『図解 よくわかる 日本版SOX法 』萩原 睦幸 (著)

書評 経理本

『図解 よくわかる 日本版SOX法 』萩原 睦幸 (著)
出版社: 日本実業出版社 (2006/8/3) ASIN: 4534041055

目次

0章 企業不祥事はなぜ起きるのか?
1章 なぜ日本版SOX法は必要か
2章 日本版SOX法と米国SOX法・会社法との関係
3章 日本版SOX法のすべて
4章 日本版SOX法における内部統制の仕組みづくり
5章 事例に学ぶ日本版SOX法
6章 ITと日本版SOX法

『・・これはわが国の国民性も影響している。もともと性善説を基本に、「なあなあ」の関係で
お互いの取引が成り立っていた。しかし、近年の不祥事でその不合理性が露呈し、人間はもともと
悪さをする、という性悪説に立って仕組みを構築する必要が出てきたのだ。・・・』

『 また、いくら仕組みを構築しても社員にそれらを遵守する意識が薄ければ、結局は不祥事など
防げない。つまり内部統制の仕組みの構築とともに、いかにして社員の意識を高めるかも
併せて考える必要があるのだ。』

◆ライブドア事件はなぜ起きたのか

◎問われる会計事務所の公平性

『そもそも当の企業から高額な報酬を得て監査をしている構造自体が会計事務所の公平性を
欠く原因の一つである。』

『・・またこの事件の背景には、監査業界の収益性の低迷も絡んでいる。もともと監査は
作業時間を基礎に監査報酬を精算し請求するケースが一般的である。しかし、このやり方では
報酬の飛躍的な向上は望めないことから、より付加価値の高いコンサルティングに進出する
ところが増えつつある。そのようなことから、最近は監査とコンサルティングとが一つの
事務所に共存するところもあり、監査業務そのものの独立性や責任感が薄れていることも
指摘されている。・・』

◆企業不祥事のメカニズム

◎不正はあって当たり前

『サラリーマンが、会社の経費をごまかす不祥事も跡を絶たない。実際には使ってもいない経費を
会社に請求し、まんまと自分の小遣いにする手口だ。よく問題になる「カラ出張」などが、
その代表的なものである。・・』

◆今の時代だからこそ内部統制が必要

『今の時代は従業員の会社に対する帰属意識はあまり期待できない。日常業務が整然と行なわれる
ようにするためには、ルールを文書化した、いわゆる「システム」で押さえるのが効果的である。
実はこのシステムが内部統制のベースになり、従業員の求心力を高めるツールにもなるわけだ。』

★【図解】なので、始めの1冊として、小一時間で目が通せるので、お手頃です。

また、どうしても、嫌だけど、SOX法対策をやらなくてはならないお立場の方、

本当かどうかは分かりませんが、
できることから、簡単に勧めることを本書では提案していますので、
少しは、気が楽になる効果もありそうです(笑)。

本日は、この辺で。

 

 

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