本日の1冊です。
小栗悟著「節税の鬼になる本」、中経出版。
本書の構成
1、税金の概要とその手続きを知る
2、資産をチェックして節税する
3、売上・経費を工夫して節税する
4、人件費・退職金で節税する
5、福利厚生費と交際費を見直して節税する
6、減価償却を効果的に活用する
7、税制改正をしっかりととらえてぬかりなく節税する
8、子会社・関連会社を利用して節税する
これは、2003年8月31日の刷なので、最新の刷があるかもしれません。
◆脱税には厳しいペナルティが待っている
○無申告加算税 15% (5%)
○過小申告加算税 原則10% (ナシ)
○不納付加算税 10% (5%)
○重加算税 40%
*( )内は、自主的に修正申告を行なった場合
◆すでにない固定資産は除却損に
○毎期、固定資産の棚卸を実施する(除却損経常)
○使用していない固定資産は「有姿除去」に
○ソフトは客観的に分かる証明が必要
◆有価証券の評価損を計上する
◆デッドストックは積極的に評価減や処分を
ー廃棄する場合は証拠写真を残す
陳腐化など商品価値なしの条件が必要
◆棚卸資産の期末評価には低下法を利用しよう
○売れ残っている商品の評価を下げるためには、
ある一定の条件を満たしていれば可能になります
○仕入額よりも期末時価が低ければ損金に
○採用する場合は税務署に届け出る
◆租税公課の取り扱いと損金算入時期に注意
○不動産取得税や自動車取得税など
○損金にできるのは申告書の提出年度
◆社長に借入れの保障料を支払おう
ー判例上、年利1%程度までならば、社長への保障料として
支払うことが可能になり、会社も経費として計上することができます。
◆海外社員旅行は4泊5日を原則に
とまあ、いろいろありまして、
これを読んでいる方は、ほとんどご存知だと思いますが、
私には、海外社員旅行で節税というのが、夢です。
現実にあるお客さんで聞いた話では、
2回に分け、社員全員がイタリア旅行という会社さんもありました。
まずは、利益を出すのが前提なので、きょうも頑張ります!
本日はこの辺で。
編集後記
多くの方にコメントいただいた携帯電話なんですが、
AUのW31SAという機種にしました。
最大の特徴は、中折れ式ではなく。
数字の入力欄(?)がスライド式になっている点です。
ですから、いちいち携帯を開かなくても、
通話できる点がメリットです。
昨日は、バーコード入力を初体験しました。
今まで新聞で、あのごちゃごちゃした、幾何学模様を
見ても、自分には関係ないと思っていたのですが、
やってみると便利です。
バーコード入力を携帯で立上げ、
模様にかざすと、紙やPCの画面でも、
2~3秒で認識し、
簡単にURLに移動することができます。
携帯でURLを打ち込むのは、非常に面倒なので、
通信料金は気になりますが、
今後も利用したい機能です。