『ブルー・オーシャン戦略 競争のない世界を創造する』

書評

『ブルー・オーシャン戦略 競争のない世界を創造する』W・チャン・キム (著), レネ・モボルニュ (著),

有賀 裕子 (翻訳)
出版社: ランダムハウス講談社 (2005/6/21) ASIN: 4270000708

目次

 第1部 ブルー・オーシャン戦略とは
     (ブルー・オーシャンを生み出す分析のためのツールとフレームワーク)
 第2部 ブルー・オーシャン戦略を策定する
     (市場の境界を引き直す細かい数字は忘れ、森を見る新たな需要を掘り起こす正しい順序で戦略

を考える)
 第3部 ブルー・オーシャン戦略を実行する
     (組織面のハードルを乗り越える実行を見すえて戦略を立てる結び:ブルー・オーシャン戦略の

持続と刷新)

◆ブルー・オーシャンを生み出す

 『レッド・オーシャンは今日の産業すべてを表す。つまり、既知の市場空間である。
  かたやブルー・オーシャンとは、いまはまだ生まれていない市場、未知の市場空間すべてを
  さす。』

◆ブルー・オーシャン戦略の6原則

 ◎策定の原則
   
   『市場の協会を引き直す。細かい数字は忘れ、森を見る。
    新たな需要を掘り起こす。正しい順序で戦略を考える。』

 ◎実行の原則

   『組織面のハードルを乗り越える。
    実行を見すえて戦略を立てる。』

◆四つのアクション

 『買い手に提供する価値を見直して、新しい価値曲線を描くために、筆者たちは四つのアクション
  という手法を編み出した。』

  ●減らす

  ●付け加える

  ●増やす

  ●取り除く

◆代替産業に学ぶ

 『 視野を広げて考えると、企業は同業他社だけでなく、代替財や代替サービスを提供する企業とも
  競争しているといえる。ここでの代替財とは、単なる代用品ではなく、より幅広い概念である。
  代用品は、同じ役割を果たす、あるいは同じ効用を持つものだが、代替財は、機能や形状は
  異なるが、同じ目的のために使う製品やサービスをさす。
   個人資産を管理するという例では、資産管理ソフトウェアを購入する。会計士や税理士を雇う、
  鉛筆と紙を使って自分で作業する、といった方法があるだろう。これらの方法はお互いの代替と
  なりうる。形態こそ異なるが、資産管理を助けるという同じ役割を果たすのだ。』

★『小さい会社の負けない発想』で、この本が紹介されていて、一年遅れ以上ですが、読んでみました。

 なるほど、勉強になる本です。要、再読です。

 一見すると、新しいイノベーションの本ですが、
 その方法論や、考え方のノウハウは、単に業務改善レベルでも役立ちそうです。

 ごつい、タイトルに名前負けして、食わず嫌いの本でしたが、

 
 もっと早くに、読んでおけば良かった、というのが率直な感想です。

本日は、この辺で。