップ・マネジメンは、この3点を抑えろ

  1. 創業者と2代目社長は、まったく異なる。例えるなら、スイカと胡瓜、ぐらい違う。
  2. 「去る者は追わず来る者は拒まず」
  3. 2代目社長は、会計・財務で、創業者に勝てる

 

 

1、創業者と2代目社長は、まったく異なる。例えるなら、スイカと胡瓜、ぐらい違う。

二代目っていうのと創業者って大分立場が違います。

よくあるのが、創業者はカリスマ性があるなどと言います。

それは、ある意味、昔のやくざ映画の「濃い親分・子分の関係性」があったりします。

僕の父親の事例で開設します。普段、営業部隊に対しては、朝から、すごい数字に厳しい事をがんがん言って、結果にコミットさせる。かなり暴力的で、荒っぽいマネジメントだから、辞める人は当然たくさんいます。

ただ、それだけではなくて、夜飲みに行ったりとか、一対一で社長と接すると今度はすごく優しい対応をしてくるです。

まさに、「飴と鞭」です。そうした中で、社員と上司という関係を超えて、疑似家族のような一体感を持っていくです。

下手をしたら、本当の家族関係よりも、密度が濃い感じです。今と違って、長時間労働で、休日出勤も当たり前でしたから、家族と過ごす時間よりも圧倒的に長いわけですよ。

それで、このマネジメントを、創業者でない2代目が、そのままやろうとしても上手くいかない訳なんです。

僕が、社長になる前は、社長になれば部下が言うことを聞いてくれる。自分は正しい意思決定ができるので、あと、必要なのは、「社長」という肩書だけだと考えていました。

ところが、

社長になってもいっこうに、誰も言うことを聞いてくれない。

そこで、実験的に、一番年も近くて、身近な社員に、「親分・子分マネジメント」をやってみました。

結果的には、非常に悲しいことに、半年ほどで、その社員は辞めてしましました。

後から聞くと、辞めた社員に理由を聞くと、

みんなの前で厳しく指導を受けて、いざ一対一になると、ガラッと対応変えられ、優しくされると、どっちが一体本当なんだ??

の疑心暗鬼になってしまてって、すごく混乱したという話でした。

今でも、その社員には本当に申し訳ないことをしたと思っています。

 

そこからいろいろマネジメントの勉強をして、とりいれたのが2つの施策「グッド&ニュー」と「クレド」です。

これは、経営コンサルタントの神田昌典氏から学んだ手法です。

・グッドアンドニュー

グッドアンドニューとは、アメリカの教育学者ピーター・クライン氏によって開発された手法で、

リフレーミングという考え方からきています。人は、物事を悲観的に見たり、あるいは楽観的に見たりしますが、それは、その人ごとに、個性や思考のくせがあるわけです。

それを一つの訓練として、ある物事・出来事を楽観的に見る立ち位置に立つ、観点の交換というか、そういう事をやる練習です。

毎朝朝礼で、3~4人で一組になります。

その時に、クッシュボールというゴム毬を、最初の人が手に取ります。

24時間以内に起きたグッド、良い事、ニュー、新しい事をテーマで話すという決まりです。

例えば僕が当番だとしたら、

「じゃあグッドアンドニュー始めます」と宣言します。

「日曜日におもちゃ売り場で、息子がどうしても欲しいって言うのでライダーベルトを買ったんですよ。

ライダーベルトはすごく高かったので、最初買うの嫌だなあと思ってて

で、息子に、本当に欲しいのかって何度も何度も確認して、いやもう絶対に気持ちが変わらないからこれ本当に欲しい。

誕生日プレゼントにするからと、そこまで、言われたので、結局、ライダーベルト買いましたと。

買ったらその晩は、よっぽど嬉しかったみたいで、ライダーベルトをしたまま寝むったと、んでしょうね、後から妻から聞ききました。

なんだか、昭和の小学生じゃないかと、買ってあげてよかった思いました。」

ちょっと、長かったですが、こんな感じでやります。

でも、同じエピソードを、

いやなんか押し切られて買い物しましたけど、高いお金を使って損した、という観点で話す人もいるかもしれませんよね。

これは、とにかくその話し出したエピソードは、最後グッドか、ニューで終わらないといけないという練習なんです。

ですから、継続していくと、社員の方の変化がみれて面白いです。

もう一つが、クレドです。

クレドは、日本語で、我が信条と訳せます。リッツカールトンホテルで採用されている事で有名です。

どんな物かって言うと、社長や創業者がビジネスを始める時にこういう想いで始まりましたと、といったミッション・ビジョンを箇条書きにしたものです。

これを実現するために、本人一人だったら、自分の想いでm行動して日々改善していけばことがたります。

しかし、これが組織になっていくと、このミッション・ビジョンが中々伝わらないとわけです。よく言うのは7回同じ事をある社員に伝えないと、ひとつの事っていうのは理解してもらえないという説があります。

これ社員が10人いたら10人×7になります。そして、伝えたいことが10個あったら述べ700回になるわけですよね。

それで、効率的・自主的にやろうというのが「クレド」です。

僕が作ったものを紹介すると、

「人には感謝の思いを伝えます。感謝の気持ちは言葉にしないと相手には伝わらないからです。」

こういう一節がありました。

そうるすと、朝の登板でこんな風に話します。

「先日、行きつけのお店で、店員さんからマスクが中々手に入らなくてうちの旦那さんが花粉症で困ってるっていう話をききました。それで、たまたまマスクたくさん買う事ができたのを、持っていたので、

一個プレゼンしたんですよね。その時は、お店も込み始めていて、それで終わったんですけど。

その次にそのお店に行ったら、わざわざその方が席まで来て、すごく主人が喜んで、本当にありがとうございましたって、言ってくれたんです。

僕は、すごくうれしい気持ちになったので、こういう風に、やっぱり感謝の思いを人に伝える事は大事だって事を、体感できてよかったです」

こんな感じに、クレドと自分の考えや、体験、失敗談などを、みんなに朝礼で当番の人が発表します。

以上、2代目の緩いマネジメントとして、「グッド&ニュー」と「クレド」を紹介します。

 

まとめ

ちょっと、今回は長くなったので、

「去る者は追わず来る者は拒まず」と「2代目社長は、会計・財務で、創業者に勝てる」については、また、改めて記事にしたいと思います。

今回は、

2代目や、事業承継する立場の人に、ます自分のことを「クズな2代目社長」と仮定することがスタートというお話。

そして、そのうえで、

後継者は、カリスマ創業者のマネジメントを真似するな。

2代目社長は緩いリーダーシップを目指す。

具体的なノウハウとして、「グッド&ニュー」と「クレド」を紹介しました。

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