『「伝説の社員」になれ! 成功する5%になる秘密とセオリー』土井 英司(著)
出版社: 草思社 (2007/4/17) ISBN-10: 4794215851

目次

≪第1章≫
自分の値段は自分でつける!・あなたの「代金」は高いか
安いか・若かろうと平社員だろうと「経営者アタマ」で仕事する・年収
は「給料+授業料」として考える・「好きなことを仕事にする」の大ウソ
 ……他≪第2章≫
付加価値をつければ人生が変わる!・人生
はすべて「仕入れ」で決まる・飛躍とは、その仕事自体を変えてしまうこと
・5%の法則に当てはまる人材になる! ……他≪第3章≫

最強の自分マーケティング・複数のキャリアを組みあわせて「わらしべ長
者」になる・レバレッジが利く「一人」を探し出す・常識以上の「使え
る」ビジネスマナーを身につける・人から情報を引き出す質問力のつけ方
 ……他≪第4章≫「伝説の社員」になれ!・「一億円あった
ら?」という妄想は人生を映す鏡・紹介しやすい自分=「一言で言えるウ
リ」をつくる・自分をブランド化するお金の使い方 ……他

◆年収は「給料+授業料」として考える

 『 「自分は優秀だ」と自負している人。
   やる気があって志が高い人。
   身近なライバルが、気になってたまらない人。
   こんなタイプの人は、給料が高い企業にこだわるケースが多いようです。年収アップ
  すなわちキャリアアップという考え方です。
   しかし、金を求めて生き方を決めると、残念ながらせっかくの自分の価値はどんどん
  落ちていきます。なぜなら、アウトプットするのに精一杯で、能力の蓄積をする余裕が
  ないからです。』

 『 すべての職場は、授業料を払ってでも行きたい、興味深い人間の悲喜劇に満ちている場所
  なのです。』

◆どんなことでも九年続ければ成功する

 『 三十歳までは、自分を小さくまとめることをしないで、自分には何ができるのか、
  自分にはどんな才能があるのかをトコトン探そうと決めたのです。』

◆自腹を切れば切るほど、自分がトクをする

 『 若いうちは、予算を気にして小さくまとまるのではなく、自分の経験となるもの、
  血肉となるものにどんどん自腹を切るべきです。』

★新入社員の方に、ぴったりの1冊です。
 社会人のスタートで、このような考え方の、ひとかけらでも実行できれば、
 同期の仲間と、大きく差がつけられそうです。

 社会人となり、すでに十数年経っている、私にも、十分間に合いそうです(笑)。
 軽い読み口ですが、成功者の偏執狂っぽさが、少し感じられます。

 自腹を切って、自己投資だけは、人並み以上に、できていそうです。

本日は、この辺で。

投稿者 himico-blog