『なぜ、エグゼクティブはゴルフをするのか?』パコ・ムーロ(著)
出版社: ゴマブックス (2007/6/5) ISBN-10: 4777106535
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目次
第1話 進化を拒んだ古代魚と陸に上がったカメ
~生き残るには進化するしかない~
第2話 こだわりの異なる3人の社長の選択
第3話 1本足になったアリ株式会社の末路
~「慢性コストカット病」が招いた結末~
第4話 本当に「使えない」のは車かドライバーか
~何かを変えたいなら、まずは自分から~
第5話 有能な社員に新人、ベテランも関係ない
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第6話 社長のクローンは働き者ばかり!?
~会社はいろんな人がいるからうまくいく~
第7話 なぜ、エグゼクティブはゴルフをするのか?
~仕事もゴルフもいかに目的地にうまく運ぶかが肝心~
第8話 「自ら動く新入社員」と「指示待ちベテラン社員」
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第9話 1006人のうち、会社の妨げとなるのは6人
~責任を取るのもエグゼクティブの仕事~
第10話 すぐに専門家任せのエグゼクティブたち
~自分を変えるエンジンは自分自身にしかない~
第11話 「前世紀のセールスマン」と「21世紀のセールスマン」
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第12話 ボロボロのガレー船と3人の船長の航海術
~成功するためには、適切な戦略が不可欠~
第13話 エグゼクティブは熱気球に乗って仕事をしなさい
~部下には上手に管理される権利がある~
◆生き残るには進化するしかない
『 ずっと変わらずにいるものは何もない。
変化し続けるこの世界では、
進化するか、しないかという選択の余地などない。
生き残るには進化するしかないのだ。 』
『 私は長いこと、すべてを不運のせい、他人のせい、
世の中のせいにしてきたが、
今では、責任はこの私にあったと悟っている。』
◆チャンスは誰にでも平等にある
『 労を惜しまず質にこだわることで、
逆境を新たなチャンスに変えることができる。』
◆能力に有効期限切れはあるか
『 人員削減が必要になったときの一番賢い方法は、
貢献度の少ない社員を解雇し、
貢献度の非常に高い社員は年齢を問わずに残すことだ。』
『 今日のうちに第一歩を踏み出そうとしなければ、
この先、どこかに到達することはない。』
◆勤めた期間の長短は評価の尺度にならない
『 あなたの長年の経験を活かすことは
あなたにしかできない。
業績のよい悪いを決めるのは、
あなたの上司ではなく、あなた自身なのだ。』
◆時代は付加価値のあるビジネスパーソンを求めている
『 セールスマンのターゲットになりたい
と思う人はほとんどいないが、
だれもが賢い買い物をしたいと思っている。
さて、実際のセールスマンがこの「付加価値のあるセールスマン」へと進化できるものだろうか?
本当のところは、だれもができるというわけではない。
だが、やり方を変え、行動を進化させるための力が得られれば、大多数のセールスマンはうまくいくだろう。
「付加価値のあるセールスマン」は魔法の道具は使わない。
これまでと同じものを使うが、使い方を変えるのだ。
さらに言えば、まず仕事に対する価値観を明確にすることからスタートする。
仕事に対する価値観を整理し直し、新しい行動様式を身につければ、私たちのセールス手腕はすでに進化した
ことになる。
進化のときは目前に迫っている。
今までは理論でしかなかったものを実行に移すときがきた。
「良質のセールス」を実践するときがきたのだ。
この進化は単なる手はじめであり、氷山の一角にすぎない。
セールスマンの進化に続き、会社全体が進化することになるからだ。
社員全員が一人ずつ「付加価値のあるセールスマン」に続くべきだ。
物流部門から営業部門まで。経理営業部門(いつかはこう呼ばれる日がくるだろう)も同様だ。
それが実現すれば、製品・サービスユニットに付加価値をつけられるようになるので、新たな注文が発生し、
競争力が高まり、ひいては、会社の財務の安定につながるのだ。』
★ひとつ、ひとつが、
昔話のように、短く簡潔しています。
社内のスピーチの際に、引用したり、
自分の言いたいことに、ぴったりくる、章を、
コピーして、回覧すると良いと思いました。
タイミングを逃したなと、思っていました。
あちこちのブログで、良い本と、記事があり、気になっていました。
やはり、
私も、お勧めです。
ほんじつは、この辺で。