さあ、才能(じぶん)に目覚めよう マーカス バッキンガム

書評

マーカス バッキンガム『さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす』
日本経済新聞社 (2001/12)

目次
 第1部 強みを解剖する(強固な人生を築く強みを築く)
 第2部 強みの源泉を探る(強みを見つける34の強み)
 第3部 強みをビジネスに活かす(疑問を解く強みを活用する強みを土台にした企業を築く)

◆三つの革命ツール
 
 ◎「才能」と「経験によって身についた能力」を区別する

  『才能とは、無意識に繰り返される思考、感情、行動のパターンである。才能となるさまざまな
   資質。それは〈ストレングス・ファインダー〉で見つけてほしい。
  『知識とは、学習と経験によって知り得た真理と教訓である。』
  『技術とは、行動のための手段である。』

◆才能とは何か

 『繰り返し現れる思考、感情および行動パターンであり、何かを生み出す力を持つ資質』

◆なぜ才能は一人ひとり独自のものであり、永続的なものなかの

 『しかし、自らの永続的な独自性をなかなか信じようとしない人は存外多い。才能は実に簡単に
  手に入るものである。だから、みんなも私と同じように世界を見てるんじゃないのか、
  みんなもこのプロジェクトを立ち上げたいと思ってるんじゃないのか、みんなも衝突を避け、
  共通基盤を見つけたいと思っているんじゃないのか、今のまま進むと障害が待ち受けている
  ことぐらいだれだってわかっているんじゃないのか、などと誤った安心感を持ってしまうのだ。
  才能というものはあまりに身近にありすぎるので、あたかもそれが常識であるかのように
  思ってしまうのである。ほかの人々も自分と同じ意識を持っているものと信じたほうが、
  ある一定のレベルでは確かに安心なことではあるが。
   しかし、・・・』

◆ストレングス・ファインダーの使い方

◆34の強み

◆強みを土台にした企業を築く

 『第一のステップは、望ましい成果が得られたかどうか─旅の終着地─を正しく測定する
  基準を定める』

 『第二のステップは、個々の従業員のパフォーマンス採点表をつくる』

 『第三のステップは、従業員一人ひとりとその人の強みについて話し合う』

★これで、マーカス バッキンガム3部作が揃いました。
 これが、二番目ですね。
 話が首尾一貫しているので、分かりやすいです。
 とにかく、持って生まれた才能である強みに集中し、それを仕事に活かすことが、
 個人にとっても、組織にとっても、最高の結果をもたらすということです。

 今年学んだ、心理学的なエニアグラムともつながっています。
 私自身、人の違いを理解する、とりわけ、優劣ではなく性質の違いを見ることが、
 非常に苦手でした(今振返ると)。

 名選手が名監督になれないとよく言われますが、その辺の感覚に近いものがあるようです。
 つまり、自分の基準で、それに対する点数評価をするので、
 低いところや、できないところ、欠点・弱点ばかりに目がいくわけです。
 自分が持っていない、自分の基準にないものは、評価できないので、見えないというこです。

 あとは、どうやって、この考え方を、実務に活かしていくかです。
 最初は、中小企業向けではない本かと思い込み、避けていましたが、
 この考えは、組織の大小を問わず、むしろ個人にも役立ちます。

本日は、この辺で。