『仕事は楽しいかね? 』デイル・ドーテン(著)
出版社: きこ書房 (2001/12) ISBN-10: 4877710787
目次
仕事は楽しいかね?
人生とは、くだらないことが一つまた一つと続いていくのではない。一つのくだらないことが〈何度も〉
繰り返されていくのだよ。
試してみることに失敗はない
明日は今日と違う自分になる、だよ。
これは僕の大好きな言葉の一つなんだ。「遊び感覚でいろいろやって、成り行きを見守る」というのがね
。
必要は発明の母かもしれない。だけど、偶然は発明の父なんだ。
目標に関するきみの問題は、世の中は、きみの目標が達成されるまで、じーっと待っていたりしないとい
うことだよ。
きみたちの事業は、試してみた結果失敗に終わったんじゃない。試すこと自体が欠落してたんだ。
あの実験で学ぶべきことはね、「あらゆるものを変えて、さらにもう一度変えること」なんだよ。
それはね、「あるべき状態より、良くあること」なんだ。〔ほか〕
『「頭のいい人がする一番愚かな質問は、【あなたは五年後、どんな地位についていたいですか】
というものだ。ありがたいことに、僕はこの四十年間、採用面接を受けたことがない─どんな
地位についていたいかなんて質問は、大嫌いなんだ。僕はこの先、いまとは違う人間になって
いこうと思っている。だけど、いまから五年後に〈どんな人間に〉なっていたいかなんてわからない
し、〈どんな地位に〉ついていたいかなんてことは、なおのことわからないよ』
『「〈毎日〉変わっていくんだよ?それは、ただひたすら、より良くなろうとすることだ。人は
〈違うもの〉になって初めて〈より良く〉なれるんだから。それも、一日も欠かさず変わらないと
いけない。いいかい、これはものすごく大変なことだ。そう、僕が言ってるマンネリ打開策は
簡単なんかじゃない。とんでもなく疲れる方法だ。だけどわくわくするし、〈活気に満ちた〉
方法でもあるんだ」』
『 発明家や革新者に話を聞くと必ず、〈異なった〉という言葉と一緒に、自慢げに人に見せる
という考えが出てくる。成功する人たちはね、自分がどこへ向かっているかということは
わかってない─ただ、遊び感覚でいろいろやって、成り行きを見守ろうと思っている。実をいうと、』
『”適切な時”とか”完璧な機会”なんてもんはないということ。』
『「ある事柄が完璧だと決め込んでしまったら、その事柄はそれ以上よくならず、ライバルに
追い抜かれるのをただ待つだけだ。その結果言えるのは─彼の言葉をそのまま繰り返すと─
”完璧とは、ダメになる過程の第一段階”ってことだ」』
『 ただ、いいかい。何かをやってみて、それがろくでもないアイデアだとわかったとき、
きみはもとの場所に戻ることは絶対にない。必ず、何かを学ぶからだ。学ぶべきことが
何もなかった場合は、その前にしていたことに高い価値をおくべだってこと。そういう意味で
僕は、試してみることに失敗はないというのは真実だと思っている。』
★明日から参加する合宿で、「仕事心にスイッチを」小坂裕司さんの本を持っていきたくて、
本棚を探したところ、見つからず、
書店で、探していたら、この本を買うことになりました。
その数日前、「仕事は楽しいですか?」という言葉がひらめき、メモを取っていました。
この本は、タイトル勝ちですね。
中身は、発想法というか、逆転の成功法則というのか、
実践していないので、なんとも言えません。
ただ、
日常の仕事に追われていて、先行きに不安を感じているときに、
ちょっと、安心を感じられそうな気がする1冊です。
本日は、この辺で。