「カードローンでお金を借りようかと思うけど、ちょっと消費者金融は微妙。

やっぱり、銀行の方が安心かな?」

 

「銀行系カードローンって、どうなのかな?

どうせ入るなら、なにかお得な入り方があれば、セットで知りたい。」

こんな疑問にお答えします。

 

銀行系カードローンとは、メガバンク、ネットバンク、地銀などが扱っているものです。

その銀行系カードローン借り方、特徴、メリット、デメリット。消費者金融と比較しながら分かりやすく説明します。

 

私自身は、自称、借金の専門家です。

というのは、銀行系カードローンは4社と契約。もちろん、住宅ローン・自動車ローン2社と契約があります。

その上、会社を4つ経営していて、たくさんの金融機関から、いっぱい借金をしています。

ですから、お金を健全に借りる専門家なのです。

もちろん、全て返しています(笑。

 

この記事では、私自身の経験から、中小企業の社長向けの文章をありますが、

関係ないところは読み飛ばしてもらって大丈夫です。

ただ、お金を借りることの全般については、誰にでも、役立つ情報となっています。

起業を目指す人は、頑張って、ぜんぶ読んでみてください。

 

目次

・カードローンを使うメリット・デメリット

・おすすめ銀行系カードローン

・銀行系カードローンを申し込む手順と注意点

 

 

 

■銀行系カードローンは初心者におすすめな3つの理由|低金利・安心

社長がカードローンを使うメリット

社長・自営業の人だからこそ多い急な出費に対応できる

「収入が多い社長・自営業はカードローンなんて必要ないと思われがちですが、

実のところは「社長だからこそ」の急な出費のために、

クレイジーカートのキャッシングを利用している社長は多いのです。

昔と違って、経理から大量の現金を仮払で事前にあずかるというのも、

税務署の指導もあり難しくなったのも理由の一つです。

 

いちばんは、交際費です。経営者という立場から、社員と食事をしたり、

飲み会に参加したりする際、みんなと同額を支払うわけにはいきません。

会社主催となれば、法人のクレジットカードで支払いができますが、

同好の人の集まりだったり、会を中座する場合は、現金で払う必要があります。

 

また、会社の「顔」であるトップが、古びたのスーツに靴というわけにもいきません。

もちろん、こうした衣服費は、自営業でも経費になりません。

会社社長という立場としての出費に加えて、冠婚葬祭やトラブル対応の出費など、

「社長ならでは」の現金が必要なシーンは多いのです。

 

 

銀行系カードローンは、与信限度額が大きくクレジットカードのキャッシングよりも金利が安い

 

カードローンの金利は、クレジットカードのキャッシングよりも金利が安い、とりわけ、銀行系カードローンは安いです。

短期間といっても、確実に積みあがるのが金利。

まあ、100万以下の年14.5%これは普通だと思いますが、

400万超〜500万以下の、年4.0%。これは安くないですか?

(2018年9月末現在)

でも、

おいおい、お金に困っているわけではないから、

400万も借りないよ!これ当たり前ですよね。普通そう思います。

 

ご利用限度額 ご融資利率
400万円超 500万円以下の場合 年 4.0%
300万円超 400万円以下の場合 年 7.0%
200万円超 300万円以下の場合 年 9.0%
100万円超 200万円以下の場合 年 12.0%
100万円以下の場合 年 14.5%

 

 

でも、ここに「ご利用限度額」と書いてあります。「ご利用額・お借入れ額」ではないんですよ。ここミソです。

 

念のため、私、電話して聞いてみました。

当初、申込時点の金額、そして審査があって、契約時の与信限度額によって、

金利が決まるそうで、その枠の中で、借入額が少額であっても、契約金利が適用となるそうです。

つあり、400万の「ご利用限度」確保、

実際借りるのは、5万円を2週間、そのときに適用になる金利は、年4.0%です。

はっきり言って、いくら銀行系といっても、一般の方には、与信限度額500万なんて、

なかなかおりませんから。

ですから、タイトルの通り、社長のためにある優遇金利といっても、過言ではありません(笑。

 

 

「ビジネスローンで借りず」に「カードローンで借りる」というのはどういうことか?

 

「ビジネスローンで借りず」に「カードローンで借りる」というのはどういうことかというと。

前提として、ビジネスローンは、法人・個人事業主向けの無担保ローンで、

カードローンは、個人向けの無担保ローンという違いがあります。

 

法人が事業資金で資金調達をするのが、ビジネスローン。個人事業主が事業資金を借りるために資金調達をするのもビジネスローン。

それに対して、個人がプライベート資金を借りるのがカードローンになるのです。

 

そのため、カードローン会社のウェブサイトには、資金使途、生計費に限ります。

(ただし、個人事業主の方は、生計費および事業費に限ります)

という表記が必ずあるのです。

「個人事業主はカードローンでも大丈夫なの?」という疑問があるかもしれません。

個人事業主の場合は「個人」に該当するため、カードローンを事業費に利用しても構いません。

 

カードローンの枠を持っていると、いざという時の保険となる

 

カードローンは、使い道自由ですが、事業性の資金には使えません。

けれども、

急なプロジェクトが入った。

銀行に相談したら融資降りるだろうが、このタイミングで進めたい・・。

自分の給料は止めてでも、やりたいぐらいの気持ち、

そんなシーンで・・・・、

 

実態として「お金に色は、ついていません。」

 

例えば

貯金が100万円ある社長が、毎月の生活費を30万円使っていて、カードローンで100万円の借り入れをした場合

カードローンの100万円を生活費に充て、貯金から100万円を事業資金に充てる

というのであれば、全く問題はないのです。

 

・社長がカードローンを使うデメリット

そもそも社長・自営業者は、カードローンの審査が通りにくい

社長なのに、会社経営者がカードローン審査に不利とよく言われます。

その理由は、収入の「安定さ」が評価されないからです。

大きな会社や上場企業はまったく問題がありません。

 

社長と会社が一心同体の中小企業の場合は、まずは、社長の信用履歴がホワイトでないいけません。

いわゆる、クレジットカードの返済などで、事故情報がないことをいいます。

 

あとは、既に取引のある金融機関だと、銀行系カードローンが作りやすいです。

むしろ、担当の行員さんのノルマ達成のために、お願いされるケースもあるでしょう。

 

会社の銀行融資に悪影響がでる。

 

会社が銀行などから融資を受けようとした際、社長個人のカードローンの借入は会社の融資に影響するのでしょうか?

中小企業が法人で銀行から融資を受ける場合、その多くは社長の個人補償を付けるケースが多いです。

その場合は、金消契約の前に、連帯保証人の個人の情報を金融機関が取得する流れとなります。必ず個人の同意が必要なので、書面で同意を求められます。

ですから、個人情報の取得を求めてきた場合は、社長自身のローン残高などが、会社の融資の審査に影響する可能性が十分あります。

 

 

では、社長個人のカードローンが影響するのはどの程度でしょうか?

複数の知人の経営者から聞いた話では、カードローンを作った実績があること自体は問題がありません。

さらに、カードローンを利用して、借入を行っても、返済して残高が無い状態であれば、融資に影響はあまりないようです。

ただし、数百万単位の借入が、カードローンである場合に、その影響はわかりません。

中小企業の場合、会社の運転資金を社長個人の貯蓄から供出したり、会社の運転資金から個人が借用したりということが、簡単に成り立つために、

金融機関としては、融資の目的外利用については、警戒しているのです。

社長がカードローンの使い方で特に注意すべき点、与信限度額が大きすぎて浪費してしまう

ご利用は計画的にとしかいえませんが、銀行系カードローンは、与信限度額が大きいからこそ、

短期で少額を利用するには、金利が低くて、お得です。

 

ですが、

中小企業の社長にとって、カードローンの使い方は、あくまでも、いざという時の保険枠として、とっておくのが一番の使い方といえます。

 

社長に、おすすめ銀行系カードローンを貰えるポイントサイトのポイントで比較

社長におすすめなのは、カードローンの中でも、銀行系カードローンです。

銀行系カードローンの特徴は、消費者ローン(昔で言う、サラ金)と違って安心感がある

経営者のあなたは、うといかと思いますが、最近は、消費者ローンにかわり、

銀行系カードローンというのが一大勢力になっています。

総量規制という、貸出制限が銀行には対象外というのが大きな理由です。

しかも、今なら、銀行系カードローンを作るだけで、ポイントがもらえます。

そこで、貰えるポイントサイトのポイントで比較してみたのがこちらです。

  • ポイントサイトでポイントが貯まる横浜銀行のカードローン

げん玉 24,000pt (2,400円相当)

 

モッピー 4,000ポイント(4,000円分)

  • ポイントサイトでポイントが貯まる千葉銀行のカードローン

Gポイント 2,300G(2,300円分)

ポイントインカム 30,000pt (3,000円分)

げん玉 19,048pt (1,904円相当)

  • ポイントサイトでポイントが貯まるオリックス銀行のカードローン

ポイントインカム 30,000pt (3,000円分)

げん玉 30,000pt (3,000円相当)

 

  • 楽ポイントサイトでポイントが貯まる楽天銀行スーパーローンのカードローン

Gポイント 2,000G(2,000円分)

モッピー 2,000ポイント(2,000円分)

げん玉 20,000pt (2,000円相当)

すぐたま 4,000pt (2,000円相当)

 

・ポイントサイトでポイントが貯まる住信SBIネット銀行MR.カードローンのカードローン

 

すぐたま 4,960pt (2,000円相当)

 

■中小企業の社長が、銀行系カードローンを申し込む注意点、始め方、評価

 

中小企業の社長が、銀行系カードローンを申し込む注意点

 

・注意点「与信限度額の申込額と審査ブラック」

 

借入希望額を幾らにすればよいのか?

 

これは、なかなか難しい問題です。

 

私は、無茶苦茶悩みました、正直。

 

 

 

なぜか?

 

お恥ずかしい話をしますが、

だいぶ以前に、審査落ちをした経験があるからです。

正直、メール1本で、落ち込みましたよー。

大の大人が、しかも、仮にも会社ではトップ、社長さんですよ(苦笑。

後から思い当たる理由は、2つ。

最低金利にしたかったので、

借入希望額をマックスの1千万にしたこと。

もうひとつは、

舐めていて、ポイントサイトがたくさん欲しくて

3社同時に申し込んだことです。

おいおい、何が悪かったのか、説明していきますが、

 

まずは、もういちど、借入希望額の話です。

じつは、みなさんは消費者ローンの借入経験がなく、ご存じないかもしれませんが、

(私もありません)

総量規制というルールがあって、

 

借入額は、年収の3分の1までというものです。

それからいうと、

年収3千万になりますね(残念ながらそんなにありませんよ)。

 

ところが、

銀行系カードローンの特徴のひとつは、銀行業免許の特権で、総量規制の対象外。

だから、たくさん借りれる、たくさん貸せる?

 

でも、

一般論としても、いくらでも貸してよいわけはなく

(近年批判されていて、金融庁も目を付けています)、年収の半分が目安でないか?と言われ

ています。

 

だったら、

金利を低めで、審査落ちも、止む無し、という方はマックス。

普通に、そこそこの金利、金額で、手堅く審査を通したいという方は、

年収の半分、

もしくは3分の1を目安にしてみてはいかがでしょうか?

 

〇銀行と保証会社

1行しか借りない人には、あまり関係ないですが、

 

ポイントサイトで荒稼ぎしたいから、複数の銀行系カードローンを申込、

結果、与信限度額をそこそこ確保したいという方には、申し込む前に

しっておきたいことが二つあります。

ひとつは、保証会社、もうひとつは、審査ブラックです。

まず、保証会社について。

 

近年の銀行系カードローンの拡大の要因は、総量規制により消費者系カードローン会社より、

銀行が優遇されたという点がひとつ。

もうひとつは、銀行自体が、弱体化した消費者ローンを傘下に取り込み、

おもに、融資の際の肝である、借入希望者の与信とその保証業務を、銀行本体から切り離し、外注・業務委託している点にあります。

 

それによって、万が一の貸出の焦げ付きのリスクに無縁でどんどん貸して、収益化できるという仕組みなのです。

ところが、

一行から借りる人間にとって、関係なくても、

2行、3行と、複数の銀行系カードローンを作る人には、ちょっと、まずい事態なんです。

 

というのも、

銀行という看板は違っていても、裏側の保証会社が同一というケースがそこそこあります。

そうなると、A行で300万の限度額、B行でも300万欲しいな、と思って申し込んだら。

保証会社が同一で、申込額より大幅減額、最悪の場合は、秒殺で、審査落ちという事態になりかねません。

 

ではどうすればいいの?

その答えは、予め、申し込む前に、銀行の保証会社を調べておくということです。

実際のところ、保証会会社は、銀行の子会社というのを除くと、大手消費者ローンとオリックスぐらいなもので、何社もありません。

そして、保証会社を分散させて、そこから紐づいた銀行を選ぶというのが正解です。

 

さらに、

一番怖いのが、先ほどのキーワード、「審査ブラック」です。

自分で言うのもなんですが、私のように素性がよい(業界用語の属性が良い)新規見込み客でも、

一発で落ちるのが「審査ブラック」です。

これは、

いちどに、複数の消費者ローンに申し込むことです。

 

具体的には3社以上、人によっては2社以上でも、不可とのこと。

ですから、ポイントサイトで、欲に駆られて3社に消費者ローン、銀行ローンに申し込んでしまうと、もうアウトです。

私のことです(涙目)!

 

なぜ、分かるかというと、信用情報機関には、借入額だけでなく、

申し込んだ情報、契約した情報が、ほぼ、リアルタイムでわかるシステムが構築されているからです。

まあ、借りてないんだから大丈夫だろ、

同時に申し込めば、さすがに、お互い分からないだろ、

なんて甘い気持ち、軽い気持ちで、申し込んでしまった、あなたもう手遅れです。

 

 

 

冗談はさておき、

解消される方法は、半年待つ。

それしか、ないそうです。

こればっかりは、

私には経験がないので、分かりませんが、世の中の多くの、金融の関係者がいっているのと。

 

もうひとつは、さきほどの信用状機関の申込情報の保存期間が半年だからということです。

つまり、申込情報があるのに、契約情報がない、「審査落ち」と判断される情報が、2件ある、3件ある、

という「審査落ちブラック」の情報が半年でクリアになるから。

 

ところが、

半年以内、「審査落ちブラック」を繰り返すと、個々の消費者金融機関のデータベースに未来永劫その情報が保存され、

二度と、消費者ローンには、申し込めなくなるという。おそろしい都市伝説もありますので、決して、知らないでは済ませれません。

ついでに、私がなぜ、3社目まで落ちてしまったかというと、

盲点が、都銀の残高繰越サービスの申込。

これは、全然、消費者金融とか、借入申込なんて意識はなかったんです。

 

なぜなら、限度額も30万だったし、

ところが、わすれないうちに、2行のカードローンと、繰越貸越サービスで、

合わせ技で1っ本。3社への申込、審査落ちブラック、となった可能性大です。

で、結果どうだったか、というと。

 

実は、残高繰越サービス、落ちた後に、

この辺の情報を知らなかったので

もう一行、普通に、申し込んでしまったんですね(滝汗。

結果、

しつこく、何度か、お電話いただいて、今思えば、警戒心まるだしでしたが、

20年以上のお付き合いのおかげか、無事、審査が通りました。

ですので、

私は、一時的に審査落ちブラック、とはなりましたが、

今は、白、まあ、最低でも、白に近いグレーゾーンだと思います。

投稿者 himico-blog