人材派遣会社「儲け」のルール

書評

『人材派遣会社「儲け」のルール―小が大に勝つ逆転のマーケティング ランチェスター経営実践書』濱川

博招(著)

出版社: ぱる出版 (2006/04)
ASIN: 4827202478

目次

 第1章 人材派遣業界の勢力地図
 第2章 人材派遣会社ESSの設立
 第3章 人材派遣業界の構造を分析する
 第4章 小が大に勝つランチェスターの戦略
 第5章 あらゆるパターンを想定し戦略を決定する
 第6章 ランチェスター戦略の実践
 第7章 売上を2倍にする営業

◆拡大成長を続ける市場規模

 『 世界初の人材派遣会社として1940年代に産声をあげたアメリカのマンパワー社は、1966年に
  100パーセント出資のマンパワー・ジャパン社を設立して、日本に人材派遣ビジネスを持ち込み
  ました。
   それから40年ほどが経過した現在、日本における人材派遣事業は売上高2兆3600億円、
  派遣労働者数236万人を数えるにいたっています。・・・』

◆人材派遣先進国、アメリカの現状

 『そのひとつが、雇用者に課されている規制の増大である。今日連邦政府の中小企業局によれば、
  労務管理上の規制、報告義務、税務申告に要する年間経費は、1名あたり5000ドルに達する。
  この数字は1995年当初の数字で、同年から今日までに、雇用関係の業務から生じる費用は1割以上
  増加したと推定される。
   正社員の変わりに派遣社員を使うことによってこれらの経費が節減され、その額と手間は
  正社員の給与より高い派遣料金を支払っても余りあるという。また多様化する人材の管理が、
  多くの経営者の仕事になることを防ぎ、本来業務に専念できるという効果も持つ。
   もうひとつの理由は、知識労働者の極度の専門性である。極度の専門性は大組織において
  その専門性ゆえに、少人数しか必要ない。専門家はそれぞれの専門でそれぞれの処遇を期待し
  要求する。それは従来型の人事制度になじむものではにあ。かられの多くはその会社の
  エクゼクティブになることは望まず、自分の専門性の向上を目指していることが多い。・・・』

◆人材派遣会社の大手と中小の差

◆小さな会社が生き残る方法

◆応募してくる人材をいかに派遣まで結びつけるか

 ◎契約締結の角度から見た問い合わせから派遣まで

★ランチェスター戦略から、ブルーオーシャン戦略まで用いて、
 人材派遣業における中小企業が、大企業にどうやって対抗していくかを、
 一緒に考えてくれています。

 どうのような業種業態でも、必ず、大企業対中小企業という、構図があります。
 もし、自分の業種業態でこういった本があれば、幸運ですが、
 なかなかぴったりの本は、ありません。

 そういう意味で、
 すべての中小経営者や、そこで働く方に、参考になりそうです。

本日は、この辺で。

編集後記

昨日から、挨拶まわりを始めました。

ただ、今日から、スタートという会社が多いようです。

都内の主要部を、数多くまわるには、体力勝負です。

結局、徒歩が一番早くて、効率的ですから(笑)。