『モテるコンサルティング戦略 (単行本) 』織田 隼人(著)
出版社: PHP研究所 (2006/10) ASIN: 4569656269

目次

第1章 戦略以前の男の常識(最低レベルを乗り越えよ 衛生要因
長所を伸ばす!長所を作る! 動機付け要因
相手から望ましい反応を返してもらうために 4つのP)
第2章 出会い市場への進出(問題児がスターに。そして負け犬に… プロダクトポートフォリオマネジメン

ト(PPM)
未踏のパラダイスを発見する ブルーオーシャン戦略)
第3章 ライバルに勝つ戦略(自分の戦うべきフィールドを決定する ポジショニングマップ
二番手以下を追い落とす リーダーの戦略
弱者が王者に勝つ方法 リーダー以外の戦略)
第4章 もう一押し!の戦略(ゆきづまったときの解決法 キャズム
いきなり決断を迫るのは、時期尚早AIDMAモデル
押すだけが戦略ではない。時には引くことも大事だ Push戦略とPull戦略)
第5章 顧客満足の条件(既存顧客を見直すべし CRM(Customer Relationship Management)
何よりも、自分の行動指針がすべての始まりである 理念)
巻末付録 やさしい経営用語辞典

◆本書の特徴

 ①たぶん『日本一やさしい経営の教科書』。

 ②複雑な女心を「経営」の理論にまで昇華させることができる。

 ③「デキる男」「モテる男」として、一躍脚光を浴びるようになる。

◆恋愛 Hazard Analysis (危害分析)

 『 清潔感のない男はNG

   会話ができない男はNG

   マナーを守れない男はNG 』

 『 おいしい食品を売るには、その前提として「食中毒を起さない食品である」ということを
  消費者に理解してもらわなければならない。恋愛も同じで、女性に「僕はあやしいものでは
  ありません。問題児でもありません」ということを理解してもらわなければ、そもそも
  恋愛対象にすら入れてもらえないのである。』

◆動機づけ要因 長所を伸ばす!長所を作る!

 『 いくらダメなところを直しても、モテる人間、売れる商品にはならない。長所があって初めて
  「この人がいい」「この商品が欲しい」と思うのである。ダメなところを直したら、動機付け
  要因、つまり長所を伸ばすことに専念する必要がある。』

 『 むろん、すべての仕事を「やりがい」のあるものにできるわけではない。しかし、やりがいの
  ある仕事を発掘し、それを従業員に提供していくようにしている企業は伸びていく傾向がある。
  なぜなら、企業の結果は従業員が生み出すからである。従業員がよい成果を生み出せるように
  するには、従業員が「成果を出したい」と思える環境を作ることが必要なのだ。
   そのためには、最低ラインである「衛生要因」を満足させることだ。残業が多すぎないか、
  給料は安すぎないか、職場はキレイであるか。こういうことをある程度のレベルまでクリアする。
  その後は、動機付け要因を伸ばしていく。
   「仕事にやりがいがあるか」「職場の雰囲気は盛り上がっているか」「努力したら(結果が
  出なくても)褒めてほらえるか」「自分たちのアイデアが形となって実現しているか」』

★ブルーオーシャン戦略など、最新の経営理論が、恋愛シュミレーション(?)のクイズに答え
 ながら、楽しく学ぶことができます。

 これをきっかけに、興味を持った分野について、
 本を読み進めていくと、勉強のきっかけとなります。

本日は、この辺で。

投稿者 himico-blog