『整体業界で年収2000万!の成功法則―経験者が語る療術業界ウラ事情 』小森 秀信(著)
出版社: 現代書林 (2007/02) ISBN-10: 4774510203

目次

 ステップ1 私はこうしてジミチな公務員から
       年収2000万の勝ち組になった!

 ステップ2 緊急座談会
       元整体師が語る業界ウラ事情

 ステップ3 開業1か月で来院者400人!
       稼げる治療院経営の心構えとは何か?

 ステップ4 誰も教えてくれなかった
       「整体で2000万稼ぐ」秘伝の法則

 ステップ5 たった10分で結果を出せる
       「からだのリセット療法」とは!?

 ステップ6 続々と誕生する成功者たちの
       超カンドー!の証言集

◆それはブログから始まった!
 業界で前代未聞の40万アクセス。
 「からだの学校」で何が起こったのか!?

◆健康は一番の財産であり、宝物!
 心に刻んだ僕の子ども時代

  『 いま思うと、私が健康に関わる仕事を選んだのは子ども時代に遠因があるように思います。
    良心が離婚して僕は母子家庭で育ったことはすでに述べました。実はギャンブル好きの
   父親が当時の金額で数千万単位の借金をし、それが原因で離婚したのです。

    離婚して母の実家がある静岡に引っ越しました。当然、家はずいぶんと貧乏でした。
    母は私たちを保育園に預けて働きに出ました。かなり無理をしていたのだと思います。

    幼いながらに、当時の母親の背中を見て「健康って大事だなぁ」って思いました。』

◆治療家として、真のプロ意識を持つためには

 『 でも、来院した人は、心身の不調を治したいと思って来ているんです。それが技術を発揮する
  本当の対象者です。結局はそういう大切な方を失望させてしまう。その方は文句は言わない
  でしょうが、二度と来ないでしょう。気持ちよいだけの方法では、それだけなんです。
   何度も言いますけど、われわれの職業は、その技術は、癒しやリラクゼーションのために
  あるわけじゃないんです。
   はっきり言えば、治療は不調を持って訪れる方との共同作業です。その方を指導してあげ
  なければならない面も大きい。「お客さん」にしてしまっては、そんなことできません。
  サービス業ではなく「職人」としての気概が、不可欠なんですね、実は。そこがわかってない
  人が多すぎる。』

◆問い合わせの電話に対して、
 着てもらうことしか考えていませんか?

 『 でも、みなさんと決定的に違うところがあります。それは、

  私たちは「お客さん」とは思っていない

   という点です。
   みなさんは「お客さんが大事」と思っているでしょう。
  「ウチの治療院に来ていただくために」と、そのことばかり考えているでしょう。
   でも治療院に来る「患者さん」というのは、ただお金を払って物を買う「お客さん」ではないん
  です。それはみなさんが言うところの「お客さん自身」が、いちばんよくわかっているはずです。
   私たちも、それはわかっています。

   治療院にやってくる人たちというのは、
   治らない痛みや病気に「困っている」人たちなのだ

  ということを・・・・。わかっていないのは、みなさんだけ。』

◆電話に出る前の三つの心がまえ

 『①電話をしてきた人の精神状態は「普通ではない」のが当たり前

  ②相手の話を聞き出し、共感を得る

  ③指導的立場にあることを忘れるな』

★帯の推薦文は、平秀信氏です。
 作りとしては、小冊子の流れに良く似ています。

 けっこう鋭い表現や、
 本来やるべき、当たり前の経営アドバイスもあります。

 整体業界について、私は、全くの素人ですので、
 技術の良し悪しについては、まったく評価できません。

小冊子を書こうという方には、
参考になると思います。

本日は、この辺で。

投稿者 himico-blog