『超図解「財務3表のつながり」で見えてくる会計の勘所』國貞克則(著)
出版社: ダイヤモンド社 (2007/11/16) ISBN-10: 4478002975

目次

はじめに――どうすれば、会計の苦手意識を克服できるのか
PART 1 会計の基本的な仕組みを理解しよう

01 そもそも財務3表は何のためにあるのか?
図表1-1 財務3表は何を表しているか

02 なぜ会社は家計簿のような収支計算書を使わないのか?
図表1-2 PLを収支計算書の感覚で見てはならない

03 収支計算書と複式簿記の帳簿はいったい何が違うのか?
図表1-3 PLとBSの関係
図表1-4 複式簿記の仕訳

04 損益計算書(PL)の5つの「利益」とは何か?
図表1-5 損益計算書(PL)
図表1-6 3つの収益と5つの費用

05 貸借対照表(BS)はなぜ左右がバランスするのか?
図表1-7 貸借対照表(BS)
図表1-8 PLとBSの時系列的なつながり

06 「債務超過」とは会社がどんな状態になっていることか?
図表1-9 貸借対照表(BS)を図にしてみよう

07 「勘定合って銭足らず」とはどういう意味か?
図表1-10 PLの利益と現金の関係

08 キャッシュフロー計算書(CS)では何を見ているのか?
図表1-11 キャッシュフロー計算書(CS)

09 PLとBSからキャッシュフローを計算するにはどうすればよいか?
図表1-12 直接法と間接法

10 会計を理解するには簿記を勉強するしかないのか?
図表1-13 新しい会計の勉強法

PART 2 これがわかれば会計の全体像が見えてくる

01 PL、BS、CSはどうつながっているのか?
図表2-1 財務3表の5つのつながり

02 会社を設立して銀行から借入をするとPLに変化はあるか?
図表2-2 資本金50万円で会社を設立するとこうなる!
図表2-3 運転資金200万円を借入するとこうなる!

03 事務用品の購入とコンピュータの購入では会計上何が違うのか?
図表2-4 事務用品10万円分を現金で購入するとこうなる!
図表2-5 コンピュータ40万円分を現金で購入するとこうなる!

04 現金で商品を仕入れて現金で販売すると、財務3表のどこが動く? –
図表2-6 商品30万円分を現金で仕入れ、60万円を販売するとこうなる!

05 買掛で商品を仕入れて売掛で販売しても現金は動かない。さあ財務3表はどうなる?
図表2-7 商品200万円分を買掛で仕入れ、400万円を売掛で販売するとこうなる!

06 「買掛金を支払い売掛金を回収しても、PLは変化しない」とはどういうこと?
図表2-8 買掛で仕入れていた商品代金200万円の支払いをするとこうなる!
図表2-9 売掛金400万円のうち300万円を回収するとこうなる!

07 借入金の元金の支払額は、PLのどこに表れるのか?
図表2-10 短期借入金200万円の返済と利息10万円の支払いをするとこうなる!

08 費用なのに資産になる? 「繰延資産」とは、たとえばどんなものか
図表2-11 創立費30万円の計上をするとこうなる!

09 「棚卸しによる在庫認識でその期の利益が増える」とはどういうことか?
図表2-12 売上原価の計算
図表2-13 棚卸しによる在庫10万円分を認識するとこうなる!

10 「費用計上しても現金が出ていかない費用」とは何のこと?
図表2-14 減価償却の考え方
図表2-15 減価償却費10万円分を計上するとこうなる!

11 法人税の額は、どうやって決めるのか?
図表2-16 税金について
図表2-17 法人税等80万円を計上するとこうなる!

12 配当金は、財務3表のどこに表れるのか?
図表2-18 会社法施行による財務諸表の変化
図表2-19 配当及び株主資本の変動について
図表2-20 配当金50万円、利益準備金5万円、任意積立金45万円の処理をするとこうなる!

13 「株主資本等変動計算書」とは、いったい何だ?
図表2-21 会社法施行による財務諸表の変化
図表2-22 株主資本等変動計算書(縦形式)
図表2-23 会社法施行前の利益処分案と施行後の株主資本等変動計算書の違い

PART 3 財務3表から会社の様子をつかもう

01 財務3表からざっくりと会社の様子をつかむ

02 PLの5つの利益から会社の特徴がわかる

03 BSを図にすれば、会社の状態は一目瞭然
図表3-1 BS「純資産の部」の自己資本
図表3-2 自己資本比率はどれくらいか?
図表3-3 BSの左右を比較するポイント

04 CSから会社の戦略的立ち位置が見えてくる
図表3-4 キャッシュフロー計算書(CS)のパターンで会社の状況が推測できる

05 あなたの会社の財務状態を、産業別の標準財務指標と比較すると
図表3-5 全産業(1315社)5年間時系列表
図表3-6 産業別1社平均実額表(2005年)
図表3-7 PLとBSの大きさを図で把握する

06 もし、あなたが投資家だったらどこを見ますか?――投下資本に対する収益性

07 債権者(金融機関)はあなたの会社の何を見ているのでしょうか?――債権の回収可能性

08 実在の会社で財務3表を比べてみよう
図表3-8 ローソンとドン・キホーテの売上高
図表3-9 ローソンとドン・キホーテの比較
図表3-10 ローソンとドン・キホーテのCS比較
図表3-11 ローソンとドン・キホーテの成長比較

09 経営改善のための視点(1)――自己資本比率の改善と経営効率の改善

10 経営改善のための視点(2)――粉飾決算を見破り与信管理をしっかりやる
図表3-12 利益の水増しはすぐにわかる!
図表3-13 BSのここを見れば粉飾が見抜ける!
図表3-14 利益を増やす方法(費用計上か、資産計上か)

11 経営改善のための視点(3)――事業再生とM&Aで重視されるキャッシュフロー

12 経営改善のための視点(4)――経営のどこをどう変えると財務3表はどう変わるか?
図表3-15 経営改善シミュレーションの例
図表3-16 財務分析指標一覧

13 そもそも財務3表は何のためにあるのか?

あとがき

巻末資料
ローソン有価証券報告書
ドン・キホーテ有価証券報告書

◆そもそも財務3表は何のためにあるのか?

そもそも、財務3表-損益計算書(PL)、貸借対照表(BS)、キャッシュフロー計算書(CS)というものは何のためにあるのでしょうか。財務3表は、会社の状況を外部の人に正しく知らせるためにあります。つまり、財務3表を使って会社の状況を知らせるということなのですが、では会社の何を知らせなければよいのでしょうか。
会社が行なっている基本活動は、どんなに業種が違おうとどの会社も同じです。それは、「お金を集めて」「何かに投資し」「利益を上げる」という3つの活動です。この3つの基本活動を、財務3表を使って説明してるのです。

◆そもそも財務3表は何のためにあるのか?

いま現在いくら巨額な利益を出していようと、「自社の売上と利益のことばかり」考えているような会社に将来はないのではないかと思います。逆に「多くの利益は出ていなくても、お客様に喜ばれ、常に自分たちのレベルを上げることに努力を惜しまない」会社は、いつか必ず花開いてくるでしょう。

★経理担当者などは簿記入門などの知識の方が先に必要だと思いますが仕事上仕訳など実務的な知識は必要なくても財務3表『損益計算書(PL)、貸借対照表、(BS)キャッシュフロー計算書(CS)』の名前などは聞いたことあると思います。その仕組や流れ等を理解するには分かり易かったと思います。

本日は、この辺で。

編集後記

最近、ウェブマーケティングに目覚め、

このブログでは紹介しておりませんけど、そのあたりの本を、読み漁っています。

SEOや、キーワード広告、オーバーチュアなど、目新しい言葉ばかりで、

ワクワクします。

何か、成果があれば、ご紹介したいと思います。

 

 

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投稿者 himico-blog