瀬戸口有雄著「消費税仕入税額控除の実務のポイント」¥2000-、税務研究会出版局です。4793108091

目次
1、仕入税額控除
2、帳簿及び請求書等の記載要件の相互関係
3、記載要件の確保─事業者の事務の正確性、安定性、簡便性及び税理士の巡回監査の正確性、安定性、利便性
4、あったら便利なフォーマットの事例

第二編 質疑応答
1、Q&A帳簿および請求書等に共通するもの
2、Q&A帳簿に関するもの
3、Q&A請求書等に関するもの

資料〈参考法令通達〉

★平成9年12月25日第二刷となっていますので、法令改正にご注意ください。

◆帳簿及び請求書等とは
1、主要簿とは
元帳は各勘定科目ごとに増減を示す。このことは資産、負債、資本の増減高を示し、また、費用、収益
の発生高を示す。仕訳記入ともって、取引発生順の縦の記録であるとみるならば、勘定記入は計算単位別の
横の記録である。かくして、仕訳帳、元帳の両帳簿によって始めて取引の経緯の完全な記録が完成する。
このように、仕訳帳と元帳とは、簿記上、欠くことのできない帳簿であり、これを主要簿という。
換言すると主要簿とは、これを取り去ると、複式簿記の構造が成立しない帳簿をいう。

2、補助簿
ある特定の種類の取引について、まとまった記入を得ようとする場合、仕訳帳や元帳のみではその目的を
達成しえない。このため特定の取引については、仕訳帳や元帳以外に補助簿を使用することがある。
すなわち、補助簿とは、複式簿記の構造には関係なく、必要に応じて設けられる帳簿をいう。企業で
最も広く使用される補助簿は、現金および当座預金の出納に関する帳簿であるが、この他、
商品売買業で使用される補助簿は、仕入帳と売上帳である。
補助簿は主要簿に対比される帳簿の分類である。

3、補助元帳
元帳の買掛金勘定に、仕入先の人名勘定を設けて買掛金を処理することもできるが、仕入先は普通その数が
かなり多いから、その人名勘定を元帳に設けることは不便である。
このため、仕入先についての人名勘定を一般の元帳から分離し、別の元帳を設定して記入する。これを
仕入先元帳または買掛金元帳という。
仕入先元帳のごとく、ある特定の同種勘定のみを設定した元帳を補助元帳また特殊元帳という
(理論上は特殊元帳が正しい)。補助元帳を使用するとき、一般の元帳を総勘定元帳という。
仕入先元帳を設定した場合にも、総勘定元帳には買掛金勘定を設け、仕入先元帳の金額の合計額で記帳を
行うことになる。この種の勘定を統制勘定という。

◆巡回監査のための事前調査及び監査の正確性、安定性、利便性の確保
◎【表4】のような「帳簿等調査票」を検討してみる。(P45)

◆あったら便利なフォーマットの事例
◎駐車場や高速道路を一日に何度も利用した場合

◎出生旅費領収書綴り

◎仕入明細書、出来高検収書利用取引先名及び確認方法一覧表(P62)

◎出来高検収書利用取引先名、工事名及び積算検収高の証明(P64)

◎接待報告書(申請書)(P69)

◎複利厚生費報告書(申請書)(P71)

ちょっと古いのでこれ以上は、難しいです。
申請書のフォームや管理帳票の参考には、ちょっと役立つかもしれません。

本日は、この辺で。

 

編集後記

 

日本代表残念ながら、惜敗みたいですね。
ビデオには取りましたが、試合は全然見てません。

久々の先取点で楽しい展開だったのに、逆転されたら見てる方は、ツライですね。
寝不足で大変かもしれませんが、今日一日乗り切れば、週末です。

頑張ってください!

 

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投稿者 himico-blog