『借りた金で死なないための129ヶ条 借金力』吉田 猫次郎(著)
出版社: 文芸社 (2006/02) ISBN-10: 4286006646

目次

借金と生活編
超入門編
銀行ローン・住宅ローン編
自動車ローン・リース編
クレジットカード・カードローン編
ブラックリスト編
サラ金・消費者金融編
ヤミ金・悪質業者編
取立て・強制執行・差押編
夜逃げ・自殺編
連帯保証人編
会社経営・倒産編
自己破産編
借り換え・一本化編
債務整理・再起編
応用編

『 ところで、あまり知られていませんが、我が国では、仕事に失敗しても会社を倒産させても、
何度も社会復帰できるように救済制度が整っています。「一度失敗して信用を失ったら
二度と再起できない」というのは昔話で、今は「一度失敗したら、その経験を活かして、
次はもっと世の中に貢献しなさい!」という考え方がスタンダードになりつつある兆しを感じます。
とにかく先進諸国にひけをとらないくらいに救済制度が豊富にあり、どの方法を使うべきか
迷ってしまうほどなのが現在の日本です。自殺や夜逃げなんてとんでもない。』

◆「最悪の事態」は、実は最悪ではない?

『 経済生活において失敗したときの最悪の事態は、よほど自ら刑事事件になるような悪事を
働かない限りは「破産」「差押」「取立てを受ける」の3つではないでしょうか。裁判所の民事執行も、
せいぜい「差押」くらいです。
そして、その最悪の事態も、いざ体験してみると、けっして最悪ではありません。もちろん失うものは
ありますし、多少痛い思いもしますが、じゅうぶんに人間らしい生活を保つことができ、再起することも
できる程度のものです。』

◆「借金なんか絶対しません!」
なんて言っている人ほど、実は危ない!

◆真面目な人ほど多重債務に陥りやすい

『真面目でお人好しで他人のために無理しがちな人間味ある人ほど、皮肉にもこのような事態に
陥ってしまう危険性が高いのです。』

◆貧乏人は車をローンで買うな!

『車は金食い虫です。収入の少ない人が新車のローン負担を背負うなんて自殺行為です。』

◆クレジットカードはサラ金である?

『クレジットカードは消費者金融よりも危険です。』

◆カードのない生活は不便か?実際に体験してみました。

◆ブラックリスト入りしているかどうかは、自分で分かる

◆1日平均21人以上が、借金苦で自殺している!

◆夜逃げは自己破産よりも高くつく?

『夜逃げは最もバカげた選択です。断言します。絶対にやめましょう』

◆倒産を防げ!資金不足でも手形不渡りを99%防ぐ方法 (p-178

★筆者は、実家の家業の連帯保証人から始じまり、総額7500万まで膨らんだ借金を整理した経験を持ちます。
その過程で、手形不渡りを出したり、ヤミ金に監禁されたりしたそうです。

今の、
中高年男性で自殺者が多いのは、心痛ましい出来事です。
(何かの本では、世界中を見渡しても、非常に高い自殺率らしいです)
もし、経済苦ということであれば、
まずは、しっかり、本などで情報武装して、
ヤミ金や、サラ金の高金利については、合法的に債務免除になることなので、
うまく戦って欲しいと思います。

本日は、この辺で。

 

 

 

編集後記

 

事務所の椅子などを入れ替えた際、

家族でもイケアに行ったんですが、

そのときに、私の椅子も換えたら・・・。

なんて、暖かい言葉を家族にかけてもらったので、

思い切って買ってしまいました。

快適です。

でも、日本のオフィス机は、ちょっと低すぎますね。

投稿者 himico-blog