僕が15年前に、事業継承する前の最大の失敗は、
当時、まだ企業規模が大きかった頃に、
M&Aの具体的に検討しなかったことです。
正直なところ、
何人か、税理士経由であったり、父の人脈からであったり、M&Aの引き合いはありました。
しかし、
騙されたくない、絶対失敗したくないという若かりし頃の自分は、まともにとりあうことはありませんでした。
でも、
もしあの時、M&Aを実行していたら、
従業員の雇用を確保できたのでは、
もっと他にもいろいろな投資ができたかもしれないと、
ときには、後悔する夜もあります・・・
この記事を書いているのは、
経営者経験15年以上で、4社の会社を経営しているニタこと、中山博之です。
2代目として、IT会社を再建したのちに、
(無事に再建こそできましたが、冒頭のように若干の後悔が入り混じっています、苦笑)
新規事業を4社立ち上げました。
こうした経験と失敗から、主に、会社経営とりわけ、財務戦略について紹介しています。
そこで今回は、企業戦略の一手として検討すべきM&Aを紹介します。
本業以外の子会社の売却で、手持ち現金を増やす。
あるいは、
企業価値があり、従業員の雇用が守り、さらなる成長のために、自社の売却を検討すべきです。
というのも、最近は、中小企業の事業継承のために、少額でも可能なインターネットのM&Aがでています。
中小企業の事業継承、少額でも可能なM&Aとは
かつての僕の父がそうだったかもしれませんが、子供に、事業を承継させるべきか、どうなのか?
事業継承予定の子供にとっても、本当に継承すべき、なのか?
そんな悩みは尽きないと思います。
そこで、M&Aによる事業継承が注目を集めています。
メリットは、経営者の個人保証がなくなること。
デメリットは、希望した価格で売れないこともあること。
M&Aを、検討はしたいけど、流れや・仕組みがいまひとつ分からない。
超初心者なので、何を基準に選べばいいのかまったく分からない…
という方向けの記事です。
この記事を読むと、M&Aの基本的な仕組みと、
おすすめのM&A仲介会社がわかります。
M&A(エムアンドエー)とは
M&A(エムアンドエー)とは、「M&M’s(エムアンドエムズ)」に似ていますが、チョコレートではありません。
英語の『Mergers(合併)and Acquisitions(買収)』の略です。
つまり、M&Aとは、会社を、津藤さんのように売ったり・買ったりすることで、
2つ以上の会社が一つの会社に統合したり(合併)、ある会社が他の会社を買うこと(買収)です。
M&A成功のために重要なこと
M&Aは、大企業だけのものではありません。
うちなんか規模が小さいし、後継者がいないから、廃業するしかないな?
そんな自営業の方向けにも、後から紹介する、インターネットのM&Aという方法もあります。
ただし、売上が1億円以上の会社の場合、M&Aにおける成功のキーポイントは、M&A仲介会社の選択にあります。
これは、先日、僕自身がM&Aコンサルタントにインタビューして聞いてきた話です。
ぶっちゃけ、ポジショントークの可能性もありますが(その人自身は業界最大手のM&A会社)、
僕自身は、うなずけました。
というのも、会社を売る売り手は、人生初めての経験で、だいたい1回です(家づくりと似ています)。
買う方は、プロだと、何度も経験があります。
そのために、売り手側が、知識・情報不足のために、不利な状況になるのです。
あとは、情報をクローズにしないと、「あの会社売りに出ている」という風評被害にあうかもしれないですし、
買い手側から、どこにでも出回っている案件で、なかなか買い手がつかないらしい、となると値が下がります。
さらに、M&A仲介会社に問題があるケースもあります。
例えば、
「高額な着手金を支払ったのに、なかなかマッチングされないい」
「強引に希望価格より低いM&Aを進められた」というトラブルも聞きます。
品質基準を満たすM&A仲介会社を選ぶことが、一番重要言っても言い過ぎでないくらいです。
一般的なM&Aの重要事項
- 組合せ(マッチング)
- 条件交渉等のあり方
- アフターM&Aマネジメント
一般的なM&Aの流れ
事前コンサルティング
株価算定
提携仲介契約
契約の際に仲介業務内容、着手金・成功報酬、契約期間などについても明確
企業評価
資料収集
企業概要書の作成
M&Aサービス~マッチング~
ノンネームでの提案※1
リストアップされた企業に提案していきます。情報漏洩を防ぐため、秘密保持契約・提携仲介契約を経て詳細な情報を開示し、検討を進めます。
秘密保持契約※2
トップ面談
現地視察
条件交渉
基本合意契約
買収監査
最終条件交渉
最終契約
※1
ノンネームというのは、M&Aの初期提案で利用される匿名の資料です。
広く買い手候補企業に開示するために用いられます。この段階では秘密保持契約を行うことなく
譲渡企業が特定できないような形で買い手候補企業にM&Aを提案します。
※2
秘密保持契約(MDA)
買い手候補企業が譲渡案件に興味を持った場合、
社名を含めた具体的な情報が記載された情報を提供するための契約。
以上のように、かなり、複雑で、ステップが多いことがわかります。
インターネットのМ&Aでは、こうしたステップが大幅に省略されます。
まずは、小さな会社でもチャレンジしやすい、インターネットのМ&Aマッチングを紹介します。
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「小さな会社」「家業」「個人事業」向けです。
M&Aの仲介会社を入れることも入れないこともできます。
廃業以外の選択肢があります。
経営のバトン、それは想いのバトン。
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<買主との交渉や、契約のサポートを承継アドバイザーに委託(アドバイザリー契約を締結)>
:承継アドバイザーにより料金が異なるため、紹介を受けたまたは相談したアドバイザーの説明を受けてください
【買主】(2019年1月17日記載変更、2019年2月1日0:00より適用)
:事業または法人の承継対価総額の5% または 25万円 のいずれか高い方(いずれも税別)
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売却のご相談/企業価値算定:無料
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着手金や月額報酬や中間報酬は一切かかりません。
成約時の手数料:無料
M&A成約時にかかる費用なし。
【買主】成約時の手数料
基本サービス:無料
会員登録やメッセージ交換、マッチングなどの基本サービスはすべて無料。
着手金/月額報酬/中間報酬:無料
着手金や月額報酬や中間報酬は一切かかりません。
買収のご相談:無料
成約時の手数料:下記の表をご参照ください
売買金額 % 最低成功報酬 20万円 3000万円以下の部分 5% 3000万円超~1億円以下の部分 3% 1億円超の部分 1.5%
※合併・会社分割等の手続き、また資本提携・業務提携などの場合は、基本報酬を20万円(消費税別)とさせていただきます。 形態・規模・作業量に応じて報酬は変動することがございます。
※なお、売買金額には【本件取引を契機として発生する役員報酬/本件取引を契機として返済される貸付金/本件 取引に際して実行される配当金または自己株式の取得対価】を含むものとします。
以上、スピードM&Aより引用
最後に、
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※本サービスは新規事業提案制度から生まれたサービスで、
継続は一定の期間をもって判断されます。
まとめ
事業継承の一つとして、僕は、父から会社の経営と資本を引き継ぎました。
この記事のはじめに、「失敗」と表現しました。
いま、現在、僕が失敗しているわけではないのですが、
じつは、会社再建の途中では、倒産の危機にも直面しました。
ですから、事業継承の選択肢の一つとして、
M&Aを候補にいれておくことは、とても、大切だと心の底からいえます。
また、
当時と違い、M&Aの市場も大きくなり、その結果、適正な値段がつくようになっています。
あなたには、
僕のような間違いを犯してほしくないので、
自社の経営戦略のひとつにM&Aをいれてください。
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