橋口寛(著)『パートナーシップ・マネジメント』

書評

橋口寛(著)『パートナーシップ・マネジメント』
ゴマブックス ; ISBN: 4777103757 ; (2006/04/10)

目次
 第1章 パートナーシップの時代が始まった
 第2章 「3つの変化」がパートナーシップを加速する
 第3章 パートナーシップ成功の「4つの条件」
 第4章 成功するパートナーシップの「5つのタイプ」
 第5章 私がパートナーシップに出合うまで
 第6章 パートナーシップ特別対談―板倉雄一郎氏を迎えて

◆なぜ今パートナーシップなのか?

 『我々は人間である。機械ではない。機械と人間の違いは、「心」をもつかどうかだ。
  成功はすべて、我々の「マインド」にかかっている。仕組みや制度ではない。
  仕組みや制度の変革は、最終的にそこで働く人々の「マインド」を変えるための
  手段でしかない。』

◆パートナーシップ成功のための「4つの条件」

 ①価値観と情報をしっかりと共有すること
 ②パートナーシップ・マインドをもつこと
 ③価値(アウトプット)に注力すること
 ④お金の話に正面から取り組むこと

◆パートナーシップを加速する3つの変化

 1、インフラ環境の変化
 2、意識の変化
 3、規制環境の変化

◆松井証券の松井道夫社長「この指止まれ方式」

 『「私はこういう価値観をもっています。私はこういう問題意識をもっています。
  こんな価値を社会に生み出したいと思っています。だから一緒にやりませんか?」
  というメッセージをインタネットを通じて発信するわけだ』

◆モチベーション
 
 『他者からの評価に代わって、我々のモチベーションとしての重要性を増していくのは、
  自らの評価、自己評価である。誰か他人にどう評価されるか、ではなく・・・』

◆日本版LLP制度とLLC制度

◆偏執的なまでに情報を共有する

◆《事例》ルールズバスターズ
   ~極小の人材で極大の利益を~

 『鮒谷周史氏は、13万部の発行部数を誇るビジネス系メールマガジン
  「平成・進化論。」
の発行者である。

  ルールズバスターズ社が機能する上で非常に大きな要素となっているのが、
  鮒谷氏・鈴木氏の双方がプロフェッショナルとしてそれぞれに自立した
  人材であること、そして月に一度のミーティングでも不安にならないで
  すむほどに相手に対して絶大な信頼を置いていることだろう。』

★日本版LLP制度とLLC制度について、その目的や役割が始めて、
 腑に落ちた1冊でした。

 また、
 USENの宇野社長でも感じた、新しいマネジメントにも通じる気がしました。

 著者ご自身も、私と同世代なのですが、
 従来型、ヒエラルキー組織から脱皮し、
 パートナーシップ組織へ成長されているので、
 そのエピソードが、思わず、”分かる分かる”といいたくなります。

 時代の変化を感じる1冊であり、
 読ませる文章なので、
 ぜひ、買ってください!本当に、面白かった。

本日は、この辺で。