木子吉永(著)『つまらないことのようだけどとても大切な経営のこと』
出版社: あさ出版 (2006/8/18) ASIN: 4860631501
目次
第1章 つまらないことのようだけどとても大切な「社員」のこと
(「デキる人がいてくれれば」と期待をしない 仕事をしない人には仕事をさせる ほか)
第2章 つまらないことのようだけどとても大切な「経営」のこと
(社員が減ったときに業務改善を行う 正社員には「仕事」をさせ、それ以外の人には「作業」をさせる )
第3章 つまらないことのようだけどとても大切な「売り方」のこと
(いいお客とは「安くすると買ってくれるお客」である 社員教育より「売ること」が先決である )
第4章 つまらないことのようだけどとても大切な「社長自身」のこと
(ゴミ拾い・掃除は社長が率先してやる自分からは挨拶はしない、社員に挨拶をさせる ほか)
◆営業マンに「居心地がいいだけの客先」をつくらせない
◎「仲がいいこと」と「売ること」が結びつかなければ意味がない
◎とかく社員はラクをしたがる
『ただ漫然と取引先に通い続け、暇つぶしをされるのも大問題である。
営業時間と営業コストの浪費だからだ。社長は、そのロスを無視してはいけない。』
◆社長は社員に言いたいことを言わなければならない
◎仕事上のことと人格を区別することが大切
◆会社は社長に対する不満や愚痴を放置してはいけない
◎気づいたらすぐに話し合いの機会をもつ
◆「知っていること」を「やっていること」「できること」に変える
◎アイデアを出させて自分から動く社員をつくる
◆営業時間中に業務報告書を書かせる
◎メールによるリアルタイムの報告でもいい
◆アウトソーシングをすれば本業に専念できる
◎「アウトソーシングは割高」の誤解
『・・外注費は、社長が必要な仕事に集中し、社員が雑務に振り回されないようにする
ための必要経費と考えて、できるだけアウトソーシングしてきたのである。』
◆経費の効率は金額の大きさで見てはいけない
◎顧客別の費用対効果を出してみよう
◆銀行印は社長がもち、社長が押す
◎インターネットバンキングのパスワード管理、決済も社長が行う
◆ゴミ拾い・掃除は社長が率先してやる
◎ゴミの散乱した会社は危ない会社
◎ディズニーランドではトップもゴミを片付ける
★木子社長の本は年に数冊、コンスタントに出ます。
基本的には、同じ話も多いのですが、
エピソードが変わっていたり、手を変え、品を変え来るので、
今のところ、楽しんでいます。
まぁ、分かっていても、なかなか実行できないことはあるので、
ちょっと辛口の耳に痛い話というのは、
タメになると思います。
銀行印を社長が持つという点は、京セラの稲盛さんは別の意見をお持ちです。
曰く、「自分は忙しすぎて、経理は完全にまかせていた。その代わり、
ダブルチャックを徹底させることで、
社員が不正を働けない仕組みを構築し、運用をさせた。」
本日は、この辺で。
編集後記
夏といえば、「夏バテ」ではないでしょうか。
私自身、お盆休みにかけて、夏バテ気味で、
なんとなく身体がだるく、食欲もないのが続きました。
ネットで調べたところ、夏バテ解消には、
なんと、
『甘酒が効く』と、ありました。
興味津々で、あっちこっちのスーパー、コンビニ、酒屋を探しましたところ、
季節外れで何処にもありません。
もう諦めかけたところ、偶然、某老舗デパートで発見しました。
効いたかどうかは、定かではありませんが(笑)。