創業・起業したい人が、最初にお金を借りるのは公庫がおすすめ!

資金調達

起業したいけど、自己資金が足りない

公庫で創業融資があるらしいけど、難しいのかな?

資金調達コンサルって、要る、要らない?

 

そんな、創業・起業のタイミングで

どうやってお金を借りるかについての悩みにお答えします。

 

 

僕は、現在4社の会社を経営してます。

最初は、父親からITの会社をつぎ、

その後、3社の会社をゼロから立ち上げました。

 

 

その間に、公庫や、保証協会など、

沢山の借入や融資に成功してきたので、

その実体験をもとにお話しします。

 

 

目次

  • 急がば回れ、一番早いのは、積み立てた自己資金
  • 起業したい人が、最初にお金を借りるのは公庫の創業融資がおすすめ!
  • 公庫創業融資の準備
  • 公庫創業融資の流れ

・急がば回れ、一番早いのは、積み立てた自己資金

 

これから起業する人の相談、しかもお金の話を良く受けます。

そういう時に、最初に話すのが、

近くの信金で口座を開設して、積み立て預金をおすすめする。

 

こんなことを言うと、

身も蓋もないが、お金を借りるには、信用が第一です。

信用を勝ち取るには、自分がお金持ちであることが一番なんですが、

だったら、この記事をそもそも読まないと思います。

 

それで、

次に大事なのが、継続性です。

コツコツ、毎月お金を積み上げて、開業のための自己資金を200万貯めた、

この実績が評価されます。

 

ですから、起業までに時間がある人は、

今から、開業予定のエリアの信金で積み立て預金をしてください。

 

 

・創業・起業したい人が、最初にお金を借りるのは公庫の創業融資がおすすめ!

 

次に、まず最初に借りるべき場所です。

政策金融公庫、いわゆる「公庫」(国金ともいう)がおすすめします。

 

ここは

母体が国なので、金融機関のなかでは、ずば抜けてお金を貸してくれやすいです。

とはいっても、

誰にでも貸してくれるわけではありません。

ちゃんとした審査があって、通る人もいれば、通らない人もいます。

 

 

・公庫の創業融資の準備

ですが、

ちゃんとした事前準備をすると、通りやすくなります。

ここから、ざっくりとした融資の準備を説明します。

3点あります。詳細は、公庫のホームページで確認してください。

資料が、PDFやエクセルでダウンロードできます。

https://www.jfc.go.jp/n/finance/sougyou/riyou/sougyouji/

  • 創業計画書
  • 自分の経歴
  • 自己資金の証明

 

・事業計画とお金の使い道

まずは、何屋を始めるのか、カフェなのか、ラーメン屋なのか。

その上で、そのお店をどうやって作るのか、開業資金です。

さらに、自己資金で足りない部分を借りるわけですが、幾ら借りるのか?

最後に、これが一番重要で、どうやって返すのか。

 

これを、指定の紙に、表現・プレゼンテーションするわけです。

読んだら公庫の担当者が、

なるほど、これはしっかりしていて、上手くいきそうだ。

これならお金を貸しても、間違いなく返済されそうだと納得させる必要があります。

 

 

・自分の経歴

ここが、審査では重要なポイントになります。

転職のための面接でも同じだと思いますが、

過去のキャリアが今後の仕事にどう役立つか?です。

 

単純な話、ラーメン屋を開業する人が、ラーメン屋で10年修行してきました、

というのと、

ラーメンが好きで、営業の仕事のかたわら、3年間食べ歩きしてきたというのでは、

説得力が全然違いますよね。

 

公庫では、これを専門用語で「斯業(しぎょう)」経験と呼んでいます。

実際にこれから起業するビジネスと、これまでの経歴が一致している人は、

自信をもって丁寧にしっかりアピールしてください。

できれば、現場とマネジメントの両方やったなど書くと良いです。

 

このあたりを詳しく解説しているおすすめの動画があります。

元公庫職員のみつきさんです。

 

そうでない人は、なんとか、いままでの経歴が今回のビジネスに役立つ点を考えてください。

その上で、

足りないスキルは、コンサルタントから費用を払ってアドバイスを貰うなど、

カバーするアピールが役立つかも。

 

・自己資金の証明

 

最初に、言ったように、公庫の審査では、かなりここのポイントが高いです。

住宅のローンを組む際でも、購入資金の20〜25%の自己資金が必要とされていますが、

公庫の創業融資でも同じです。

 

まさか、自己資金がゼロで、全額フルローンで起業しようと、

甘く考えている人はいないと思います。

ただ、自分や家族がお金持ちの人ほど、持っている貯金からポンと、

自己資金を捻出してしまい、実は、これが要注意なんです。

 

公庫では、見せ金という言葉があります。

これは、たとえるなら、ドラマで出てくる偽物の札束です。

封をした100万円の札束が、最初1枚と最後の1枚だけ本物で、

中身は新聞紙という、例のアレです。

 

起業の自己資金を、一時的に親から借りて、

200万を振込みます。

その残高が記帳された通帳を、公庫の審査の時だけに見せて、

審査が終わったら、ソッコーで返済する。

こうした行為を、公庫では見せ金と呼んでいます。

 

実際に、そんなつもりがなくても、

親や祖父母から、ポンと、起業資金をだしてもらうと、

見せ金とみられます。

また、お金を貰うのでなく、借りると、これは返済する必要があるので、

自己資金とはみなされません。

 

以上の3点だけを気を付けるだけで、

だいぶ審査に通りやすくなる。

 

念のため、もう一個付け加えるならば、

個人の借金について。

 

これから、起業するのに、お金を借りようという人が、

あちこち借金をしていると、当然マイナスの評価となります。

さらには、お金を返していないとか、

クレジットカードを新しく作れなくなっている人、

審査ブラックの人は、当然、公庫の審査も通りません。

 

 

公庫に限らず、全ての金融機関は、

お金を個人事業主で借りる、

あるいは、会社・法人の代表として借りる場合、

審査の途中で、かならず、個人・代表者の信用情報を調べます。

 

そこで、信用情報に問題・傷がある人には、貸し出しをしません。

ですから、

将来、起業するつもりの人は、自分の信用情報を大事にしてください。

 

ちょっと、カードの支払いが遅れた、

最近だと、スマホの分割払いの支払いをしなかった、

こうした履歴が、全て、信用情報機関に登録されて、

一定期間は、マイナスの評価とされます。

 

 

ついでに、

あちこち借金をしている人は、できれば返済してから審査にのぞみましょう。

借金といっても、

住宅ローンや、車のローン、せいぜい教育ローンぐらいまではOKです。

 

カードローン、消費者金融などは、NGです。

大きな声ではいえませんが、親にお金を借りてでも、審査前に残高がないほうがよい。

 

 

・公庫の創業融資の流れ

 

  1. 資料を公庫HPからダウンロード
  2. 資料作成
  3. 郵送などで申し込み
  4. 面談
  5. 融資決定した場合は、郵送にて契約書
  6. 入金
  7. 返済スタート

 

だいたい、上記の流れとなります。

まずは、公庫HPから資料をダウンロードして、読み込んでください。

一人で作成するのが難しいようならば、

地元の商工組合に相談するのがおすすめです。

 

加入しなくても、相談できるかもしれないですし、

加入費用も12,000円〜15,000円程度だと思います。

融資を受けた初年度だけ加入して、退会することもできますから。

入ってみるのも良いです。

 

 

裏技1

商工会議所などに加入して、そこ経由のマル経融資(小規模事業者経営改善資金融資制度)を使うと、

若干、審査が有利という都市伝説がある。

 

商工会議所や商工会などの経営指導を受けている小規模事業者の商工業者が、経営改善に必要な資金を無担保・無保証人でご利用できる制度です。

 

 

逆に、

資金調達コンサルタントは、融資額の5〜10%の成功報酬や、

最低20万以上の定額報酬を取ったりします。

 

目先の資金が欲しくても、

これくらいの資料はしっかり自分で書いたほうが後に役立ちますし、

借りたお金は、あくまでも返さないといけないので、

その中から、手数料を払うのは、あとあと、大きな負担となります。

 

 

さきざき、事業が大きくなってから、資金調達コンサルや、

場合によって、事情再生コンサルに依頼することは否定しません。

しかし、

これから事業を始めようという人は、

これくらいの資料は自分で書けないと、お金を借りる資格はないと僕は思う。

 

 

まとめ

金融機関・公庫から信頼を得るには、

積み立てられた自己資金の実績が一番。

 

公庫の創業融資を受けるには、事前準備と資料の作りこみが大切。

融資の準備は、経営計画の作成が大事。

これまでのキャリアとこれからのビジネスの結びつきをしっかりアピールして、

事業の成功を、融資担当者に納得してもらう。

 

親から出資してもらったお金など、うっかり見せ金と勘違いされないようにする。

借金がある人は、なるべく返済したうえで、融資を申し込む。

やっぱり、経営計画を作るのが難しいという人は、

地元の商工会・商工組合などに相談すると良い。

年間2万円以下の費用です。

 

逆に、

最初から、資金調達コンサルに逃げない。

お金を借りるのは大事なことで、責任が伴う。

だから、

安易に手数料を払うことは、起業する人がやるべきでない。

 

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