『なるほどそうだったのか!「原価」がわかれば儲かるしくみがわかる!』梅田泰宏(著)
ナツメ社 ISBN4-8163-3988-4

目次

第1章 そもそも「原価」とは何だろう
第2章 「原価」の中身を見てみよう
第3章 そもそも原価計算とは、どうするのか?
第4章 「原価計算」のやり方
第5章 「原価管理」の手法を身につける
第6章 原価計算の考え方を知っておこう

◆ 「原価」にはどんな費用が含まれるのか

『仕入れたり作ったりにかかったお金のすべてが「原価」になります。
ひと口に「原価」と言っても製造業やサービス業など業種によって名前も中身も違ってきます。
商品を仕入れた場合は「仕入原価」製品を作った場合は「製造原価」になります。
会社の営業費も「原価」には含まれるが、本業に関連しない費用や臨時的な費用は「原価」には含まれ

ません。

◆ 原価は大まかに「材料費」・「労務費」・「経費」の3つに分かれる。

『「材料費」・「労務費」・「経費」を「原価」の3要素と呼びます。
またそれぞれの要素に「直接費」と「間接費」があります。
「材料費」・「労務費」・「経費」×「直接費」・「間接費」で6つの分類に分けることが出来ます。
このように分類することにより正しく「原価計算」を行なうことが出来るようになります。』

◆「購入代価」+「副材料費」=「購入原価」

『仕入れた全ての材料が原価にはなりません。仕入れた材料の消費量と消費価格を求めて
「購入代価」を求めます。更に手数料や運賃・保険料等に要した
「副材料費」を加算してはじめて「購入原価」が出ます。

◆原価計算の3つの手順

原価計算は「費目別計算」・「部門別計算」・「製品別計算」の3つのステップで
計算を行ないます。
第2ステップの「部門別計算」では「製造間接費」を「原価部門」別に配賦して
分類・集計を行ないます。

◆「原価計算」は実は3つある

「原価計算」には目的に応じて「標準原価計算」・「直接原価計算」・「実際原価計算」
の3つの計算方法があります。
また「標準原価」-「実際原価」=「原価差異」となり、この「原価差異」を
細かく分析して、報告して対策を講じる

★コストダウンを達成するためにどうすれば良いのか? 入門書として読みやすい1冊でした。
業種・職種を問わず原価意識を持つべきと考える方は是非読んでみてください。

本日は、この辺で。

編集後記

神田さんの、『週末スペシャリスト宣言』セミナーに

出席してきました。

2日間、朝の9時から夜の21時という、

タフなスケジュールでしたが、実りの多いものでした。

宿題は、成果をブログ発表とのことでしたので、

来週には、宿題を実行したいと思います。

 

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投稿者 himico-blog