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日経新聞今年もっとも感動した記事

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今日はネタ切れとういわけではないですが、
ちょっと会計から離れ日経新聞2004 年12月30日版28面からの紹介です。

内海みつ子さん、70歳の現役行商おばさんの記事です。
全文紹介したいのですが、長すぎるのと著作権の問題もあると思うので、
勝手に要約します。(入手可能な方は是非ご一読下さい)

宮城県の石巻でリヤカーを引き、お得意さんを一軒一軒訪問する商いを、56年続けて いらっしゃいます。 かつては30人いたのが、いまではたったひとりぼっちです。

今日30日も商いに出る。正月前の一番の稼ぎ時で、待っているお客さんがたくさんい るので、休んでなどいられない。 毎朝5時に起きて、魚市場にでかけ、長年のお付き合いの卸売りの方から競りとは別 口で分けてもらう。

仕入れた魚は、市場近くのの知合いの割烹の台所を借り、切り身にしたり、焼き上げ たりします。 (最近はこうしないと買ってくれない人が増えた。若い人がとくにそう。)

8時半から得意先回り、長年の顔なじみで、庭先や縁側で長話になってします。 (ついこの前生まれたと思った赤ん坊がもう幼稚園だとか。そんな話を聞くと、魚を 少しサービスしたりもしてしまう。)

とにかく体が丈夫、79歳の今まで大病を患ったことがない。今の商売の敵はカラス、 話に夢中になってもリヤカーには常に注意を忘れない。

戦後間もなく商売を始めた、当時商売仲間では23歳で最年少だった。結婚をし、子供 が生まれ忙しかったが、頑張って魚を売った。 飛ぶように売れ、商売は繁盛、家を一軒建てることができた。完成した家を見た時の 感激は、忘れられない。

その後、家族皆で店をやることを夢見た。しかし、スーパーの進出で売上は3分の一 に落ち込み結局店は持てずじまい。でも歩くのが好きだからいいんです。

昼過ぎに店じまい。売れ残りは家族といただく。家族は「もう仕事をやめてもいいん じゃないか」と言う。でもやめません。だってまだまだ自分の脚であるけるんだも の。

正月は20日くらいまでお休み。それでは、仕事納めの今日一日、一年を無事に過ごせ たことを感謝しつつ、お得意さまを回ってまいります。

以上、適当に抜粋。

う~ん、つらい記事が多い年の暮れに、何かほっとして、勇気をもらった気がしま す。 どんな勇気か?世の中まだまだ自分より頑張ってる偉大な人がいる。自分も内海さん のように努力し続けられたら、すごい伸びしろがあって、どこまで成功できるのか な、なんて思いませんか?

とりあえず会計的発想でこの記事のコメントを考えると。

〓お得意さんを大事にするだけでなく、仕入先を大事にしている。だから市場の別口 で買えたり、割烹を使わせてもらえたり。  企業で言うと、仕入コストが低かったり、仕入先からの納期が早かったり、品質が 高かったりということで、  仕入先からの協力で利益をあげさせてもらう発想。(木子社長のお考えです)

〓魚を化工して販売する。時代の流れに合わせ、常に変化している。顧客のニーズに 合わせて自社が変化せずに、売れないを言っても仕方ないですよね。

〓お得意先に継続的に販売する。企業経営の本には、鉄砲ではなく、弾を売れとあり ます。一度売ったらおしまいではなく、長くお付き合いできる商売が良いですね。   それと30日も営業している。これは思わず買いたくなりますよね。他社がやって ないことをやる、ニッチで売る、弱者の戦略。(ランチェスター経営 竹田先生)

〓『魚を少しサービスする』経理的には、売上値引きも商品サービスも、粗利益は変 わりません。ヘタをしたら事務処理・経理処理がめんどうだから値引きにしれくれと もなりかねませ  んが、神田先生の本によれば、値引きよりもおまけの方が、圧倒的に売上には結び つくそうです。良く見るテレビ通販などは、ほとんどこのオマケの攻勢です。

味気ない話は終わりにして、私もお得意様回りこそはできませんが、一年を無事に過 ごせたことを、私の仕事を助けてくれた全ての方々に感謝しつつ 仕事納めとさせて頂きます。(妻と3歳の娘の協力にも感謝しています。)

実は31日に学生時代の友達とお互い家族を連れ、手巻き寿司パーティを開こうと計画 しているので、内海さんからは是非、私が美味しいお魚を買いたいんですけど・・・ ・。

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