『大切にしたい「働くこころ」―その尊きちから』永田 良一(著)
出版社: 同文館出版 (2007/09) ISBN-10: 4495577115

目次

第一章  何のために働くのか?
第二章  邪心を制する
第三章  働く”気”を出す
第四章  コミュニケーション・スキルを高める
第五章  働くスキルを高める

『 「会社は組織であり、組織は人材から成り立っているので、社員が成長できる職場環境を整備する
ことが経営者の主たる役割である」
と考えており、この考え方が私の組織論の根幹を形成しています。』

◆こころに夢を持ち、生きる力を得る

『 生活するためにお金を稼ぐ、だから仕事をする、というだけでは毎日が辛いだけです。それでは主体性が
ないために”やらされ感”で仕事をしてしまうからです。ですから、光り輝くことはできません。この世で
自分ほどすばらしい人間はいないのだと思えるくらいに自分のことを好きになり、光り輝く自分の姿を
こころの中にしっかりと描いてみましょう。それだけでも、こころは明るくなります。そして、明るい
こころは周囲の人たちに光を与え、人々を幸せに導きます。
何のために働くのか──それは、こころの中に光り輝く光を見出すため。では、その光とは何なのでしょうか?
私は、その一つが”夢を持つこと”であると考えます。』

◆強い信念で現実のものとなる

『 人間関係で苦労している人は、自分に自信を持つことによって多くが解決するものです。確固たる自信を
持つことは、それほど難しいことではありません。
自分を100%信じて、絶対に疑わないこと、これが成功の鍵です。
上司や友人の中に、うまく関係を構築できない人がいたとしたら、その人を信じてみることからはじめたら
いかがでしょうか。』

◆目的を実現するための「具体化サイクル」

『 ある目的を実現するには、まず、目標を立てる、目標を達成するために最適な手段を考える、そして行動を
起こす、目標は達成するまで諦めずに挑戦し続ける─目的を実現するための行動を私は、”目的の具現化サイクル”
と名づけました。
ここで大事なことは、目標を達成したときの自分の像をこころに描くことです。
なるべく明確に、できるだけ詳細なイメージを描くことが大事です。このビジョンが曖昧だとモチベーションが
維持しづらくなり、目標達成が挫折してしまいます。これまで挑戦して叶わなかったことを実践するときほど、
高いモチベーションが必要となります。このモチベーションの源泉を、自分のこころの中に植えつけるのです。
自分の成功像として、自分で描きます。そして、その像が現実のものとなることを一点の曇りもなく信じきるのです。』

◆自分の目標は、いつも自分に問いかける

◆未来を見るには行動を起こす

『 まずは、自分から、できることから行動してみる、という考え方を一人ひとりができると、その輪はすぐに
大きくなて広がっていくものです。
私は、自分は批判するだけの評論家にはならない、行動する一人の人間になって社会に範を示していきたいと思います。』

◆瞑想で自分を知る

◆こころをコントロールする”気”

『 今、思うと、私の仕事へのモチベーションは、やはり家族への思い、そして、「家業=ファミリービジネス」を
守るという使命感の中にあり、これらが、働く”気”の源泉となったことは間違いありません。自分のこころの邪心を
制し、こころのパワーを引き出すためには、大切なものを守る、というこころの拠り所を持ち、そのためにこころの
ステージをレベルアップしていくことが大事なのです。』

★なぜか、指宿(いぶすき)がこの本でも出てきます。
以前、ビジネスの先輩方との昼食会の中のお話で出てきて、
旅館の女将の本でも、この本でも、

そして、そもそもは、天外伺郎さんのセミナーか、どこかで聞いたことがありました。

『メディアポリス指宿』は、館内に統合医療を専門とした附属医院があり、
四年後には、画期的ながん治療法である、粒子線治療センターも完成するそうです。
一般の宿泊客にも、スパ施設など、楽しめるようなので、ぜひ、一度行ってみたいと思います。

本日は、この辺で。

 

投稿者 himico-blog