『図解 内部統制のための連結決算業務プロセスの文書化―日本版SOX法対応』三浦 直樹・中田 清穂(著)
出版社: 中央経済社 (2006/09) ASIN: 4502266205
目次
1 内部統制とは
2 連結決算業務プロセスと内部統制
3 連結決算業務プロセス文書化プロジェクトの概要
4 フェーズ1:現行業務プロセスの文書化
5 フェーズ2:改善課題の抽出と対応案の検討
6 フェーズ3:新業務プロセスの文書化
7 文書化プロジェクトの業務プロセス文書
8 文書化プロジェクトの推進体制と標準的な実施期間
◆日本の内部統制法制の動向(p-8
◆連結決算業務プロセス文書化プロジェクトは3つのフェーズからなる
◎フェーズ1:現行業務プロセスの文書化
◎フェーズ2:改善課題の抽出と対応案の検討
◎フェーズ3:新業務プロセスの文書化
◆外部コンサルタントを選ぶポイント
①同種のプロジェクト経験
②連結決算業務の知識
③現行連結システムの理解
◆現行業務の一覧化
◆現行業務手順の確認(インタビュー時の留意点)
◎ポイント
『改善課題や対応案は、「記録はとるが議論しない」ことがポイント』
◆現行業務プロセスの文書化 現行帳票の一覧化
②帳票の作成者と保管場所の把握
『特に重要となる帳票は「ハンド帳票」つまり、情報システムから出力された帳票ではなく、
担当者が手作業で一から作成していたり、あるいは情報システムから出力された帳票など
を加工して作成している帳票です。』
◆現行業務プロセスの視覚化
「業務フロー」は、「業務手順書」をもとに作成します
◆WEBブラウザーによる業務プロセス文書の参照
◆インタビューメモの作成要領(p-135
★最初は本屋さんで、今どきの話題かなぁと、軽い気持ちで手に取り、
パラパラと眺めていたんですが、
というのも、連結決算には、個人的にあまり興味が湧かないもので。
しかし、
なんか、オーラを感じるというか、
スッゴイ、プロフェッショナルのノウハウ満載だと思います。
コンサルタントの丸秘ノートといった、感じです。
連結決算以外でも、
経理業務のマニュアル化や、
業務フローの作成、
あるいは、
RFPの作成など、有効活用できそうです。
本日は、この辺で。