『道具としてのアカウンティング』石野 雄一

書評

『道具としてのアカウンティング』石野 雄一(著)
出版社: 日本実業出版社 (2006/11/30) ISBN-13: 978-4534041081

目次

第1部 会計を使いこなすための基礎知識(会計とは何か財務諸表に深く切りこむ ほか)

第2部 財務分析のための会計(分析をする前に財務分析の手法 ほか)

第3部 経営のための会計(原価計算が経営の基本原価管理のための標準原価計算 ほか)

第4部 企業価値評価のための会計(企業価値評価と評価アプローチインカム・アプローチ ほか)

◆会計とは単純に「報告すること」である

会計 = 報告する道具

◎簿記は報告するための記録

◆真実の財務報告とは

◎粉飾とは何か?

『 粉飾とは、正しく計算された利益をみかけ上よりよくみせるために、企業の経営者などが
会計処理を不当に操作して利益を課題に表示することをいいます。』

『 企業の経営者は、さまざまな理由で粉飾を行います。
たとえば、中小企業が赤字になると、銀行からの融資の貸しはがしなどをされる場合があります。
そうでなくとも新規の融資が受けにくくなってしまうので(これを貸し渋りといいます)
融資をつなぎ止めるため、赤字決算を黒字決算へ粉飾します。建設業などでは、入札の要件である
経営審査事項の点数が悪くなるのを恐れて粉飾が行われることはよく知られたことです。・・・』

◎財務諸表は経営者の主観で作られる

◆似て非なる税法基準

◎確定債務主義が会計と税務を引き離す

◆中小企業の財務諸表は使えない?

◎中小企業の財務諸表は税法基準によっていた

◆税法基準の問題点とは

①企業の実態を必ずしも反映しない
②粉飾に対するモラルハザードを生じる
③確定決算主義による逆基準性が生じる

◆連結財務諸表を作ろう

『 中小企業が子会社を作る理由は、事業展開を考えてというよりは相続対策であったり、
事業継承対策であったりします。しかし、少ない経営資源を分割していることには
変りありませんので、ぜひ連結財務諸表を作成して真実の姿を把握することをお勧めします。』

◎企業グループとして真実の姿を直視する

◆予算制度

◎予算とは

『 普通、経営計画は、売上の目標や利益など数字の部分と、どんな商品を売るのか、どんな
営業をするのか、どうやって製造するのか、といった行動計画から構成されます
(経営ビジョン、経営理念、経営戦略も含みますが、ない企業もあります)。
この行動計画のことを事業計画と呼び、その裏づけとなる財務計画を予算と呼びます。
特に「予算」といった場合には、6か月とか1年とかいった短期の財務計画のことをいいます』

◆予算編成の実際

◎予算の体系を知っておく(p-212

◆予算統制を実行するために

◎月次決算が必要

★財務分析に多くのページを割いています。
一般的な数式は、ほぼカバーされているので、お手元に1冊あっても良いかもしれません。

企業価値評価について、ちょっと、ちんぷんかんぷんでした。
また、勉強したいと思います。

本日は、この辺で。

編集後記

昨日の夜、

ムスメの晩御飯に、うどんを準備したら、

「うわぁーっ!!」

と叫び声です。

慌てていくと、先ほど、置いたばかりのうどんが床にひっくり返っています。

せっかく作ったのにという「怒り」と、

片づけがメンドクサイというのが、一気に頭の中を巡ります。

ただ、

ムスメに火傷も何もなかったのが、不幸中の幸いでした。

 

 

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