セス・ゴーディン著「オマケつき!!マーケティング」ダイヤモンド社

目次
プロローグ 「注目」はおカネでは買えない
第1部   なぜ「おまけ」は必要か
第2部   「オマケ」を売り込む
第3部   どうやって「オマケ」を生み出すか

◆5分でわかる『オマケつき!マーケティング』
◎企業が成長を達成するための方法として、「大規模な宣伝」と、「大きな技術革新」の他の方法が、
ソフト・イノベーション。
社内での誰でもが思いつく可能性がある、ささやかだが、気の利いた、洞察に満ちた、便利なアイデア。

◎ソフト・イノベーションが、製品が常識破りにする。
その秘訣は、製品本来の目的からすれば周縁的な問題を解決することにある。
購入する理由としては二次的なのだが、それを話題にするという点では、一番大事な理由となる何かである。

◎私はこの種のイノベーションを(それが成功した場合には)、オマケ(free prize)と呼んでいる。
というのも、それによって生み出される売上高は、それを実行するためのコストを大幅に上回るからだ。

◎誰から、アイデアの推進者になること、そうすれば、オマケを発見することは難しくない。

◎オマケにの発見には、ブレーンストーミングは必要ない。むしろ、エッジクラフトを活用しよう。

◎利用可能な先端(エッジ)は数百もある。

◎今やらねばならないのは、話題にする何かを作りだすこと─それを理解している組織こそが、
成功するのである。

◆今日の世界では、優れたアイデアが消費者に到達するまでの過程が、これまでにないほど短縮されている。
◎競争のポイントは、「今すぐ」何かをつくることなのである。

「ヒット商品の半減期が以前よりも短くなっているため、アイデアを生み出すコストを引き下げ、
これまで以上に素早く商品化する必要がある。」

◆5つの質問
1)できる限り「よりよいマーケティング」をやっていれば、それで十分か。
2)自分が直接コントロールできるイノベーションにはどんなものがあるか。
3)私たちはすでに顧客「オマケ」を提供しているか。
4)この製品を放棄して別の製品をつくるとすれば、それはどんな製品になるか。
5)私たちが恐れているのは何か。

◆成長をもたらしてくれるのは、「不満足顧客」と「未経験顧客」である。

「今の自社の製品を嫌っていて、競合他社の製品も嫌っていて、しかもなお解決したい問題を抱えている」

◆アイデアの推進者になる
◎「それが私の責任だから」

「私たちの仕事は、同じことを繰り返しやることではない。私たちの仕事は、新しい方式を発明することで
生産性を生み出すことなのだ。
時間はある。スキルもある。
それが自分の責任なのだということを認めれば、あなたのキャリアは活性化し、
会社も強力なパワーを得るだろう。責任を引き受ける─これが第1のステップである。」

◆自分1人でできるだろうか?

◆戦術
1:質問する
2:異論には質問で切り返す
3:他人の口出しは歓迎する

14:責任を引き受ける
◎自分が推進者のときは、責任は強力なツールとして使える。声を低め、一呼吸置いて、皆の目をまっすぐに見て、
こう言えばいいのだ。「私が、責任を持ってこれを実現します」

「自分が責任を取る」と言わなければプロジェクトは失敗し、いずれにせよ、懐疑的な批判に追われることになる
自分から責任を引き受けなければ、周囲は責任を与えようと一生懸命になるだろう。
逆に、最初から責任を引き受けていれば、周囲の人も応援してくれ、すべてが水泡に帰しても許してくれる
可能性が高い。

◆エッジクラフトは難しくない
1、まず先端(エッジ)、つまり製品・サービスを際立たせるための「オマケ」を見つける。

2、何が何でもその先端(エッジ)をめざす─ターゲットとする消費者が、あえてそこまで
やってほしいと思うくらいに主流を外れる。

◆エッジクラフトは9歳児にもできる
1、自分の業界にまったく関係ない製品・サービスを見つける。
2、「常識破り」によって成功している企業を探す。
3、そうした企業がどんな先端(エッジ)に向かったのかを見出す。
4、同じことを自分の業界でやってみる。

★この本は、初版を米国で発売する際、シリアル箱(例えばコーンフレークの箱)に入れられて売られました。
前著『「紫の牛」を売れ!』は牛乳パックに入れて大成功した。

人々はこれを話のネタにしてくれる。

セス・ゴーディン氏は、ひと言でいうと、米国版神田昌典という印象を受けました。
費用と手間をかけずに、いかにマーケティングを行うか?

そこの費用対効果の生産性の高さを、著者はオマケと表現しています。
実は、『「紫の牛」を売れ!』は、何度も書店で目にしながら、タイトルが胡散臭いと思って、避けていました。

早速、アマゾンで購入しようと思います。

本日は、この辺で。

昨日は、家族で早朝、散歩に出かけました。

娘はしゃぼん玉で遊びました。

最近の娘の遊びのお気に入りは、「お店やさんごっこ」です。

脳をテーマにした本を読んでいると、5歳の子どもに学べとか、「ごっこ」遊びが大事とか、

書いてあるので、ちょっと気にしながら、一緒に遊びます。

娘は、ファミレスが大好きで、

まずは、リモコン片手に、オーダーを取ります。

娘「いっらっしゃいませ!」

私「こんにちは」

娘「今日は、何にしますか?」

私「お魚と、コーヒーと、ご飯を下さい」

娘「え~っと、お魚は今日はありません。」

私「じゃあ、何があるのですか?」

娘「お肉とか、じゃがいもとか、おにぎりとか、です」

私「お肉ください」

娘「わかりました。お肉と、コーヒーと、お魚ですね!ぴっ、ぴっ、ぴっ(端末を操作している音)
では、少々お待ちください」

こんな感じで、役割を交替して、やってます。わりと正確に再現するので、感心させられます(笑)。

 

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セス・ゴーディン(著)「マーケティングは「嘘」を語れ!―顧客の心をつかむストーリーテリングの極意」</h2>
ダイヤモンド社、4478502641
<blockquote>目次
1、プロローグ なぜ「嘘」を語るのか
2、マーケティング、やってる?
3、まずは消費者の世界観と枠組みをとらえよ
4、消費者は目新しいものにだけ気づく
5、物語は第一印象から始まる
6、優れたマーケターは「信じられる物語」を語る
7、物語の実例 消費者の世界観に合わせた枠組み
8、重要な余談 物語は「ホンモノ」でなければならない
9、原則5 「ホンモノ」のマーケターだけが成功する
10、嘘だらけの世界で競争優位に立つ
11、その物語は「常識破り」か?
12、物語の達人と今一歩の人たち
13、もっと上手に語るには
14、参考になる読み物
15、では、今何をすべきか
16、それで、あなたの物語は?</blockquote>
◆下手な物語を語るとどうなるか:テレマーケターの窮状

『・・・そこから明瞭なメッセージが伝わってきた─「これは企業による仕事ではない、一人の個性豊かな人間の仕事なのだ」』

◆偶然によるマーケティング

『・・・「消費者はマーケティングにおける共犯者である」ということだ。消費者は物語を信じる。
この信仰がなければ、マーケティングなどありえない。・・・』

◆マーケターは本当は嘘つきではない

「マーケターとして成功するには、ただ、消費者が好んで信じようとする物語を提供すればいいのだ。」

◆マーケティングはこうすればうまくいくはず
(原則1~5)

◆今日、大半の企業において成功/失敗を隔てる要素は、わずか二つだけである。

1、話題となるにふさわしいものを発明する。
2、発明したものについて物語を語る。

◆相手の世界観を尊重する

「ある人の世界観を尊重しながら話しかけるというのは、その人の関心を得るために必要な入場料である。
こちらのメッセージが相手の世界観と矛盾するような枠組みに収まっていれば、相手の視野には
入ってこないだろう。」

◆物語を語るのに最も重要な世界観とは

『「尊敬する人々がやっているのと同じことをやりたい」という願望は、私たちの社会を結びつけている絆である。
同時にそれは、成功するマーケティングに欠かせない秘訣でもある。』

★セス・ゴーディン氏の最新作です。
想像では米国で、著名なマーケターで、本もベストセラーなんだと思います。帯には、米マーケティング業界のカリスマ
と書いてあります(笑)。

即、役に立つかは、さておき、
神田さんにも通じる、独創的な発想と、鋭い分析は、
勉強になりました。

これからは、ストーリーシンキングや、ストーリーテリングの時代ですね。
ロジック絶対主義は、終わりかもしれません。

本日は、この辺で。

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<h2>『ダメなら、さっさとやめなさい! ~No.1になるための成功法則』セス・ゴーディン(著)/神田昌典</h2>
<blockquote>目次

古くからの格言は間違っている
もう投げ出したい
「世界で最高」になろう!
進むも引くも、見極めが大事!
運命の谷に立ち向かえ
運命の谷を見極めろ!
運命の谷を這い上がり、頂点を極めよ!
やめることは恥じゃない!
引き際を見極めろ!
突き進むべき方向を見定めよ!</blockquote>
『 あなたも同じではないだろうか? この本を手にとっているあなたは、きっと向上心にあふれていて、
ひたむきにゴールを目指すタイプだろう。それなら、壁にぶつかることにも慣れているはずだ。仕事や
プライベートでのごたごた? それとも、体調の管理がうまくできないとか、チェスで負けてばかり、
といった壁だろうか。』

◆「世界で最高」ってどういうこと?

『 「最高」は一人ひとりの感じ方しだいで決まるし、決めるのは売り手ではなく買い手だ。「世界」は
自分を中心に決まる。他の誰でもなく、買い手が決める──買い手にとって便利かどうか、好きかどうかで。
私が定義する「世界」の中で、あなたの商品が最高であれば、私は高い代価を払ってでもあなたの商品を
買うだろう。』

◆「引き際」を考えることの魔術

『 波に乗った企業は、「いつ、どうやって引くか?」の戦略を立てている。それが成功の秘訣だ。受身で
仕方なく引いたり、後退続きだったりするのは、破滅のもと。目指すところにいつまでもだどり着けず、
最後にはくじけてしまう。たいていの人はこのパターンにはまり込む。つらくなるとすぐにあきらめ、
楽な時には後退など考えもしない。』

◆ジャック・ウェルチの知恵

『 ジャック・ウェルチは、かのゼネラル・エレクトロニック(GE)を立て直した偉大な経営者だ。
彼は多くの決断をしたが、その中でも伝説のように語り継がれているのが、「業界のナンバーワンか
ナンバーツーになれなければ、撤退する」というものだ。・・・』

◆「やめる」の反対は「手をこまねく」ではない

『 絶対に違う。
「やめる」の反対は、別のものに力を注ぐこと。
「やめる」の反対は、手づまりから抜け出すために、活きのいい戦略を新たに立てることだ。』

★経営にタズサワルようになってから、
「撤退する」という決断が、いかに、難しいか、身に沁みて分かりました。

また、
自分自身が、身を引き裂かれる思いで、決定しても、
それを、組織として、実行する段階が、さらにチャレンジです。

この本では、何から手を引き、
逆に、最後まで諦めずに、運命の谷を乗り越えるまで、努力しつづけるか、について書かれています。

自分の人生を振り返ると、
どうでもいいことに、いつまでもコダワリ、
本来、運命の谷を乗り越えるまで、やるべきものを、簡単にあきらめたりと、
チグハグなことを
やってきたように思います。

短い本ですので、忙しい人、若い人に、お勧めです。

本日は、この辺で。

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編集後記

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土日で、箱根へ、社内合宿に行ってきました。

いやぁー、大変な目に遭いました。

当初、東名高速の御殿場インターから降りて、

箱根スカイラインで行く予定が、通行止め。

迂回した先も、通行止め。

最終的には、三島まで経由し、国道一号で着きましたが、

道路事情ぐらい、ちゃんと調べるべきでした。

ただ、合宿の内容と、お食事・宿は、最高に良かったです。

投稿者 himico-blog