工藤 雅俊(著)『超図解ビジネス Excelでつくる月次財務諸表』
エクスメディア; 新版版 (2005/12)
目次
第1章 財務諸表入門
第2章 勘定科目入門
第3章 EXCELでの財務三表の作成
第4章 事業計画・経営計画の作成
第5章 貸借対照表と損益計算書の作成
第6章 CF計算書とシミュレーション
◆本書で作成する財務三表
『個別損益計算書、個別貸借対照表、個別キャッシュフロー計算書(間接法)』
◎CBP法によつ月次の個別財務諸表
『本書では、新しい経営手法のツールとして、複数の「事業計画」を組み合わせた
「経営計画」から「月次の個別財務諸表」を「Cashbase Business Planning(CBP)法」
によって作成します。
「個別財務諸表」のうちキャッシュフロー(CF)計算書は「間接法」に従って作成
します。「CBP法」は、貸借対照表(B/S)損益計算書(P/L)を作成する時点で
取引をすべて現金で行うと仮定し、CF計算書で支払時期を考慮する、事業効率の予測に
適した技法です。』
◆CBP法の活用
『B/SとP/Lでは現金取引とみなし、CF計算書で時期のズレを認識』
◆月次財務三表の構成
『P/Lは単期、B/Sは累積
現預金は、B/Sの最後の計算結果』
◆財務三表作成のための事業計画の作成
◆商品販売事業における
販売計画の立案
『仕入価格・販売価格・販売数量から売上総利益を求める』
◎SUM関数とINDEX関数の使い方
◆有形固定資産の償却
『有形固定資産は月割りの定率償却、減価償却費用は販管費へ』
◆資金調達と財務計画
『借入金は短期/長期に分けて、
残高に対する金利支払は営業外損失へ
◆法人税等と
税効果会計の計算
◆予測と実績の財務三表の入力
★!注意!
平成18年春に施行の新会社法の「株主持分変動計算書」には対応していません。
ちょっと期待していたので、がっかりしました。
改訂版は、何度かでているので、今回も対応されるかもしれません。
財務三表は、販売計画の立案シートと連動していたり、
減価償却シートや、有価証券を登録する点など、
ちょっと細かすぎて面倒かなと、以前、見たときは思いました。
けれども、
売上の基本は、単価×数量なので、
経営計画の基本を考えるには、最適かもしれません。
ちょっと価格は、リーズナブルではないですね。
本日は、この辺で。
編集後記
昨日は、ムスメの運動会のかけっこの練習に付き合いました。
10番勝負か、15番勝負ぐらい、
ゆっくり走ったり、ころんでみたりして勝ちを譲りました。
そしたら、
最後の2本ぐらいは、逆に勝たせてくれました。
我が子ながら、
心優しい、子だと、感動しました。
(相変わらずの、バカ親です)