淺川 明(著)『「居酒屋をやりたい」と思ったら読む本』
出版社: 日本実業出版社 (2005/12/22) ASIN: 4534040113
目次
第1章 居酒屋で成功する人・しない人(居酒屋に向いている人は?好きこそものの上手なれ ほか)
第2章 成功する居酒屋に共通する「法則」
第3章 居酒屋開業までにすべきこと(店の場所を決める厨房と内装が「店」を決める ほか)
第4章 儲かるメニューと喜ばれるメニュー
第5章 五年後を見据えた経営を行なう(店には寿命がある情報収集と再投資で店を進化させる ほか)
『この本は、一度でも「居酒屋をやりたい」と思った方すべてに─いま、まさに居酒屋を
はじめたいと真剣に考え、また迷っている方から、なんだかおもしろそうだと漠然と興味を
抱いている方まで─読んでいただくことを念頭に置いて執筆した。』
◆何事も「やる気」がすべてのはじまり
『行動しながらも真剣に考え、考えたことを行動に移し、
またその結果を熟慮して次の行動を起こす』
◆経営者の眼で多くの店を観察しよう
『「一日の来客数はどのくらいか」「客単価はどのくらいか」
「家賃はいくらぐらいか」』
◆儲けに関する哲学をもつ
◎売上と儲けは違う
◎経費管理に強くなる
『人件費なら27~30%以内、水道光熱費なら5~7%以内』
『経費の管理は、利益が出ていないときだけに限らず、毎月やるべきものだ』
◆場所に見合った家賃か見極める
『一般に飲食店の家賃は「一か月の売上の10%」(3日間の売上)が利益を
出すための上限といわれている。』
◆初期投資計画をつくる
◎開業資金の内訳と金額(p-119
◆毎月の収支を予測する
『とくに注意すべき大きな要素は、原価率、人件費率、家賃率、である。』
◎モデル損益計算書(p-127
◆メニュー売価は原価率の問題だけではない
◎1か月の売上に対するメニューの原価率の計算式(p-167
『料理一品ごとに、どんな食材を何グラム使うかの基準(調理レシピ)を
作成しておくのである。』
★以前、グッドウィルの折口会長が、レストランに入ったら、自分がマネジャーに
なったつもりで、改善点を探すというお話をしていました。
今のところ、居酒屋を始めるつもりはないのですが、
原価や、儲けの仕組みに興味を持って、この本を読みました。
全てのメニューが同じ原価率ではなく、
競合先との兼ね合いで安くなったり、値ごろ感のあるメニューを作る一方、
原価率が低く、設けるメニューがある、というお話が興味深かったです。
本日は、この辺で。
編集後記
思わず、3連休となりました。
(土曜日、仕事はしていましたが、ブログはお休みしましたので)
最近、ムスメが、超がつくほど、早起きとなり、
土曜日は、早朝5時から7時まで、2時間かけて散歩しました。
さすがに最後は、足が痛いというので、一駅電車に乗り、
しかも、「お腹すいた」とのことで、
朝マックをしました。
正直言うと、たまには良いですが、自分のペースで歩きたいので、
朝は、ゆっくり寝ていて欲しいです(笑)。