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会計数値はジャンボジェットの計器と同じ!

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本日の1冊です。
丸山弘昭、野村正光著「儲けるためのザ・経営分析」中経出版、¥1500-です。
本書の使い方として、経理パーソンの場合、社長から業績検討資料の改良を指示されたが、どう改良すればよいかわからない、ケースが挙げられています。

◆会社にも健康診断が必要です。
 ◎経営の定期的かつ適切な診断を行ない、問題点を早期発見することが健全経営の第一歩となります。

◆倒産するのが当たり前の時代です。
 ◎倒産が物語る三つの「過剰」-雇用、生産設備、借入金 ⇒本業への回帰&スリム化
 ◎危機感欠乏症が命取りになる(どんばり勘定である、決算数字を粉飾する、数字にこだわらない社風、経営陣の数字力不足)

◆決算書で倒産の予兆もわかります
 ◎総資産営業利益率(ROA)、自己資本比率、流動比率

◆月次決算制度を確立しよう(決算書・会計数値は、ジャンボジェット機のコクピットのメーターと同じ。
 会社 全体  (管理)  ・・・発生主義を基本
   ↓
 部 門 別  (管理)
   ↓
 予   算  (管理)
 ◎経営活動の実態を数値で把握し、舵取りすることで安全なフライトが約束されるのです。

◆貸借対照表は右から左へと読み進めるとわかりやすい。
 ◎右側で資金の調達を知り、左側で資金の運用を知る
 ◎貸借対照表で重要な5つのチェック
  1)どれだけ資金を調達しているか
  2)どれだけ他人から借りているか
  3)会社の純資産(自己資本)はいくらか
  4)調達した資金をどのようなものに運用しているか
  5)過去の経営活動によってどれだけの利益(儲け)を蓄えたか

◆損益計算書は下から上に向かって読むとわかりやすい。
 ◎売上高を確認した後は5段階の利益を下からみていく。

◆資金の流れがわかるキャッシュフロー計算書
 ◎営業・投資・財務の三つの観点からキャッシュを洗いだす。
  1)健全経営の前提は、「営業キャッシュフロー」がプラス
  2)「投資キャッシュフロー」は企業維持と発展のカナメ
  3)「財務キャッシュフロー」は会社の資金繰りと株主還元を示す

◆経営分析を体系化しましょう
 ◎会社の経営力は、四つの「力」でみる
  1)利益の獲得力
  2)付加価値の総出力
  3)資金の運動力
  4)財務の安定力

◆経営者の成績は事業の利回りで決まります

◆変動費を利用した損益を調べます

◆売上が減少した場合の耐久力をもちます

◆一人当たり付加価値で人材の効率がわかります(社員一人がどのくらい価値を生産したかをみる)

◆人材生産性は給料の2倍以上を確保します

◆投下資本の回転期間をできるだけ短縮します

この本は、後半部分の人材生産性などを面白いと思って手にしたのですが、その辺の部分の説明ができずちょっと残念です。
他の本では、労働付加価値の話は難解すぎて、そのまま中小企業で取り入れるには、ちょっと・・・、という感じなので、
興味ある方は、是非本屋さんでお手にとって下さい。
但し、ランチェスターの竹田先生のお話では、経営の中心は「お客様作り」にあります。経理のウェート自体は経営全体からすると低く、
人事・総務となると驚くべき低いウェートです。
どうしても人事となると、人の問題なので注目しがちなのですが、この当りのお話しもまたご紹介したいと思います。

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