『アメーバ経営が会社を変える―やる気を引き出す小集団部門別採算制度』三矢 裕・谷 武幸・加護野 忠男(著)
出版社: ダイヤモンド社 (2003/05) ASIN: 4478018006
目次
第1章 京セラの経営
第2章 アメーバ経営の狙い
第3章 アメーバ間の取引で競争
第4章 時間当たり採算で業績を測定
第5章 アメーバ経営の実際
第6章 アメーバの分裂、統合、成長
第7章 アメーバ経営で企業を変革
◆メンバーをリードする
『リーダーの重要な役割は、その名前のとおり集団をリードすることである。メンバーの気持ちを
目標に向わせなければならない。
国分工場の永田龍二副工場長は次のように語る。「良品を一個作るのは大変なんです。
全員が一生懸命につくってはじめて一つできるんです。一方、不良品ならば、一人で何個でも
つくれます」。
そして、良品をつくるためには、「リーダーは、仕様書の意味をハートを込めて部下に伝えな
ければなりません。現場を見回して困っている人がいれば、つくり方や問題解決の方法を
教えてあげなければなりません」と言っている』
◆現場の知恵を集める仕組みを持つ
『アメーバ経営では組織を小さく分ける。これも知恵を結集する工夫である。アメーバは、自分たちが
食べていけるだけの採算を、誰にも頼らず、自力で稼がなければならない。アイデアを出そうと
しない人を抱えておく余裕はない。厳しい条件のもとで10人前後のアメーバが生きていくには、
一人ひとりが一生懸命考えて、知恵を出し合っていかなければならない。』
◆製造現場にマーケットを持ち込む
◎値段はお客さんが決める
◆マーケットを意識させる
◎営業へのプレッシャー
『営業に対して、「もっと高く売れないのか」「ほかの売り先はないのか」ということを
徹底して問いかけるという行動に出る。』
◆アメーバ間で受注競争
◎納得して値決めする
◆人件費は経費に入れない
◆結果を評価する
◎金銭報酬のないゲーム
◆アメーバ経営における研究開発部門
★マーケットプレイスで、とんでもない値段がついています。
私が持っているのは「オンデマンド版」となっています。
あるセミナーの副教材として、送られてきましたので、
一般の流通と違う形態があるのかもしれません。
内容的には、先日ご紹介した本で十分と思われますので、
新刊のそちらをお買いになることを、お薦めします。
本日は、この辺で。