『思いが実現する 船井幸雄の60の言葉』佐藤 芳直(著)
出版社: マガジンハウス (2006/6/15) ASIN: 4838716532
目次
第1章 自分の生きる役割を見つける
第2章 自分の足下をおろそかにしない
第3章 一流になる秘訣は身近にある
第4章 人を育てるなかで、自分も育つ
第5章 成功の鍵は自分の手の中にある
第6章 自分の思いを実現する生き方
◆働くとは、自分の役割を発見し、それに徹することだよ。
『 自らの役割を発見することは、思いのほか難しいことです。しかし、発見する道筋は、
とても簡単です。
目の前のことに全力で臨むこと、どんなことでも決して逃げずに、全力で挑み続ける
こと。それが道筋です。』
『世のため人のため、役に立つことをただ考えてごらん。いま、自分が面と向っている
その仕事で、どうすれば役に立てるのか?』
◆成功する人間には成功する性格があるものだ。能力で成功するのではない。
『「相手のことを一生懸命、親身になって考えなさい。そのためには、三つのクセを
まずつけることだ」
メモをとる、必ず見送る、手紙を書く。
「どうだ、簡単なことでしょう。まずこの三点を徹底してごらん」』
「偉くなる人はね、相手の年齢や立場で対応を変えないものだよ。それが一流の人間なんだ。
覚えておきなさい。」
◆世の中の出来事に偶然はないのだよ。君がここにいるのも必然なんだ。
◆時間は味方にもなれば敵にもなる。
時間を味方にしなさい。
『「嫌な仕事がくるだろう。その仕事も君に何かを教える役割を持っていると思って
あげることなんだよ」』
「愚痴るな、嘆くな、舌打ちするな。これは早く成長する鉄則だよ。せっかく君に何かを
教えようとして、くるのだから」
◆知らないことを否定せず、
素直になることだ。
無駄なことなど一つもないのだから。
◎成功の三条件
一 勉強好き
二 プラス発想
三 素直
◆基本ほど難しいものはないよ。
でもそこで差がつくんだぞ。
『 ある進学塾のコンサルティング現場で、塾長に子供を優秀に育てる簡単な方法を教えて
もらったことがあります。
小学校に入学したとき、母親はせめて二ヶ月は子供の帰宅時に家にいてあげることです。
そして、帰ってきた子供に、「勉強しなさい。予習はしたの?」などと決して言ってはいけ
ないというのです。
「今日は何が一番楽しかったの。お母さんに教えて」
そう尋ねるのです。子供の答えに怒ってはいけませんよ。そう体育が楽しかったのねと、
優しく答えます。「算数は?どうなの?」などと言わないこと。
子供はすぐに遊びに行きたい。いかせればよい、そう塾長は言います。ただし・・・・、
「ランドセルの中身を全部だして、机に並べてからいってらっしゃい」
と、この一点だけはやらせます。
寝るときに、一つの言葉をかけてあげます。
「明日、またお母さんに何が楽しかったかを教えてね」
子供にとって、振り替えるクセづけ、整理整頓のクセづけ、そして明日への楽しい予感。
それだけを教えれば、おのずと勉強好きの子が育つのです。・・・』
★ふと、思いました。自分も勉強好きと言えば、好きです。
学生時代は、あまり好きではなくて、
大人になってからという、タイミングの違いはありますが。
ゆってみれば、好奇心の塊です。
これは、何処から来ているのか、よく分かりません。
著者の佐藤さんの、お子さんとの交わりなど、ちょっと胸が熱くなるお話がたくさんあります。
本日は、この辺で。