安部 司(著)『食品の裏側―みんな大好きな食品添加物』
東洋経済新報社 ; ISBN: 4492222669 ; (2005/10)

目次
序章 「食品添加物の神様」と言われるまで
第1章 食品添加物が大量に使われている加工食品
第2章 食卓の調味料が「ニセモノ」にすりかわっている!?
第3章 私たちに見えない、知りようのない食品添加物がこんなにある
第4章 今日あなたが口にした食品添加物
第5章 食品添加物で子どもたちの舌が壊れていく!
第6章 未来をどう生きるか

『出版社 / 著者からの内容紹介
廃棄寸前のクズ肉も30種類の「白い粉」でミートボールに甦る。コーヒーフレッシュの中身は水と油と「添加物」だけ。「殺菌剤」のプールで何度も消毒されるパックサラダ。虫をつぶして染めるハムや健康飲料・・・・・・。
食品添加物の世界には、消費者には見えない、知らされていない「影」の部分がたくさんあります。「食品製造の舞台裏」は、普通の消費者には知りようがありません。どんな添加物がどの食品にどれほど使われているか、想像することさえできないのが現状です。
本書は、そんな「食品の裏側」を、食品添加物の元トップセールスマンが明した日本ではじめての本です。いま自分の口に入る食品はどうできているのか。添加物の「毒性よりも怖いもの」とは何か。安さ、便利さの代わりに、私たちは何を失っているのか。
本書は、それらを考える最良の1冊になっています』

以上、アマゾンのレビューからの紹介です。

◆食品添加物が大量に使われている加工食品

◎「明太子」「漬物」「練り物、ハム・ソーセージ」

◆「素朴な疑問」を持つことがすべての始まり

◎「なんでこんなに安いのだろう?」

◆私たちに見えない、知りようのない食品添加物がこんなにある

◎「表示免除」の「裏側」にどれだけ添加物がはびこっているか
①キャリーオーバー
②加工助剤
③バラ売りおよび店内で製造・販売するもの
④パッケージが小さいもの
⑤栄養補助剤

◎加工助剤─残っていなければ何を使ってもいい!?

『なぜ、「カット野菜」「パックサラダ」は長持ちするのでしょう?
それらが長持ちするのは、実は「殺菌剤」(次亜塩素酸ソーダ)で消毒しているからです。
たとえ「殺菌剤」を使っていても、加工工程で使われただけで、製品になったときには
残っていない─そんな理由から「殺菌剤」(次亜塩素酸ソーダ)という表示は免除。
しかし、カット野菜・パックサラダの野菜の消毒現場は、それはすさまじいものです。
・・・』

◆お母さんも子どもも身を乗り出して

『・・それから今日は「たんぱく加水分解物」と「ブドウ糖果糖液糖」と、
2つだけは覚えて帰ってくださいね』

★本屋さんで、物凄い平積みで置かれていました。
相当のヒット作のようで、思わず手にしました(笑)。

今や、食品添加物の入っていない食材を探すのは、非常に難しい状況だそうです。
また、必ずしも全ての添加物が悪と、決めつけては、お弁当や加工食品は全く食べれなくなるの
で、もはや現実的ではないそうです。
ただ、大量の食品添加物を、また、 数十種類のものを、
表示もされないので、知らないうちに口にしてしまうのが、問題だそうです。

私も、野菜は身体に良いと思って、
わりと、コンビニやスーパーのサラダは利用していたので、ショックです。
それも、表示義務がないので、自分が買ったものが、添加物が使われたか、
知りようもないなんて、ちょっと怖ろしいです。

少なくとも、ひっくり返して、どんなものが入ってるか、
見てから買う、そんな簡単なことから始めようと思います。

本日は、この辺で。

投稿者 himico-blog