森本 親治、守屋 光博、高木 将人(著)「企業改革法が変える内部統制プロセス」日経BP社です。4822216632
目次
序 章 米国企業改革法の衝撃
第1章 企業改革法の実像
第2章 内部統制とガバナンス強化の日本へのインパクト
第3章 内部統制で仕事はどう変わるか
第4章 リスクマネジメントが必須条件に
第5章 改革の対象となる内部統制の枠組みを洗い出す
第6章 新しい業務プロセスを策定する
第7章 内部統制を強化するためのプロジェクトの進め方
◆企業改革法の制定の背景で何が起こっていたのか
◎2002年7月に米国で制定された「企業改革法(サーベンズ・オクスレー法)」は、「ネットバブルの崩壊」
を契機とするものだった。
─エンロン 2001/12
ワールドコム 2002/7
アンダーセンの崩壊 2002/8
◆企業会計への重大なインパクト
◎企業会計基準はグローバルで一本化の方向に
◆資本市場のグローバル化が先を読む鍵
◎株式持合い制度の終焉
◆企業と個人の関係はどう変化しているか
◎忠誠心依存型の経営モデルはもはや通用しない
◎暗黙知共有型の内部統制は限界に
◆日本企業が解決すべき基本課題
◎コーポレートガバナンスを対外的に明確化する
◎プロセスオーナシップを確立する
◎モニタリングを強化する
◆ERPを導入すれば内部統制は強化されるのか
◎内部統制にかかわる業務要件を追加する
◆システム部門は内部統制で何を期待されているか
◆プロセスオーナーシップ─業務プロセスの責任者を決める
◎標準プロセスの変更承認
◆ビジネスコントロール─標準業務プロセスを現場へ落とし込む
◎アプリケーションの変更管理と承認
◎ビジネスコントロールはどの部門が担当する?
◎統御活動の運用状況に対するテスト・評価
◆アプリケーションコントロール─内部統制をシステムへ組み込む
◆フレームワーク導入には何が必要か
◆どこまで文書化が必要か
◎サブ宣誓の実施と文書管理ツールの利用
◆文書化支援ツール導入による業務効率化
★ライブドア社の問題は、経済的なインパクトから言うと、
とうてい、米国のエンロンやワールドコムの事件からすると、
規模としては、小さいものです。
ただし、現在のところは、マスコミの報道を見る限り、
異様なもり上がりなので、
その対策としては、こうした法律が必要となってくるのでしょうか?
それ以外にも、企業としての文化、風土、社風、
ミッション、ビジョン、クレド、
社員教育、ブランド、
いろんな要素が大切だと、私は思います。
本日は、この辺で。
編集後記
最近、ご無沙汰していました父とムスメの会話シリーズです。
ムスメは、シンデレラのDVDを夢中に見ています。
何かの布切れを身にまとい、ドレスを着ているシンデレラのつもりです。
ムスメ:「パパ、踊りましょう」
パパ、素直に踊る
12時に鐘がなり、ムスメ慌てて逃げるように、走り去る
シーンは変わり、召使が、ガラスの靴を持って、探しにきます。
ムスメ:「パパ、アレとって」
私 :「あれって、何?」
ムスメ:「クリスマスの靴下、お菓子が入ってたやつ」
私 :「あぁ、クリスマスプレゼントでママからもらった、お菓子が入ってた白いおもちゃの長靴のこと」
私が持ってくると、私の肩に手をかけ、片足を持ち上げます。
私 :「・・・・・・・」
どうやら、今度は召使役となって、靴をはかせろ、という意図のようです(苦笑)。
いやぁ、これだけ役に没頭しながら、映画とか見れたら、最高に面白いんでしょうね!