「[新版]戦略経理マネジメント」
生産性出版です。

べリングポイントは、世界最大手のビジネスコンサルティング会社のひとつとのことなので、ちょっと私どもとは縁がない世界なのですが、
経理業務の効率化とシェアードサービスについては、
興味がありましたので、取り上げることにしました。

まずは、経理業務改善についてです。
○業務プロセスの見直しによる効率化
○規定の見直しによる効率化
○システム導入による効率化
「経費清算システム」及び法人カードの導入
電子帳簿システムの導入
銀行による自動消し込みサービスの採用
支払手形の廃止とファクタリングサービスへの移行
○予算編成業務の効率化

特に会計伝票のチェックについて、

「取引の処理に関する業務は、複数の担当者、責任者の間を、川のように流れていくものが多い。この流れをワークフローと呼び、」
結論として、チェックの為のチェックは止める。
経理の役割は、会計処理、税務処理の妥当性の確認のみにあるの
で取引の発生部門が責任部門であるとしています。
そこで承認基準の見直しを行なえば、簡素化が図れるとしています。
確かに、会計伝票に押印欄が8個も10個も並んでいるケースがあります。
その一個一個の押印欄が、何を承認しているか明確にしていくことで、
機能上の見直しが図れそうです。
とりわけ、WeB会計システムを導入した場合の、
画面による承認階層について、ある程度見直しを図ったケースでは、
月次決算の早期化がさらに早まると言えます。

法人カードの導入や銀行の消込みサービス、ファクタリング等を
検討される会社さんについては、
フローの流れを図示してあり大変参考になると思われます。

編集後記

ここ数日、愛娘がおたふく風邪を引いています。
見た目がちょっと痛々しいので、可哀想です。

妻  「あなたはおたふく風邪やってるの。男性は大人になってかかると
ヤバイらしいよ。」

私  「まったく覚えてないな」

妻  「つまり、おたふくにかかってない、ということ?」

私  「そうじゃなくて、かかった憶えも、罹ってない覚えもどちらも
ない。」

↓一応、母親に電話することになりました。

私  「おたふく風邪って、やったんだっけ」

母  「う~ん、どうやろな? 記憶にないな。頼りない親で悪いな。」

私  「じゃ、姉に聞いておいて」

翌日、妻に母より電話があり、姉2人の意見を総合したところ、
どうやら、やっていないらしいことが分かりました。
一応気をつけることにします。

 

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投稿者 himico-blog