苫米地 英人 本 まとめ

書評

 

 

『心の操縦術 真実のリーダーとマインドオペレーション』苫米地 英人(著)

出版社: PHP研究所 (2007/1/25) ISBN-10: 4569659306

目次

第1章 真実のリーダー
第2章 リーダーの解決法
第3章 心の操縦術
第4章 「脳と心」のトレーニング
第5章 実践が全てを変える

◆真実のリーダーとは何か?

『 本書でいうリーダーとは、人の上に立ち、自主的に仕事を動かし、新しい日本を創ってゆく人を思ってください。
日本代表の司令塔であった中田英寿のような人をイメージして下さい。
彼がほかの選手と違うのは、フィールド全体を高い視点から俯瞰しているかのような動きをする、という点です。
三次元的に非常に高い視点を持っているのです。
それに加えて、時間的にも広い視野を持っています。
パスを出すにしても、空いている時間に他の選手を走らせて、そこでボールを受けとった選手の動きまでを
予測してパスを出す。時間的に先を読んでいるわけです。この能力にも優れています。
つまり、空間的にも時間的にも、見えている範囲が非常に広い。視点が非常に高い、ということです。
これはスポーツに限らず、優秀なリーダーならば備えている能力です。そして、ビジネスにおけるリーダーは、
優秀なスポーツ選手よりも見ている範囲が広くなければならないのです。』

『優秀なリーダーかどうかは、情報空間をいかに高い視点から俯瞰できるか、にかかっているのです。』

◆真実のリーダーと能力

『 組織で考えてみればわかりやすいでしょう。組織では、上司であれば上司であるほど多くの情報を持っており、
また決定権も大きい、そういうことです。
しかし、現実にはこんなにうまくいきません。組織の上にいけばいくほど決定権が大きくなることは、
組織である以上、決められたことです。ところが、その地位にふさわしい広さの情報空間にアクセスできるか
どうかは、個人の能力によるのです。せっかく広い情報空間にアクセスできる地位になったのに、それを
活かす能力がない人がいます。これは、周囲にとっては迷惑な話です。
リーダーとなってゆくためには、決定権に応じた広さの情報空間にアクセスできる能力を身につけなければ
なりません。』

◆リーダーが持つべき視点

『 視点を高くすると情報量は減ります。けれども、様々な状況に対処できるようになるのです。
別の言い方をすれば、リーダーは現場よりも持っている情報は少ない。現場にしかわからない情報がある。
けれども、高い視点を持っていればどんな現場にも対処できる、ということです。現場の人が経験したことのない、
あらたな事態への対処すら、できるわけです。』

◆知識は必要です。

『 リーダーは違います。リーダーは、課全体で通用するやり方、さらに昇進すれば部全体に通用するやり方、
さらに昇進すれば部全体に通用するより方、さらに社全体に通用するやり方で仕事ができなければなりません。
経団連に入るかもしれませんし、ダボス会議に入るかもしれないし、そういう高い地位についても通用する
ような見方・やり方を身につけておく必要があります。
そうでなければ、昇進したときに自分のやり方が通じない、ということになります。それどころか、状況が
把握できないということになってしまいます。
そうならないように、必要な知識とはどのおうなものなのでしょうか?
それは、認識するために必要な知識、ということになります。
知識がなければ認識ができません。』

◆米国流リーダー育成法

『 MBAの二年間で視点が高くなるような勉強をします。もちろん、そのあと企業に入ると数年の間は企業研修や
エリート教育を受けるわけですが、するともう四~五年目くらいで副社長級になってしまうことさえあります。
それでいいのです。経営に必要な認識能力は運用能力とは別物だからです。』

◆超並列脳になる

『 意識というのは気がつくことだと書きましたが、今気がついているところはひとつしかフォーカスを持てない
のです。無意識にすれば、心臓と肺が勝手に同時に動きます。
同時に二つのことをするのはすごく大変です。けれどもそれは、車の運転と同じで慣れです。何度もやっている
と、いつの間にかその作業が無意識化されるようになってくるのです。
無意識化された瞬間に、超並列脳に一気に変わります。
書類にしても、一行一行読むのではなくて、同時に全部上から下までをバーンと見るのです。すると、全体を
俯瞰しているので、一瞬でわかるのです。全部並列処理でやるのです。意識的に考えさせるのです。
そのためには、常に自分の脳をフル回転させるトレーニングをしなくてはなりません。』

★タイトルが、あまりこのブログには、相応しくないのですが、
内容は、なかなか、他に類を見ません。

中には、異性から好かれる方法とか、他人から操られない方法なども載っています。
なかなか、トレーニング方法は難しいのですが、
ゲシュタルト能力を開発し、情報空間を高い視点から俯瞰できるようになると、
マネジャーとしての問題解決能力は、一気に向上するように思います。

悪用厳禁ということでしょうが、面白そうなノウハウです。

本日は、この辺で。

 

 

 

 

 

『脳と心の洗い方~「なりたい自分」になれるプライミングの技術~ 』苫米地 英人

出版社: フォレスト出版 (2006/7/7) ASIN: 4894512327

目次
Prologue 「なりたい自分」に変わる危険で強力な技術とは?
1 あなたの思考パターンはオリジナルか?―本物の現実を見る方法
2 いたるところにある洗脳―本物の情報を見分ける方法
3 「なりたい自分」になるために知っておくべき四つのこと―「脳」「心」「身体」の仕組み
4 「なりたい自分」を現実化する方法―アンカーとトリガー
5 トマベチ流「なりたい自分」になれるトレーニングプログラム―絵の具とパレット
終章 現実世界から目覚めよう!

◆あなたの最大の洗脳者は「親」

『おそらく一番権力を持つ洗脳者は国家ですが、一番身近な洗脳者は自分の両親。
だから、「親を疑え」といってもいい。というといい教育に聞こえないかもしれないけど、
社会は価値観が変わることを忘れてはいけません。・・・』

◆あなたの思考パターンはオリジナルではない!

『自分がまず見ている世界を疑う。』

『成人が大人になってから無意識に下す判断のうちの八割九割が親のものまねだといわれています。』

◆日本人は訓練されている!

『 日本人は全員訓練されています。
漫画を見て、連ドラを見て、テレビを見て、バラエティを見ます。
きっと中国人が日本のバラエティを見ていてもつまらないでしょう。
でも、あれが日本人に面白いのはあれが「面白い、面白い、面白い・・・」と
訓練されているからです。それを単独で外国人が見ても何が面白いかわからないし、
「日本人ってバカなんじゃないの?」と思うはずです。
なぜ面白く思うのかというと、ずっと見続けているから。』

◆サブリミナルが効く!

★あまり、ストレートにお薦めできる内容ではありません。
原則は、自己催眠・自己暗示の方法論で、「なりたい自分」に生まれ変われるテクニックです。

ただ、
方法論が、かなり現実的なノウハウです。
わたしは、まだ実践していませんが、
これを実行すれば、本当にできそうな気はしました。

いろいろ気持ちはあるけど、実現しないという方は、まず本を読む価値はあるかもしれません。
とりあえず、

パレットを買いに行こうかと思います(笑)。

本日は、この辺で。

 

『夢をかなえる洗脳力』苫米地英人(著)

出版社: アスコム (2007/3/30) ISBN-10: 477620410X

目次

はじめに 最新脳科学があなたの夢をかなえる!
第1章 洗脳力とは何か
第2章 「成功へのブレーキ」の外し方
第3章 無意識をゴールへと突っ走らせる自己洗脳法
第4章 「本当の夢」と出会える超洗脳テクニック
第5章 IQを高めれば、さらに夢へと近づける
第6章 あなたの夢に向かって他人を動かす方法
終章 大きな夢が叶うとき—-幸せになるとはどういうことか

◆理想の自分と競争しても絶対に勝ち目はない

◆他者との関係がわかれば自分が見えてくる

『「自分とは単独で存在するものではなく、他者(他人)との関係によって存在するものである」』

◆「私は」と言っているうちは決して幸せになれない

『 ここで言った「抽象度を高める」「抽象度を上げる」という言葉は本書のキーワードの一つです。
このあとにも何度も出てきますし、くわしい説明もするつもりですが、ここでは最低限の説明だけして
おきましょう。
「抽象」の反対は「具体」です。具体的になればなるほど抽象度は下がりますし、抽象的になればなるほど
抽象度は上がります。たとえばこんな感じでイメージしてください。「犬」と「動物」と「生物」という
概念があったとします。「犬」は「動物」に含まれ、「動物」は「生物」に含まれます。この関係において、
「犬」は最も抽象度が低く、「生物」は最も抽象度が高いということになります。』

◆時間は未来から過去に向かって流れている

『 改めていいます。「時間は過去から未来へと流れているのではなく、未来から過去へと流れている」のです。』

『 現在だと思った「瞬間」、その「瞬間」は過去へと流れますが、あなた自身は、現在に留まっているわけです
から、その思った「瞬間」から見ると今のあなたは、未来にいることになります。現在の「瞬間」を、あなたの
五感や脳内情報処理が認識するには、わずかながらも時間がかかりますから、その意味では、あなたは常に
未来に生きていることにもなるわけです。
この感覚は一度理解できると意外なほど腑に落ちるものです。自分に向かって未来がどんどんやってきては
過去にへと消えていく感覚。あなたが過去から未来へと向かっているのではなく、未来のほうがあなたに向かって
流れてくる感覚です。そして、現在、起きたことが、どんどん過去になり、より過去に遠ざかっていくという
時間の流れの感覚です。』

◆あなたの現在の「選択」こそがベストである

『 ここではっきりさせておきたいことは、過去の選択を振り返って、「もしあのとき別の選択をしていたら」と
考えることはまったくナンセンスであり、その時点であなたがベストだと思ってした選択であれば絶対にそれが
ベストであり、それ以上にいい選択はない、ということです。』

◆「成功法則本」に共通する大きな欠陥

『 その欠陥とは、「人生の成功=競争に勝つこと」と定義している点です。さらに「競争に勝つこと=幸福に
なること」と定義しています。要は「競争に勝てば、成功を手にすることができ、成功が手に入れば幸せに
なれる」という、とても稚拙(ちせつ)な論理をなんお疑いもなく受け入れ、そしてこの論理を読者に当然の
ように植え付けているのです。』

★後半では、速読法や、パラレル思考法、
さらには、ダイエットや、禁煙の思考法まで、紹介されています。

ある意味、自己暗示といって良い方法ですが、
筆者は、「脱洗脳」とうい言葉を使われています。

先日、受けた講習のなかでも、一部の問題のある親の育児のなかで、
虐待というべき、洗脳があるというお話がありました。
わが身を、振り返っても、良くも悪くも親の影響を受けています。
また、
当然、テレビを中心とする、マスコミの影響を受けています。

そういった中で、資本主義の効率性も上がっていくので、
こうしたことを学ぶと、ちょっと、恐ろしい世の中と言う風に、見方が変わってきます。

本日は、この辺で。

編集後記

あいにく雨で、朝の散歩は、あきらめました。

ダイエットチャレンジもあるので、

昼食を抜いてみようと思います。

でも、

結局、何か、食べてしまいそうな気もします。

 

2020年3月21日追記

苫米地さんの本は、これ以外にも何冊も読みました。

その中でも、この「時間は未来から過去に向かって流れている」というくだりは、よく覚えています。

というのも、

僕が過去に聞いた教えは、

「他人と過去は代えられない。しかし、自分と未来は代えられる」という言葉だったからです。

 

苫米地さんが言う、未来が自分に向かってくる、という状態から考えると、

その時点でしっかり生きることで、

過去への自分の評価を書き換えることが可能になります。

 

と考えると、

「他人は代えられない。しかし、自分と未来と、過去(の評価)は代えられる」

ということになります。

 

この方が、なんだか、より自由な気がします。

 

『頭の回転が50倍速くなる脳の作り方~「クリティカルエイジ」を克服する加速勉強法~』苫米地英人(著)

出版社: フォレスト出版 (2007/6/21) ISBN-10: 4894512645

目次

Chapter 1 脳を鍛えても頭は良くならない!
Chapter 2 なぜ、大人になってから外国語を学ぶと上達が遅いか?
Chapter 3 ようこそダ・ヴィンチ・プログラムの世界へ
Chapter 4 あなたの能力を50倍にする基本ステップ
Chapter 5 どんな試験でも最速で合格する脳のつくり方
Chapter 6 最速で目標達成する「新しい脳」のつくり方
特別編   夢をかなえる「新しい脳」のつくり方

◆IQが高いということは?

『 実は、抽象度が高い思考ができるようになると、圧倒的にIQが上がります。
IQというのは、

「抽象度の高い空間に対して身体性を持って操作できるか」

という能力をいいます。』

『 その世界をまるで今、目の前にある世界のように手で触れ、舌で味わい、体で感じることができ、
さにら操作できるのがIQなのです。』

◆クリティカルエイジとは?

『 多くの人が勉強でもスポーツでもいいのですが、何らかの習得しようというときに、今まで経験して
きたことの延長線上で新しいことを習得しようとしてしまいます。
しかし、これが大きな間違いなのです。
これは生物が持っているクリティカルエイジという問題です。
クリティカルエイジとは、遺伝的に決まっているそれぞれの器官のそれぞれの機能の発達の年齢のことを
いいます。たとえば、言語であれば、8~13歳くらいまでに母国語としての言語の習得が止まってしまう
といわれています。』

◆クリティカルエイジは本当にあるか?

『「クリティカルエイジはあるが、クリティカルエイジは克服できる」』

◆「英語脳のつくり方」に見るクリティカルエイジ克服法

『 私が指導しているのは、外国語をネイティブ「並み」に上手になるための方法論ではなく、英語を
ネイティブスピーカーとして、つまり母国語として成人してから使えるようにするための方法論です。
ネイティブスピーカーという言葉は曖昧な言葉ですが、簡単にいうと、

「文法ルールなどを暗記することなく、自然にある言語を習得した人たち」

のことをいいます。
私たちが日本語を文法ルールを学ばすに学んだのと同様です。

では、どうすればいいか?』

◆日本語脳の上に英語の脳はつくれない!

◆加速学習をマスターするためのコツ

『 抽象度を上げることができると、圧倒的にIQが上がり、新しい言語が自由自在に学べるようになるし、
新しい技能、新しい学習があっという間にできるようになるという効果があります。』

◆IQの高い子供を育てるのも簡単!

『 この章の最後にIQの高い子供を育てるとっておきの方法を紹介します。
娘をハーバードとスタンフォードの両方に合格させたアメリカ人の友人がいます。彼は、UCバークレー
出身のもともと反権威的な人で子供の受験といったことに反対するタイプです。
でも、そんな彼の娘が名門大学に入ったと聞いたので彼に「どういう教育をしたの?」と質問したことが
あります。そのときの彼の答えは、

「とにかく子供には小さい頃から、物事のカラクリを説明させてたんだ。何でもいいけどね。信号で止まると、
【何で車は信号で止まらなきゃならないんですか】っていう質問をする。そうすると、子供が一生懸命説明する。
とにかく世の中に対して説明をいつもさせてたんだ」

と教えてくれた。

まさに、説明するという行為をさせることで抽象度の高い世界をつくるという訓練をさせていたんです。
抽象度の高い世界がつくれれば、IQが上がるというのは本書でも再三述べてきたとおりです。』

★批評が多い本です。それも、かなり、厳しいですね。
ボリューム自体は、確かに少ないですが。

内容は、濃い、というか、ピンとくるところは、けっこうありました。

神田さんのCDセミナーで、聞きまして、
非常に、興味を持ち、
著者の本を全てという、大人買い(?)で、昨日に続き読んでいます。

世界観が深いので、
もしかすると、ある一定の著書をシリーズで読まないと、
理解できない、予感はします。

もしかすると、
読んでも分からないところが多い?

本日は、この辺で。

編集後記

めずらしく、寝坊しました。

と言っても、五時半なので、会社は遅れませんが。

朝の、

散歩ができませんでした。