和仁 達也 (著)『逆ザヤ社員が稼げる社員に変わる法』
ダイヤモンド社 (2006/6/30)

カバーの折り返し
「逆ザヤ社員」とは、会社が支払っているコストに見合った
稼ぎを作れない社員のこと。だからといって、
「自分の給料分くらいは稼げ!」と言うだけでは、
逆ザヤ社員はいなくなりません!

◆「社員のハピネスと会社のハピネスのベクトルをあわせ、無理なくともに
  成長していくメカニズム」

◆どうすれば社員は自ら考え、動いてくれるのか?

 ◎社長=自分が考えてどんどん行動しないと会社は潰れてしまう
 ◎社員=言われたことだけやっていれば、それほど頑張らなくても毎月給料がもらえる

  『会社の経営状態について、社長と社員が持っている情報量が圧倒的に違う』

◆こんな社員に要注意!重度別3段階チェック

 重度①言われたことしかしないノホホン社員
 
 重度②緊張感がなく同じミスを何度も繰り返すノホホン社員

 重度③何を話しても反応がなく、こちらが疲れ果ててしまうノホホン社員

◆忙しいのは社長だけ。社員が当事者意識を持てない三つの理由

 理由①会社のサイフと自分の生活の危機感が直結していない

◆夢とお金が社員のモチベーションを高める

◆よい税理士を見極める5つの質問(p-57

◆3分間でできる「個人必達売上目標」の算出法

★最近の株ブームに引っ掛けたタイトルなんでしょうか?
 どうも、本の内容からは、ややずれている気もしないではありません(笑)。

 内容自体は、非常に、分かりやすく、
 ターゲットが10人程度の中小企業向けと明確です。

 創業社長が駆けずり回るスタイルのまま、規模だけ大きくなり、
 それなりの売上に応じた、借入金もある、という会社だと、
 悩みにぴったり、でしょう。

 これから、起業しようという人も、
 経理や簿記の勉強はせずとも、
 この本を1冊読んでおけば、とりあえず十分です。

 ちなみに、筆者は、社長は経理の勉強は不要と言い切っています。

本日は、この辺で。

投稿者 himico-blog