『新幹線ガール』徳渕 真利子(著)

書評

『新幹線ガール』徳渕 真利子(著)
出版社: メディアファクトリー (2007/03) ISBN-10: 4840117829

目次

第1章 東京~新大阪のお仕事
第2章 「パーサーになる!」
第3章 驚きの”パーサー心得”
第4章 ワゴンの裏側で
第5章 大好き!新幹線
第6章 フリーターから
第7章 売上げナンバーワン!

◆本日は9時03分から

『・・私が起床するのは出勤時刻の三時間前。今日は午前五時に起きました。1時間で身支度を
整えます。必ずすることは顔の運動。ほっぺたを引っぱったり口を大きく開けたり。顔の筋肉が
固まったままでは笑顔を作ることができないからです。
朝はあまり食欲がないので小食です。何も食べないと乗務中に乗り物酔いしてしまうので、
お気に入りの「バナナヨーグルト」にオリゴ糖をかけたものだけは食べることにしています。』

『 今日はまっすぐ家に帰ることにしたので、自宅に着いたのは十九時半。真っ先にすることは
入浴です。その後、母が作ってくれたごはんを食べます。シフトによって帰宅時間が二十時を
過ぎるときは、夕食は食べないことにしています。遅い時間に食べると、どうしても翌日胃に
もたれてしまい、万全の体調で乗務できなくなるからです。』

◆温かい、新幹線の思い出

『 先ほどからパーサーの代表みたいに語っていて恥ずかしいのですが、私がこの仕事を始めたのは
わずか二年前の2005年一月、私が二十一歳のときです。さすがに、こどものころから新幹線パーサー
を目指していたわけではありません。でも小さいころから新幹線に対する憧れは持っていました。
それは私の生い立ちに関係しているからもしれません。』

◆日焼け厳禁!

『「身だしなみがきちんとしていない人は、出勤しても乗務させません」という厳しい一言。』

『マイナスのイメージではなく、プラスのイメージでお客様に接すること。そうするといつも
楽しい気持ちでいられて、お客様に対して自然と温かい気持ちが湧いてくる。そういうパーサーに
ならなければいけないんです。』

◆徳渕流「接客のコツ」

◎もう一品お薦めする

◎実践の場で役に立つ「五A」

◎具体的な理想像を

◎「徳渕メモ」を利用

◎小銭の音が聞こえたら

◎お客様の立場になって

◎基本を守る難しさ

★この仕事を始めて、一年四ヶ月で、平均値の三倍の売上を上げ、ランキング一位となり、
天声人語の取材を受けて、この本がでたそうです。

わたしは、朝日新聞を読んでませんので、
日経新聞で知ったのか、どこかで、凄い売上をあげるパーサーの話を見て、
たまに、新幹線に乗ると、出会わないかとちょっと楽しみにしていました。

読んだあとの、爽快感がありました。
その年で、プロフェッショナルリズムを持ち、
キャリアまでしっかり描いている。

将来が、楽しみな23歳です。
接客業や、小売業の新人、マネージャーにお薦めです。

本日は、この辺で。