杉本 宏之 (著)『1R(ワンルーム)男~28歳の社長、上場物語』
出版社: アメーバブックス (2006/4/25)ASIN: 4344990307

目次
 1章 私の原風景
 2章 社会人デビュー、トップ営業マンへ
 3章 倒産の危機、燃える火の玉のように
 4章 上場宣言、5つの約束
 5章 10日間戦争

 『豪邸に住み、外車を乗り回し・・・・と、裕福な生活を送っていたようでした。
  しかし、そんな幸せは束の間のことでした。わたしが生まれた直後に父の会社は
  倒産してしまったのです。』

 『そんな悲惨な毎日に、さらに追い打ちをかけるような事件が起きました。
  私が交通事故に遭ったのです。小学校2年生の時のことでした。』

 『・・末期のがんが発覚するまで母が病院に行かなかったことは、信じられないような
  話かもしれません。しかし、ギリギリまで母を病院に連れて行けないほど、
  私たちの生活は困窮していました。』

 『母の生きがいは私でした。
  「お母さんは、人生のすべてがヒロ君だったよね」
  親戚中の誰もがそう言います。超がつくほどの親バカで、いつも私の心配ばかりしていた
  そうです。13歳までの私の記憶の中で、母に叱られた思い出はひとつもありません・・』

 『私たちは、とうとう生活保護をうけることになったのです。』

★この本は、想い、以上に想いがつまっています。
 逆に、マネジメントや、具体的な仕事の手法については、
 ほとんど役に立ちません。

 成毛さんが、パーティーの席上、杉本社長から無理やり押し付けられて、
 読んだら、涙した、といった内容の感想を日経新聞に書かれていて、
 面白そうなと思って、読みました。

 アメーバブックスの一連のシリーズは、
 ドラマ化、映画化されそうなほど、
 ストーリーがよく練られています。

 こちらの構成もまた勉強になります。

本日は、この辺で。

投稿者 himico-blog