『渉外マンのための融資判断に強くなる本』傳田 清雄(監修)
出版社: 金融ブックス社 (2005/10) ISBN-10: 4906449778
目次
第1章 融資判断の基本原則
第2章 融資判断資料の整備方法
第3章 企業の実態把握の仕方
第4章 決算書の見方
第5章 融資申込みにさいしての聞き取りのポイント
第6章 企業が必要とする資金とその算定方法
第7章 割引手形の見方
第8章 担保保証人の知識
第9章 融資可否判断のポイント
第10章 融資稟議の方法とポイント
第11章 融資の管理と回収のポイント
第12章 融資トラブルの回避策
◆信用調査の基本(定性分析と定量分析)
◎人的・物的調査のポイント
『①経営者・・・・・経営手腕、性格、事業意欲、特技、職歴、年齢、健康状態など
②経営者の構成・・役員の略歴、担当役職名、出資額、経歴書、年齢、報酬、所有資産状況など
③真の経営者はだれか・・・』
◆図表1-1-3 比較分析 P-27
◎資金繰状況・安全性をみる比率
(流動比率、当座比率、固定比率、固定長期適合比率、負債比率、総資本対自己資本比率)
◎収益性をみる比率
◎流動性をみる比率
◎損益分岐点分析
◎金利支払能力判定
◆融資稟議の注意点
『結論を先に述べ、一貫性のある趣旨で
1 稟議書は貸出の意思決定をする書面である
2 稟議書の内容は事実を性格に記載する
3 稟議書の記載は簡潔に箇条書きでよい
4 数字的な根拠を示して具体的に裏づけされた記述をする
5 稟議書には融資の「狙い」がはっきりと明示されていること
◆同業者の評判の聞き出し方
◎同業者は意外にも相手企業の内情をも把握している
◆運転資金の使途明細は妥当か
「いつ、なんのために、いくら」必要で「いつ、なんにより返済されるか」
◆決算書による粉飾決算の発見方法
◎棚卸資産に注意、裏付確認は遠慮しない
◆運転資金申込みとその算定方法
◎経常運転資金の算出の仕方
『売上債権+棚卸資産-買入債務=経常運転資金』
◆融資可否判断のポイント
1 どんな資金に使ってどうして返すかである
★ある方の紹介で、八重洲ブックセンターに行き、「金融ブックス社」のコーナーを買い漁りました。
仕事柄、
金融関係の方と、お話をする機会が増えました。
より良い、中身の濃いミーティングをする為に、
ある程度の共通言語といいますか、基礎知識を学びたいと思います。
本日は、この辺で。
編集後記
最近、歯医者に通っています。
小心者で、なかなか、怖くて、行けないのですが、
一度行きだしたからには、徹底的に、直してもらっています。
若い先生なんですが、献身的に、
歯石を取ったり、スモーカー時代の歯の裏側の汚れを取ったりしてくれます。
ありがたいです。頭が下がります。
わたしも、顧客に、献身的に何か成さなければと思います。