澤田 尚美 (著)『ゼロから起業で月収100万稼ぐ! 講談社BIZ』
講談社 ; ISBN: 4062820013 ; (2006/03/24)
目次
第1章 あなたの起業力を開花させるためのQ&A
第2章 「人を作る」―ゼロから起業人脈を見つける方法
第3章 「ものを作る」―自分の商品・サービスを作ろう
第4章 「お金を作る」―月収を引き上げる売り方と信用の付け方
第5章 「流れを作る」―人・もの・お金を回すしくみを作ろう
第6章 「1から2を作る」―会社をPRして売上力と信用力をアップさせよう
第7章 独立のための実践アドバイス集
◆起業して万が一、上手くいかなかったときのことを考えると、独立する勇気がありません
『たとえば会社員の方は、毎月給与が振り込まれる通帳意外に、自分名義の銀行通帳を
もう1冊持ってみてください。株でもネットオークションへの出品でも副業でも
何でも構いませんので、給与以外の収入だけをこの通帳に貯めていき、半年、
もしくは1年間でいくら貯まるか実際に試して、まずは自分で直接稼ぐことに
慣れてみるのです。』
◆会社に勤めながらの上層期間
◆起業後の人生設計が不安です
『「急速に発展している起業家のウラに彼女(奥さん)あり」。
独立当初は独身だった人も、1年~2年たって事業が軌道に
乗ってくると身を固めています。・・・』
◆内部潜伏で人脈を作る方法
◆セミナーに出席してみるのも人脈形成のきっかけになる
◆ニッチなサービスへの選択と集中
『こうして私は行政書士の仕事の中から、自分の独自色を出すことができる
ニッチな分野に選択と集中をすることにしました。・・』
『そこで私が特化した仕事の一つが、外国人が日本に入国して働いたり
勉強したりするために必要なビザを取得する入管業務でした。きっかけは
入管業務の仕事の依頼が比較的多かったということもありますが、行政書士の
中でも、実際に業務をやっている事務所が限られている分野だったからです。』
◆起業したら月収100万円を目指して頑張ったほうがいい
◆付加価値を付けて値段を高く売る方法を考えよう
『・・起業当初、私は安い金額で仕事を請けていた時期がありました。相手の会社に
「料金をまけてほしい」と頼まれれば、それに応じていたのです。しかし次第に
「安いから頼む」という人が増えてきて、毎日夜中まで働いてもまったく売上が
上がらず、おまけに体も壊すという苦杯を舐めた経験がありました。
値段を安くすることは、自分の首を自ら絞めることになることが身を以て
分かったからこそ、安く仕事を請けることはやめたのです。長い目で見れば、
自分にとって適正な金額で、金額以上のサービスをお客さんに提供できるように
努力していくことが、お客さんにも喜ばれ、また、自分自身も研鑽努力をし、
結果としていいサービスを継続して提供できるようになれるのです。』
★ゼロからの起業について、とても幅広く、
人脈の創り方から、住所で信用力をつける方法まで、
丁寧にカバーしています。
必要な部分をさらに詳しい本で、勉強すると起業の準備が進むかもしれません。
講談社のビジネス書というのも珍しいと思って、手にしました。
行政書士を目指そうという方が、ぱらぱら覗いてみても、良いかも。
本日は、この辺で。