『1/4は捨てなさい!』藤間 秋男 (著)
出版社: ダイヤモンド社 (2006/10/6) ASIN: 4478082529
目次
明るく元気な会社を作るために
経営者よ、まず勉強せよ
社員、お客様と共有する経営理念を
「報・連・相」に「打」を加えて徹底させる
財務・節税に強くなり、お金の動きを把握する
顧客を分析し、未来客を獲得する
経理、財務などの数字を自計化する
目標達成を具体化するための経営会議を行う
PDCAを実践する
人事制度を整備し、評価をもとに社員の成長を促す
会社の将来を決める経営計画策定
最後に、改めて再度「成功するための条件」とは
◆1/4はどんどん捨てよ
◆社員の幸せはお客様を幸せにする近道
◆社員を幸せにできない仕事は断る
◆報告・連絡・相談+打ち合わせ
◆「報・連・相・打」のタイミング
『 さらに売上げが目標に達した、よい結果が出た、というようなタイミングには、
リーダーが「よくやったね。君のおかげだよ」と声をかけなければいけません。
目標を達成したときに、「俺が指導したからだよ」と言うような人は、典型的なダメリーダーです。』
◆取引銀行の格付けを意識する
◆利益を上げる三つのポイント
①売上げを上げること
②売上総利益率(粗利益率)を上げること
③固定費を下げること
◆お客様に頼られる真のパートナーに
『 ・・私が望むのは、お客様がその担当者と毎月話したいと思ってくれることです。悩んでいることや
迷っていることを「ちょっとあいつに聞いてみたいな」と思って呼んでもらえることが大切ですね。・・』
◆自計化のすすめ(自分の会社で月次決算ができるように)
『 経理は基本的に自社で行なうべきです。私はずっとお客様に自計化をお勧めしています。この自計化
のための努力は当然自社で行なわなければなりません。税務申告や年次決算などの業務は会計事務所に
任せた方がいいと思いますが、毎月の業務にまつわる数字は自分の会社で出していかないとダメです。』
◆アメーバ経営のメリット
◆会議の年間スケジュールを早く作る
◆明日につながる経営計画とは
『 また、社長が現状の細かい業務だけにかまけていては、来年、再来年に向けた種まきはできません。
同時に、将来の会社を担ってくれる優秀な社員は育ちません。目先の売上を上げることに努力して
いるだけでは、今日の飯は食えても明日の飯は食えないということです。先のことまで考えた経営計画
をきちんと立ててこそ、社員を信用して仕事を任せることができ、会社は初めて伸びるのです。』
★「捨てなさい!」という言葉に反応しました。
松井証券の松井社長も、自分の仕事の成功の要因は、捨てることにつきると、
引き算のことは、考えに考え抜いて、社内の反対を押し切り、徹底的にやりぬく。
ところが、
足し算の、何か始めるという決断は、わりと安易、周囲の同意も得やすく始めたものに、
ろくなものはなかったと、
言われていました。
自分のデスクを見回してみると、
捨てられないものの塊に、
ゾッとします(笑)。
本日は、この辺で。