池井戸潤著「小さな会社の借金のルール」ダイヤモンド社です。4478470782
目次
第1章 ここが変った!借金の「新」ルール
第2章 本当はコワイ!ビジネスローンの仕組み
第3章 社長は必読!すべては決算書で決まる
第4章 ビジネスローンの賢い借り方・使い方
第5章 実録!ビジネスローン最前線
終章 30分でできる!決算書早ワザチェックポイント
◆もう借金に担保はいらない
「ビジネスローンという、従来の常識を塗り替えるまったく新しい商品が登場してきたからです。」
◆スコアリング
「そこで銀行─特にメガバンクでは、ビジネスローンの対象となる小さな会社を、
この信用格付けの仕組みから除外して、新たな評価の仕組みを導入することにしたのです」
「決算書に書いていないどんな優れた点があっても、それは評価されない。
それが評価されるのは決算書に数字となって記載されたときだけです。」
◆「貸せる額」と「借りていい額」は違う
◆一行取引では損をする
◆ビジネスローンの三つの特徴
1)スピード審査
2)決算書で融資額が決まる
3)原則として不動産担保不要
◆ビジネスローンのデメリット
1)条件が合わないと即座にダメ!
2)個別の事情には耳を貸してくれない
◆赤字は即、命取り
◆借りられる決算書を作る3つのポイント
◎具体的なアクションは2つだけ
◆ドンブリ社長はここに注意
◆借金の構造を変えろ!
★この本は、読みやすいです。
筆者が銀行ミステリー作家という、こともあるからか、スラスラ読めます。
ですから、経理の方だけでなく、社長様も、最新の銀行事情を知るために、
ぜひ、小一時間で読めますから、読んでください!
日経新聞でも、ビジネスローンという言葉は、よく聞きますが、
いまひとつ良く分かりません。
この本を読んで分かったのは、
投資商品や金融商品が、世の中たくさんあるように、
これからは、銀行借入も商品というくくりで、いろいろなものが
出回ってくるということが分かりました。
本日は、この辺で。
編集後記
昨日は、生まれて初めて、『電話セミナー』というものを受けました(?)。
5時半から7時過ぎまで、
神田昌典氏が開催されました。
無料だったので、抽選で100名が当たったとのことでした。
(ツイテイます)
指定の番号に電話します。(通話料は自己負担です)
案内の声に従って、パスワードの数字を入力します。
たったそれだけで、後は、聞き取り専用電話で講演を聞きます。
聴衆が質問し、それに神田さんが答えるというのがメインで、
いろんなヒントが得られ、楽しかったです。
この場を借りて、お礼します。
「神田先生、楽しい時間、ありがとうございました。」