『住宅ローンはこうして借りなさい 【新版】』深田 晶恵

書評

 

『住宅ローンはこうして借りなさい 【新版】』深田 晶恵(著)
出版社: ダイヤモンド社; 新版版 (2006/3/10) ISBN-10: 4478620687

目次

第1章 住宅ローンカラクリ編 誰も教えてくれない住宅ローンのカラクリ
第2章 自分で立てる資金計画編 資金計画を立てる前に、ここをチェック!
第3章 自分で立てる資金計画・実践&チェック編 プランを作ったらセルフチェック!
第4章 住宅ローンの最新情報編 あなたに合った住宅ローンはこれだ!
第5章 ローン選びのケーススタディ編 6つのケーススタディと3つのツボで
第6章 契約前のチェック編 知っておくとトクをするツボが満載!
第7章 繰り上げ返済編 ローンは組みっぱなしではいけない!
第8章 住宅ローン見直し編 数千万円借りてしまった人も大丈夫!
巻末付録 失敗しないローン選びはここから始めよう!

◆住宅ローンは自分で選ぼう

『 2003年に本書を最初に上梓してから、読者や相談者からいただいた言葉です。
買いたい物件が見つかり、売買契約を目前に控え、気持ちがわくわくする一方で
多額のローンに対する不安が心の隅につきまとう。不安を感じる原因がわからないから、
どうすべきなのか見えてこない。そんなときにこの本を読んで、住宅ローンのリスクに
どう向き合えばいいかわかって安心した・・・・このような感想をたくさんの方から
いただきました。中には「この本を読まなかったら我が家の家計は破綻していたかも
しれない」という方もいらっしゃいました。
実は、執筆中何度か「読者は、リスクを知りたいのだろうか。あまりリスクを並べると、
マイホーム購入という楽しいイベントに水を差すことになるのでは」と心配になったこと
があります。
そういうときは、「私の目標は、読者が自分でリスクコントロールしたプランを立てられる
ようになること」と呪文のようにつぶやきながら、執筆作業を進めました。ですから、
冒頭の言葉はとてもうれしい感想ですし、新版を出す励みにもなりました。』

◆自分に合った返済額を知ろう

『 私は、住宅ローンを組むとき一番大切なことは、「安心できるプラン」にすることだと
思っています。安心できるプラン作りのポイントは2つだけ。ひとつは、自分の生活に
合った返済額と借入額の設定をすること。返済額が年収に対して25%以内なら安心など
といった一般論をアテにしてはいけません(数字に根拠がありません。誰が最初に言い出した
のでしょう)。・・・』

『 もうひとつのポイントは、借りた後のリスクをできるだけ排除すること。「最悪のシナリオ」
に基づいて、リスクを想定します。途中で返済額が変わるローンなら、金利が4%以上になって
返済額の増加に耐えられるだろうか、収入減に陥ったとき、すぐに働きに出られる家族はいる
だろうか、どうしても売却しなくてはいけないとき、ローンは残らないだろうか・・・
といった具合です。』

◆「売り手発信の情報」をうのみにしてはいけない

◎金利上昇と同時の給料アップはない

『 0・98%とか1%といった「超低金利ローン」を利用した資金プランを勧める営業マンは
まだたくさんいます。超低金利ローンが持つリスクについては32ページで詳しく説明します
が、このローンは当初数年間だけ金利を固定するタイプのもの。「固定期間が終了したとき、
金利が上がっているとどうなるのですか?」という顧客の質問に対して、ほとんどの営業マンは
判で押したように「金利が上がると給料も上がるので心配はないですよ」と答えるようです。
「金利上昇=好景気、よって給料が上がる」という教科書的な考えに基づいているのかも
しれませんが、・・・』

◆借金の法則「まずは利息から返済」を覚えておこう!

◆変動金利型で借りるなら
「未払い利息」のリスクを知りなさい!

◆もし転勤になっても、家を貸して賃料をローン返済に充てればいいってホント?

『 ほとんどの方が「家賃収入=ローンの返済額でトントン」と考えているため、落とし穴に
はまります。購入後の居住費には、ローンの返済以外に固定資産税や管理費・修繕積立金などが
発生します。・・・』

◆自分のプランは自分で立てる。
家賃並みの返済額で借りてはいけない!

『 第一に、業者の立てた資金計画でそのままローンを組んではいけません。彼らのプランは、
税込み年収など表面的な情報だけで立てられたもの。そのようなプランが個々の生活設計に
マッチしたものであるはずがありません。同じ年収でも生活スタイルやお金のかけどころは
それぞれ異なるわけですから』

◆無理なく購入できる物件価格は
こうやって計算しよう

◆家計簿はつけなくても大丈夫。
購入直後の家計予測をしてみよう!

◎ポイントは「年間ベース」で考えること

◆「キャッシュフロー表」を使って、
購入後の家計を予測しよう

◆60歳時のローン残高がいくらになるか、借りる前に知っておこう!

◆金利は低いけれど
融資手数料が高いローンはおトク?

★米国発のサブプライム・ローンの問題が、尾を引いています。
ただ、日本でも、経済に与えるインパクトは小さくとも、
こうしたローンの問題が起きる可能性があると思います。

マンションの販売業者からのDMには、優遇金利キャンペーンだとか、
あるいは資金計画上、当初2年間固定金利での提案書だったり、
だましてまでとはいいませんが、無理な資金計画でも銀行の融資さえ
通れば、売り抜けようという筋書きを感じます。

もし、そういった知識や、心配をしていない人が、
業者の言われるまま、マンションの購入を行い、
固定金利があけると、米国のように、返済不能になる人が、
数多くでてくると思います。

ましてや、それをきっかけに、不動産相場が下がることになると、
景気うんぬんよりも、その人とその家族の人生は、悲惨なことになりかねません。
この本では、さまざまリスクについて説明しているので、
勢いで購入するのではなく、こうした知識を身につけると、役立つと思います。

不動産購入を検討する可能性のある、全ての方に、安心してお薦めです。

本日は、この辺で。

 

 

編集後記

今朝、職場でじゃんけんをする機会がありました。

いつも、かなり真剣に勝ちたいと、本気臨んでいます。

でも、

負けました。

しかも、全体で、ビリでした。

口惜しいです。

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