LLP藤原KAIZEN研究会『起業を成功へと導く 経営コーチ』
万来舎 (2006/4/26)
目次
プロローグ 経営コーチの時代
第1章 起業準備編
第2章 事業選択編
第3章 手続き編
第4章 経営編
第5章 実務編
経営診断
◆経営者と家族
『起業をする場合、一番大変な思いをさせるだけに、感謝しなければならないのは
家族です。とくに、結婚していて子どもが小さい場合はなおさらです。・・・・』
◆会社のたたみ方
『・・・会社はつくるよりもたたむほうが難しいものです。いかに関係者に迷惑を
かけずにたためるから、経営者の正念場なのです。』
◆心の枠組みを変える
◎先祖を大事に
◎夢の実現に向けて諦めない
◎つねに感謝の気持ちを忘れない
◎たらいの水のたとえ
◆組織形態の選択②LLPとLLC
◆青色申告
『青色申告の届け出と帳簿の整備は、会社の説明責任と透明性を確保するための
最初の一歩です。』
◆大資本のすき間
『小回りがきき、仕事は速くて正確、料金も安いのが中小企業。かゆいところに
手が届く、中小企業のよさを生かしたご用聞きビジネスは、
いまや時代のトレンド』
◆契約って何だろう?①
◆少人数私募債とは
◆撤退時の借入金の返済
『お金を借りるときは、その借り入れは必ず返すもので、自分のものではないとの
意識を持ち、将来のリスクを十分考慮した長期的な視野に立った判断のもとに
借り入れをしましょう』
★いつもコメント頂く、若手税理士さんの本です。
本当は、経理の内容など、資金繰り3表など幅広く紹介されていて、
どんどん書き綴りたいのは、やまやまですが、
なにせ、出たばかりの本なので、ぜひ、本屋さんでお手に取ってください。
起業ブームの昨今、この手の本は、たくさんあります。
なかには、無責任に煽るだけ煽るという本もあります。
でも、
成功の影にはたくさんの失敗がありますし、
本当の成功者は、失敗のリスクも常に検討し、それを計画に織り込んでいます。
そういう意味で、
この本の素晴らしところは、事業撤退の話や、
借り入れの返済の話、その厳しさを最初からしていることです。
そんなに大変なことがあるならば、起業などしたくないという人には、
起業家の下で、参謀として働くとか、
サラリーマンとして、プレッシャーを感じずに、社内ベンチャーに参加する
など、起業の他のことにも、目を向けてみると良いかもしれません。
本日は、この辺で。
編集後記
最近、万歩計をつけて、歩くことが”マイブーム”です。
朝の散歩も復活し、
最高記録は一日で、20365歩ですから二万歩を超えています。
平均しても1万二千歩はいってそうです。
手帳に家に帰って外す時に、記録しているのですが、
比較したり、具体的な数字を見ると、励みになります。