『思いつき!を会社にする―コースターのメモから始まる成功法則』サザン,マイク・ウエスト,クリス(著


出版社: 阪急コミュニケーションズ (2003/12) ISBN-13: 978-4484031125

目次

 序章 種まく時代
 第1章 苗木の時代―First Step
 第2章 若木の段階―Second Step
 第3章 成木の時代―Third Step
 付録
 (すばらしいアイデアを偉大なビジネスに昇華させるためのハードル インストラクション・セット社小

史)

◆ビジネスで成功することは簡単

 『もちろん、ビジネスで成功するためには、ハードワークが欠かせない。
  それも半端な量ではなく、
  一日二十時間仕事のことを考えるような状態を、
  五年間は続ける必要がある。』

 『練習すればするほど、ツキも回ってくる』

◆起業家という人間の性格

 『起業家は、自信にあふれている。
  性格は生まれついて楽天的で、
  自分の成功を信じて疑わない。』

 『起業家はせっかちである。変革に熱心なだけでなく、それを迅速にやってのけようとする。』

 『 起業家は、計画を完遂することができない。新しいアイデアが続々と湧いてしまうため、
  一つの計画に集中できないのだ。ブレーンストーミングを好み、新しいプロジェクトのとりこに
  なってしまう。その結果、計画の実行途中であっても、修正や代案を次々と提案するのである。』

◆すぐれたアイデア

 『起業家は、ビジネスを立ち上げるために、根本的な変革を主導する必要はない。』

◆ファイナンス(財務)

 『 出費を賄う収益が確実に見込めない場合は、資金を使わないこと。この原則を守らず、
  無節操に出費を続けていれば、会社が倒産するのは時間の問題だ。手元に資金がないならば、
  出費をしてはいけない。相当の経費が必要となる場合は(たとえば、高給で新しいスタッフを
  雇用する場合)、出費を賄う入金があることを確かめてからにしよう。』

★パブ(イギリスの著者です)で、三人の男性がビールを飲みながら語り合って、
 そのアイデアをコースターに書いたところから、本書は始まります。

 小説仕立てではありませんが、
 起業から、成長ステップごとに、必要なことを解説しています。

 とりわけ、
 メンターの存在がいかに重要かということを、強調しています。
 起業する方、
 零細企業の社長さん、その主要なメンバーの方に、お勧めです。

本日は、この辺で。

投稿者 himico-blog