『小規模介護事業者のための会計実務』八木橋 泰仁(著)

出版社: 厚有出版 (2007/10) ISBN-10: 4906618545

目次

序章 ー経理を始める前にー

CHAPTER 1 ー収入ー

CHAPTER 2 ー費用ー

CHAPTER 3 ー資産ー

CHAPTER 4 ー負債・資本ー

CHAPTER 5 ー税金ー

◆(序章 [経理を始める前に] 1)
『…ところが……実際に理想の介護を行うにはお金が要ります(よい人材・
よい教育・よい労働環境・より多くのお客様……)。でも、お金には限度が
ありますよね。夢の実現のためには、実際には手持ちのお金を用意するか、
あるいは稼ぎ出して、さらに再投資していく必要があるのです。
経理事務は、現在の経営成績を把握し、これから先の経営のためにいくら
使えるのか(利益があるのか)を計算することが第一の目的です。
……
中には年に一回、税務申告書を作るために決算さえできればよい、という
お客様もいらっしゃいます。義務にかられて経理を行っているケースです。
確かに、経理をしっかり行って、会計のデータを作成することは、税金の
申告書を作成する上で必要であることに間違いはないのですが、それ以上に、
さまざまな場面で必要であること、自社の未来を描く上で不可欠ということを
ご理解頂ければ、日々の経理の作業が楽しく、有意義なものになると
思います。
…』

◆(CHAPPTER 5 [税金] 2 消費税のキホン ~消費税は日々の判断が大切~)
『…法人税などは、日々の取引を集計し、調整した結果に対して課税される
のですが、消費税は日々の取引が申告金額に全て跳ね返っていきます。
つまり、日々の取引から注意深く処理し、消費税がかかっているか否かの
判断をきっちり行う必要があるのです。
しかも、介護事業においては、保険給付の対象である場合には消費税は
非課税ですし、上乗せ給付(介護保険の対象外)の場合は消費税が
かかります。たとえば、訪問介護で身体介護を行うという事実には
変わりなくても、自費なら消費税がかかり、介護保険を利用する場合は、
消費税は非課税なのです。…』

★1項目あたり2~4ページでまとめられていて、ほぼ全ての項目で事例や表、仕訳例が
掲載されています。何か経理の仕方に迷ったら、目次で該当しそうな項目を探し、
項目毎に掲載されている「こんなときに読む!」で確認。読んだ後には「CHECK!」
の項目で確認する、といった使い方が出来るでしょう。
内容も、売上・費用の形状規準に始まり税の申告に至るまでカバーされています。
また、特に費用については39項目78ページが割かれており、大抵の費用については
そのまま適切な項目を探し当てることが出来るのではないでしょうか。

 

編集後記

 

昨晩は、ちょっと、掃除をしてみました。

引越し屋さんの見積もりなんですが、

まぁ、汚いのと、

ぞうせ捨てるなら、見積もってもらう前に捨てたほうがという、

セコイ根性で始めましたが、

ちょっと、すっきりしました。やっぱり。

 

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投稿者 himico-blog