ロジカル・シンキング

書評

『ロジカル・シンキング―論理的な思考と構成のスキル (Best solution)』照屋 華子・岡田 恵子(著)
出版社: 東洋経済新報社 (2001/04) ISBN-10: 4492531122

 『 実は、ここに相手に伝わらない最大の要因が潜んでいる。大事なことは「あなた」が
  言いたいことではない。「あなた」が大切だと思っていることでもない。それが、相手に
  とって、伝えられることが期待されている「メッセージ」になっているかどうかなのだ。』

◆相手に伝えるべきメッセージとは

 『 メッセージとは何か。メッセージとは、次の3つの要件を満たしているものだ。まず、
  そのコミュニケーションにおいて答えるべき課題(テーマ)が明快であること。第2に、
  その課題やテーマに対して必要な要素を満たした答えがあること。そして第3に、その
  コミュニケーションの後に、相手にどのように反応してもらいたいのか、つまり相手に
  期待する反応が明らかであることだ。』

◆話の重複は「私の頭の中は混乱中」のサイン

 『「理由は3つある」と前置きして始まった話を聞いてみると、どうもすっきり頭に入らない。
  中身をよく吟味してみると、表現や言葉遣いこそ違うものの、1つ目のポイントと3つ目の
  ポイントで言っている内容は同じではないか、と感じてしまうような場合だ。次第に聞き手
  の脳裏には「この程度の整理もきちんとすることなしに出された結論に、果たして信憑性が
  あるのだろうか、どこかに重大な判断ミスがあるのではないか」という猜疑心が芽生えて
  しまう。』

◆MECEとは?

 『 「ある事柄を重なりなく、しかも漏れのない部分の集合体として捉えること」を意味する。
  ちょうど、全体集合を漏れも重なりももない部分集合に分けて考える、集合の概念と言えば
  わかりやすいだろう。』

◆So What?/Why So?──話の飛びをなくす技術

 『 So What?とは、手持ちの情報や材料の中から「結局どういうことなのか?」を抽出する
  作業だ。言い換えれば、「よって」「したがって」「このように」の前に述べた情報や
  ネタの中から、自分が答えるべき課題に照らしたときに言える重要なエキスを抽出する作業
  のことだ。「よって」「したがって」「このように」の後にくる事柄は、前にある情報を
  So What?したものになる。』

◆論理とは?

 『論理とは、結論と根拠、もしくは結論とその方法という複数の要素が、結論を頂点に、
  縦方向には、So What?/Why So?の関係で階層をなし、また横方向にはMECEに関係づけ
  られたものである。』

◆論理の基本構造

 『・要件1 結論が課題(テーマ)の「答え」になっている。
  ・要件2 縦方向に結論を頂点としてSo What?/Why So?の関係が成り立つ。
  ・要件3 横方向に同一階層内の複数の要素がMECEな関係にある。』

★よくコミュニケーション下手とか、
 共感性が低い、だとか。

 自分を棚に上げ、他人の評価をくだしがちです。
 メンタル面での、アプローチは重要だと思います。

 でも、
 まずは、ロジカル面をきっちり、鍛えるのが先決かと。
 これを、学校で教わりたかったです。

 今からでも、
 遅くない。
 噛り付いてでも、石の上に、3年かかってでも、読みたい1冊です。

本日は、この辺で。

編集後記

少しづづ、空が高くなり、

雲が上へ上へ、となると。

富士山が良く見えます。

まだ、黒いです。

雪をかぶると、もっと、綺麗になりますね。