田村 孝文 (著) 『図解でわかる生産の実務 標準時間』
出版社: 日本能率協会マネジメントセンター (2005/7/23) ASIN: 4820742906
目次
第1章 標準時間はどのように使われているか
第2章 標準時間のなりたち
第3章 標準時間の設定法
第4章 標準時間短縮のための5つのステップ
第5章 方法改善のための分析手法
第6章 標準時間達成をめざすパフォーマンス管理
第7章 標準時間による生産性向上・維持のすすめ方
第8章 標準時間の各部門での活用
◆本書の主要な読書対象者
◎日程・工程能力・原価などの計画担当者。
◎組立ラインバランス、工程手順・工程時間の設定、生産設計などを担当する
生産技術者および設計技術者。
◎現場改善の評価やパフォーマンス管理を担当する製造部門の監督者・管理者。
◆本書の内容を大きく分けると、
1 標準時間のしくみ
2 標準時間を設定し達成する方法
3 設定した標準時間を短縮する方法
4 標準時間の活用法
◆標準時間の定義
『平均的な技量を持った作業者が、事前に定められた作業方法を使って、特定の
1単位の仕事を、普通の速さで実施するときに必要な時間で、人間として必要な
余裕や疲労、遅れのための余裕を含んでいる』
◆標準時間の設定ステップ(p-72
◆実際作業のビデオ撮影(p-77
◆標準時間データ
『・・それぞれの企業でよく発生する作業や要素作業の標準時間値とその変動要因の
関係を、図3-30に示すような作業体系あるいは製品・工程の特性に合わせて、
使いやすい図表、公式や計算チャート(ノモグラフ)、一覧表などに編集し直したものです。』
◎作業の体系分類 図3-30 (p-119
◆改善実施計画書(p-155
★原価計算の勉強のついでに、横にあった本を手にしたんだと思います?
サービス業など、多くの会社で、粗利に占める人件費率が高いと思います。
税理士業界や、経営コンサルタントなどは、もっとも高い業界だと思います。
主に、製造業でそうした研究や管理が進んできましたが、
逆に、かなりの機械化が進んでいますし、
当然、システム化がされていて、それ専門のソフトもあるようです。
主に、人手でやる場合、どのような手段で計測するかとか、
どこまで記録するかなど、
いろいろ研究の余地がありそうです。
本日は、この辺で。