アンダーセンビジネススクール編「キャッシュフロー計算書の作成と分析」

¥1600-、(株)エクスメディア

これは「超図解」シリーズというもので、
エクセル・ワードの入門書として、
私も以前よくお世話になりました。
それのビジネス書版がこれを含め、20冊くらいあります。

構成
1、キャッシュフロー計算書登場の背景とその概要
2、キャッシュフロー計算書の作り方
3、個別キャッシュフロー計算書(基本編)
4、個別キャッシュフロー計算書(応用編)
5、連結キャッシュフロー計算書
6、キャッシュフロー計算書の分析
7、企業価値評価とキャッシュフロー経営

◆キャッシュフロー計算書の役割

ー一定期間の資金の流れを原因別に示すことによって、
企業の資金繰りの実態を明らかにすることがその役割なのです。

◆客観的で比較しやすい情報の提供

ーキャッシュフロー計算書は資金の流出入という事実のみを
表すものですから、 非常に客観性の高い情報を提供することができます。

◆キャッシュって何だ?

ーB/S上の現預金とは一致しないケースも多い。3ヶ月ルールで判断される。

◆直接法と間接法

ー直説法は、主要な資金の流出入があった取引ごとに総額で
記載していく方法です。
ー間接法は、損益計算書上の利益を出発点として、プラス、
マイナスの調整を行なって営業キャッシュフローを算出する

◆売掛金の増減と営業キャッシュフロー

ー売掛金の増加分は利益からマイナス、減少分はプラスすることで算出
ー売掛金の増額は現金の裏付けのない利益と同じ

◆買掛金の増減と営業キャッシュフロー

ー買掛金の増加分は利益からプラス、減少分はマイナスすることで算出
ー売掛金と買掛金の増減は、利益に対し、ちょうど逆の関係

◆割引手形の取り扱い

ー営業キャッシュフローの区分において売上債権の増減と区分せずに記載する

◆消費税に関わるキャッシュフロー

1)課税対象取引に係わるキャッシュフローを
消費税等込みの金額で表示する方法
2)課税対象取引に係わるキャッシュフローを
消費税等抜きの金額で表示する方法
3)消費税等抜きの資産・負債の増加額または減少額、
あるいは、収益または費用の額に、
これらに関連する消費税込みの債権・債務の期中増減額を調整して、
各表示区分の主要な取引ごとのキャッシュフローを表示する方法

★とまあ、こんな具合にまだまだ続きます。
最終章では、またしても経営分析となり、
今度は「DCF法(ディスカウント・キャッシュフロー・フロー)
による企業価値評価」です。
ここまで来ると、私にとっては、理屈の上に理屈があって・・・、
という世界で、現実との
つながりが良く分かりません。

編集後記

昨日から、天気もよく、外を歩いても気分が良いです。
気候が暖かくなるのと同じく、景気も暖まってくると最高ですけど。
これから、3月決算の皆様は、大忙しの決算に入る時期ですね!
くれぐれもお体には、気をつけてください。
まだまだ、風邪は要注意です。

 

 

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投稿者 himico-blog