小山政彦(著)「こうすればあなたの会社は「100年存続」できる!―利益をつくり出す仕組み、教えます」実業之日本社です。4408106542
目次
第1章 企業は存続しなければ意味がない
第2章 私が社長になってやったこと
第3章 時流をどのように読み解くか
第4章 近未来を予測する五つのポイント
第5章 企業存続のキーワードは品質の安定性
第6章 リーダーシップの条件
◆改革の第一歩はギアチェンジ
◎改革するにも手順がある
①従業員全員に進むべき方向(ビジョン)を明確に示し全員が理解するまで
徹底的に浸透させる
↓
以下②~⑤
◆相手の立場がわかれば改善もしやすくなる
「私が社長に就任して最初に行なった仕事は、『評価制度の見直し』でした。」
◆優秀な社員の帰属性が会社の存続に直結する
◆ローコストの徹底も必要不可欠
◎社長になる前に、七年間で五億円のコストを削減
◎日頃からローコストを徹底させるのも経営者の務め
「万一そうした非常事態に直面しても、社員にせめて平常時の80%の給料を
一年間払い続けられるだけの準備金が手元にあったなら、なんとか会社を
存続させて、その間に持ち直すことも可能です。」
「一口にローコストといっても、ローコスト・オペレーションとローコスト意識の
二種類があります。会社がシステムをつくって、ローコストを推進することを
ローコスト・オペレーション、社員一人ひとりの意識を通じて会社全体の
ローコストを実現することをローコスト意識といいます。これはローコスト
属性分析といって、私の考え方で区分しました。」
◆ローコストのアイデアを出せば報酬を払う(p-57図)
◆交通費先払いというローコスト・オペレーション
◆事務所移転もローコスト・オペレーションの一環
◆経費の五%ルール導入でローコスト意識を高める
◆グレートカンパニーを目指す
「私はグレート・カンパニーについて、
売上げ100億~150億円、従業員700~1000人、優秀な社員の帰属性が高い、
社員が船井総研愛に満ちていて、会社または社長が好きといえる。仕事の効率性が高い、
しつけ・マナーがいい、といったイメージを思い描いています。」
◆だれとも目線は平行にして話すこと
「仕事であれ、プライベートであれ、相手がだれでもすべて目線は平行で話さなければ、
時流を把握することはできません」
「『目線は平行が大切』ということは、実は家内に教えてもらいました。ある時、家内に
『あなたはすごい。私がわからないことを、なんでも私にわかるように説明してくれる。
絶対私をばかにしない』と言われ、ひととどんな話をする時でも同じ目線にしなければ
ならないと気づいたのです。」
◆「行脚1000軒」を実践すれば、だれでも共通のテーマがわかる
◆しつけ・マナーが会社の未来を決める
◎相手を思いやる心を持て
◎育ちのいいひとイコールしつけを受けたひと
★船井総合研究所社長です。
急成長を遂げた、そのノウハウを紹介しています。
ローコスト・オペレーションと時流の見方、
そして、これからの日本の予測、
そして、欧米老舗企業に学ぶ、持続可能な成長と企業存続の術についてです。
個人的には、企業改革の手法についてのチャートが参考になりました。
何事にも順番があり、適切なステップがあるということです。
本日は、この辺で。