鈴木貴博(著)「会社のしくみは変えられますか?」

書評

 

 

鈴木貴博(著)「会社のしくみは変えられますか?」ダイヤモンド社です。447837497x

目次
1章 構造~あなたの会社の構造は崩壊していませんか?
2章 運命共同体~取引先とどのように舟へ乗りますか?
3章 価格~企業を変える「価格」は適正ですか?
4章 発注力~なぜあの会社は賢い買い方ができるのだろう?
5章 副作用~ITの副作用とその対策を知っていますか?
6章 つながり方~世の中とどうつながりますか?

◆大企業は小さな市場に追いやられている

「大企業であることは有利ですか?
構造が変わらないと良い経営ができないと
お悩みではないですか?」

◎コースの「取引コスト」理論

『企業や国家などの組織は「取引コストが下がる限りにおいて増大化していく」
特性があります。そして「取引コストが逆に上がり始める地点が組織の規模
の限界」になります。

◆ITが低い取引を可能にした
◎中小企業やベンチャーでも大企業と同じような低いコストを享受できるようになって
いきました。・・・

◆優秀な人材も流出してしまう

「つまり経営が苦しくなって希望退職者を募り始めると、自分に自信があって他社でも
十分に食べていけるような優秀な人材のほうが多く退職していってしまうため、
競争相手はますます強くなり、自分の会社はますます弱くなってしまうという・・・」

◆構造を変えるためのヒント

「このアウトソーシングという領域では、IT企業がアウトソーサーになる
ケースが多いというのが興味深い点です。・・・」

◆日本企業のアウトソースの実態

「・・・アウトソーシング分野では欧米と比較してこれまで日本は遅れていたのですが、
逆にこれから先の5年間でかなり成長する分野として注目されています。・・・」

◆資産回転率向上は運命共同体再構築のカギ

◆システムプロジェクトが遅れる最大の原因は

「・・・7割を超える原因は『要求定義にかかわる問題』、つまり何を発注しようと
したかについてきちんと定義されていなかったというところが原因となって遅れが
発生しています。・・・」

◆ITで業績を上げられているか

◆ホワイトカラーの「見えない化」に立ち向かうには

『日本人は現場力が強いから、多少見えない状況でもなんとか人間力で乗り越えようと
努力している。米国企業の取引先は日本企業よりも圧倒的・・・』

◆サーバント・リーダーシップという考え方

『リーダーが召使のようにして、部下に役立つことを意味します』

★丹羽会長(伊藤忠商事)推薦の帯があったので、迷わず購入しました(笑)。
中小企業向けではありませんね。

迷える大企業幹部向けの提言や現状分析といった趣きでしょうか。
残念ながら、私には、その理解の元となる、大企業の日常や現実を知らないので、
あまり、役立てられそうには、ありませんでした。

でも、こんな発想もあるのかという、ヒントにはなりそうです。

本日は、この辺で。